執筆陣
これぞリファレンスサウンド!ベンチマークの衝撃的な音を奏でる5製品を一斉試聴
今回、アメリカのオーディオブランドであるBenchmark Media Systems(ベンチマーク・メディア・システム)の製品を一斉に試聴する機会に恵まれたが、筆者の考えるリファレンスサウンド像に見事に合致し、大いに感心してしまった。
試聴したのは、D/AコンバーターのDAC3 BとDAC3 HGC、ヘッドホンアンプ/プリアンプのHPA4、プリアンプLA4、そしてパワーアンプAHB2の5機種である。
結論から先に述べると、共通していたのは、スピーカー環境およびヘッドホン環境のどちらでもソース音源に対して徹底的に正しい解釈を志向するサウンドであること。まさに社名通り「指標」となるような音...
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超弩級オールホーン型スピーカー、エアーパルス3.1設計者の最新小型機 『A80』【Stereo Sound・SOUND SCOPE】
フィル・ジョーンズ氏によるハイレゾ対応アクティヴスピーカー、A80が登場した。彼の名前とブランドで、ピンとくる本誌読者も多いのではないだろうか? そう、伝説的なアコースティックエナジーAE1の設計者にしてステレオサウンドの表紙を飾った巨大なホーン型スピーカー、Air Pulse 3.1を造りあげた、サウンドデザイナーのフィル・ジョーンズ氏だ。ベース奏者としても知られる彼は、PJB(フィル・ジョーンズ・ベース)というベースアンプ群を展開して楽器業界でも成功を収めている。もちろん、オーディオの世界を忘れたわけではなく、自身が得意とする小型モニタースピーカー中心に開発を続けてきた。
ここで紹介...
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SPL、「120Vテクノロジー」対応のステレオD/Aコンバーター「Mercury」を6月中旬に発売
エレクトリは、SPLの業務用D/Aコンバーター「Mercury」を、6月中旬に発売する。価格は¥340,000(税別)。カラーリングで、ブラック、オールブラック、レッドの3色をラインナップする。
Mercuryは、製品を120Vで駆動することで、ダイナミックレンジの拡大や、S/N、歪率の抑制に効果のあるSPL社オリジナルの「120Vテクノロジー」に対応したステレオD/Aコンバーター。
DACチップにはAKMの「AK4490-Velvet Sound」を搭載し、PCMは768kHz/32bit、DSD信号はDSD256に対応する。
接続端子は、AES/EBU×2、光デジタル×2、同軸×2、...
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アクシスが、MSB Technology製D/Aコンバーター「Discrete DAC Plus」の輸入をスタートする。アップグレード・パワーサプライ「Premier PowerBase」を搭載し、音質をさらに向上
アクシスは、アメリカMSB TechnologyのDiscrete DACの新モデル「Discrete DAC Plus」について、近日輸入をスタートすると発表した。価格は¥2,450,000(税別)。
Discrete DAC Plusは、標準モデル「Discrete DAC」の付属電源であるデスクトップ・パワーサプライの代わりに、アップグレード・パワーサプライ「Premier PowerBase」(プレミア・パワーベース)を組み合わせたスペシャルモデルだ。
Premier PowerBaseは、Discrete DAC本体と同サイズのアルミブロック削り出しシャーシに、強力かつ低ノイズ...
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SOUND WARRIORから、厚さわずか30mmのスマートなCDプレーヤー「SWL-CA1」が12 月 25 日に発売決定。真空管アンプやスピーカーとセットにした「SWL-A1SET2」も同時発売される
城下工業は、同社のオーディオブランドSOUND WARRIORシリーズの新製品として、CDプレーヤー「SWL-CA1」を12月25日に発売する。価格は¥65,000(税別)。
SWL-CA1は同意ブランドの真空管アンプ「SWL-AA1」にデザインやサイズを最適化したモデルで、A4サイズの本体にスロットイン方式のCDメカニズムを搭載している。高さ約30mmというコンパクトなサイズの中に、CDプレーヤーとして必要かつ充分な機能を実装しているのが特長だ。
なお今回、SWL-CA1とSWL-AA1、さらにスピーカーの「SWL-SA1」をセットにしたオーディオシステム「SWL-A1SET2」も同時...
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アクシスがAyreのUSB DAC「QB-9」のアップグレードサービスを開始。「QB-9 Twenty」は、DSD 11.2MHzやリニアPCM384kHz信号にも対応を果たす
アクシスでは、Ayre(エアー)のUSB DAC「QB-9」を「QB-9 Twenty」にアップグレードするサービスをスタートする。今回のアップグレードは、従来のすべてのバージョンのQB-9を対象とし、主要サーキットの全面交換を行なうものとなる。
機能面での進化点は、デジタルセクションへの新しいデバイスの投入等によりDSD 256(11.2MHz)とリニアPCM 384kHzまで対応サンプルレートを拡張。さらにアナログセクションにおいては、最新のAyre“Twentyテクノロジー”によるオーディオ回路と電源回路のグレードアップが行なわれ、超高音質化が図られている。
「QB-9 Twent...