執筆陣
自分だけの高密度劇場!省スペースを実現しながら音は妥協しないスマートな組合せ。エアパルス「SM200」+イヤーメン「Tradutto」「CH-AMP」
往年のオーディオ・コンポーネントの考え方は、自分の気に入ったコンポを買い揃える“組合せの妙”にあった。すなわちプレーヤー/アンプ/スピーカーは個別に用意するのが当たり前だったが、現代のオーディオは少し様子が異なるようだ。というのも、デスクトップオーディオが市民権を得始め、省スペースでいい音が実現できる土壌が整いつつあるのだ。そこで主役になるのは、コンパクトなサイズのネットワーク機能付きDAC内蔵プリアンプとか、パワーアンプ内蔵アクティブスピーカーである。
オーディオ機器のサイズは、一般に横幅430mm前後の、いわゆるフルサイズコンポが今も主流である。また、かつて日本の家庭用オーディオ市場...
執筆陣
電源が強力なプリアンプ。アクティブスピーカーとの接続も魅力だ EARMEN「CH-AMP」
「より多くの人に、手軽に良質なサウンドを楽しんで欲しい」。そんな思いを抱いて発足したオーディオブランドEARMEN(イヤーメン)。ヘッドオフィスは北米・シカゴ市の北郊ウィネトカ。セルビアの高級オーディオメーカー、Auris Audioのサポートを受けつつ、品質管理を徹底させるため、設計、製造は基本、欧州で行なっているという。
同社の製品の特徴は、シンプルに、いい音を追求していること。すでに高い評価を得ているDACシステム、TRADUTTO(トラデュット)を見ても、横幅15cmの小さな筐体はフルブロック・アルミの削り出しで、実際に手にとっても精密機器に通じる凝縮感がなんとも頼もしい。
D/...
執筆陣
テレビとの組合せにも最適な一体型Bluetoothスピーカーの本格派 AIRPULSE【ネット動画を高音質で楽しむ】
いまから約17年前、香港の地で産声を上げたスピーカーブランド・エアパルス。開発チームを牽引するのは、伝説の名スピーカー・アコースティック・エナジーAE-1を手がけたフィル・ジョーンズ氏だ。1954年、英国ロンドン生まれ。みずからベーシストとして活動しつつ、スピーカーエンジニアとしての経験を重ね、1987年にアコースティック・エナジーを設立、AE-1を開発している。
AE-1はザ・ビートルズ、ピンク・フロイドなどのビッグネームが重用したアビー・ロード・スタジオに、ニアフィールドのモニタースピーカーとして導入された小型2ウェイシステムで、当時、世界のオーディオファンから羨望のまなざしが注がれ...