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【麻倉怜士のCES2019レポート6】ソニーが、8K液晶テレビ「MASTER Series Z9G」シリーズを展示。このアップコンバートは超絶的だ!
ソニーはCES2019で、8Kテレビ「Z9G」を発表。有機ELではなく液晶だ。98/85型で展開する。注目すべきポイントは、①大画面での8K展開、②HDRをさらにインプレッシブにする白ピークの伸び、③8Kへのアップコンバート技術だ。
詳しくは近日公開予定の、長尾和芳・ソニービジュアルプロダクツ企画マーケティング部門
部門長のインタビュー記事を参照いただきたいが、私的に、ひじょうに注目したのが、③のアップコンバートだ。
昨秋のIFAのインタビューで、高木一郎・ソニービジュアルプロダクツ/ソニービデオ&サウンドプロダクツ社長が、こう言っていたからだ。「まだ8Kは早いです。現実には4Kが中心で...
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【麻倉怜士のCES2019レポート5】パナソニックの最新4K有機ELテレビは、格段の進化を遂げていた。筒井俊治 テレビ事業部長が語る、画質のためにやりたかったこと
麻倉怜士さんのCESレポート恒例、メーカー直撃インタビューをお届けする。2019年の第一弾に登場いただくのは、パナソニックの筒井俊治 テレビ事業部長。同社はCES2019のブースでは、自動運転時代を見据えた様々な通信ソリューションや、映像・音響技術を活かしたエンタテインメント体験などを展示している。そしてオーディオビジュアル関連では、4K有機ELテレビ「GZ2000」シリーズの画質が話題を集めている。まずはそのGZ2000がテーマとなった。(編集部)
関連記事 【麻倉怜士のCES2018レポート08】
パナソニックの有機ELテレビの画質がさらに向上! テレビ事業部・筒井事業部長を直撃した...
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【麻倉怜士のCES2019レポート4】ソニー、3Dオーディオフォーマット「360 Reality Audio」を提案。全天球でのイマーシブサラウンド音響が魅力的
ソニーがイマーシブ(3D)サラウンドに独自規格で名乗りを上げた。「360 Reality Audio」だ。
ソニーは2010年以降の、オーディオシーンをリードしてきたという自負がある。2013年にハイレゾ宣言をして、2チャンネルでの高音質化を推進してきたソニーが、ハイレゾの次に訴えるのが、イマーシブサラウンドだ。
ソニー専務・ソニービデオ&サウンドプロダクツ社長の高木一郎氏はこう語る。
「ソニーのオーディオは360 Reality Audioに注力したい。2013年以降、プレミアムオーディオの領域を広げるために、ハイレゾをプロモートしてきましたが、今後は同時に並行して、“音場”という新し...
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【麻倉怜士のCES2019レポート3】パナソニック新有機ELテレビ、TX-65GZ2000の画質改善は大胆だ。輝度向上と白部階調再現の改善、「AI HDRリマスター」「Dolby Vision」などを満載
パナソニックのプレス・カンファレンスでは、単に「GZ2000」というモデルナンバーがプレゼンされただけの、パナソニックの4K有機ELの新製品。MGMグランドホテルのパナソニックスウィートで、現行のTX-65FZ1000とTX-65GZ2000を比較したところ、特に高輝度部のグラデーション部と精細感にたいへん大きな違いがあることが分かった。
テレビ事業部長の筒井俊治氏へのインタビューが別記事にあるが(明日公開予定)、そこで述べられているように、①有機ELパネルのモジュールユニット購入ではなく、オープンセル方式で有機EL部だけ購入し、周辺回路、T-Con(タイミング・コントローラー)、熱対策...
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【麻倉怜士のCES2019レポート02】中国の大手テレビメーカー、ハイセンスのレーザーテレビは、着実に画質が向上
CES会場では新しいディスプレイ技術がいくつも紹介されているが、以前から技術としては存在するも、あまり顧みられていないアイテムに徹底的にこだわり、推進しているのが中国の大手テレビメーカー、ハイセンス。
「テレビメーカーとして中国でナンバーワン、世界規模でも4位」(1月7日に開催されたプレスカンファレンスでの発言)という。今回の目玉はレーザー光をDLPで変調してスクリーンに投写する「レーザーテレビ」だ。
レーザー光をDLPデバイスで変調し、その光を超短焦点レンズにて、スクリーンの至近距離から上方に投映するという仕組だ。2014年からCES出展を始め、当初は解像度が2Kだったのを4Kに高め、...
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【麻倉怜士のCES2019レポート01】世界最大級の国際家電見本市、今年もいよいよスタート。8Kテレビ&放送や5Gの話題を麻倉さんがお届けします!
今年も現地時間1月8日〜11日の4日間、アメリカ・ラスベガスで「CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショウ)2019」が開催される。それに先駆けて、記者会見や基調講演がスタート、既に各社から力の入った製品や技術の発表が行なわれている。StereoSound ONLINEでは、今年もCES2019リポートをお届けする。リポーターはもちろん、麻倉怜士さんだ。(編集部)
麻倉怜士がCES2019のみどころを大指南!
正月はCESで明ける。1月7日、オープニング1日前の恒例のプレス・カンファレンスデイ。LGエレクトロニクス、パナソニック、サムスンエレクトロニクス、ハイセンス、TCLなどのC...
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エソテリックのSACD/CDプレーヤーの実力をじっくり聴こう。テレオンで、12月2日にK-05Xs/K-07XsのES-LINK Analog体験試聴会を開催
テレオンでは、12月2日の午後2時から、エソテリックのSACD/CDプレーヤー、K-05Xs、K-07Xsの体験試聴会を開催する。解説は、お馴染の麻倉怜士さんだ。
K-05Xs、K-07Xsはどちらも2018年に発売されたSACD/CDプレーヤーで、VRDS-NEOスーパーオーディオCDトランスポートメカニズムや高剛性アルミシャーシといったエソテリックこだわりの仕様を盛り込んだ高音質モデルとなっている。
さらに両機とも「ES-LINK Analog」に対応している点もポイントとなる。ES-LINK Analogは、エソテリック独自の電流伝送によるアナログオーディオ伝送規格で、信号経路のイ...
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新4K8K衛星放送が、いよいよ明日スタート! なんといっても13時10分オンエアの、8K版『2001年宇宙の旅』に注目。麻倉さんから推薦のメッセージも届きました
いよいよ明日(2018年12月1日)の午前10時から、新4K8K衛星放送がスタートします。StereoSound ONLINEでも放送内容や受信機器についての連載をお届けしていますが、皆さんもう視聴の準備はできましたか?
今回は、地デジのように基幹放送が大きく入れ替わるわけではありませんが、さっき渋谷の家電量販店をのぞいてみたら、単体4Kチューナーを買うか4Kチューナー内蔵BDレコーダーを買うか店員に相談しているお父さんがいて、やっぱり気にしている人が多いんだなぁと実感した次第です(結局、単体4KチューナーとUSB HDDを購入した模様)。
さて、もちろん4K放送も注目なんですが、Ste...
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ヘッドホンリスニングの理想をすべて具現化したソニー「DMP-Z1」。まさかこんな製品を、天下のソニーが作るなんて……(後) 麻倉怜士のいいもの研究所 レポート7
アルミ削り出しシャーシに、最上級ウォークマンの再生機能とバッテリー駆動のアナログアンプを内蔵したデジタルオーディオプレーヤー兼ヘッドホンアンプ「DMP-Z1」。麻倉さんが“とんでもない製品”と呼ぶこのアイテムの開発インタビュー後編をお届けする。ヘッドホンリスニングの理想を徹底追究したDMP-Z1に込められた思いをひもといていただこう。
DMP-Z1のリポート前篇はこちら →
麻倉 ところで、いつ頃からこんな“とんでもない製品”の企画を始めたのでしょう?
田中 われわれも、ウォークマンとしての課題意識は持っていました。ウォークマンなので屋外で使われるもので、室内で聴く物ではない。しかし室...
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ヘッドホンリスニングの理想をすべて具現化したソニー「DMP-Z1」。まさかこれほどのアンプを、大会社のソニーが作るなんて……(前) 麻倉怜士のいいもの研究所 レポート6
香港オーディオショウで注目を集め、続くIFA2018で話題をさらった、ソニーの「DMP-Z1」。幅約14cm、奥行28cm、重さは2.49kgというアルミ削り出しシャーシに、最上級ウォークマンの再生機能とバッテリー駆動のアナログアンプを内蔵したデジタルオーディオプレーヤー兼ヘッドホンアンプだ。しかも価格は95万円という超弩級。IFA会場でその音に触れた麻倉さんが、こんな“とんでもない製品”を開発した面々に、話を聞かずに居られるわけがない。対応いただいたのは、ソニービデオ&サウンドプロダクツ株式会社の佐藤朝明さん、佐藤浩朗さん、露木亮吾さん、田中光謙さんだ。
麻倉 DMP-Z1には久々に驚...
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シャープのエキサイティングな新提案を、IFA2018ブースで実感。石田佳久副社長にその狙いを聞いた:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート5
先般ベルリンで開催されたIFA2018について、StereoSound ONLINEでも注目トピックを麻倉さんの現地リポートで紹介した。その際に麻倉さんは、シャープブースの“目のつけどころ”の変化を感じたという。その変化について、シャープ株式会社石田佳久副社長に直撃インタビューを実施していただいた。その様子を、紹介しよう。(編集部)
麻倉 今日はよろしくお願いいたします。シャープさんのブースは一昨年のIFA復帰以来拝見していますが、今年は出し物が増えてきたなぁと実感しました。8Kテレビも、前回のLC-70X500に続いて第二弾が登場しました。まずは8Kテレビへの取組みについてお聞かせ下さ...
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【麻倉怜士のIFAリポート 2018】まとめ この秋のオーディオビジュアル注目情報を総覧。4Kテレビから超弩級ウォークマンまでピックアップしました
8月31日〜9月5日まで、ドイツのベルリンで開催された「IFA 2018」。スマホやAIスピーカーから高級オーディオ機器まで揃う、国際コンシューマ・エレクトロニクス展となる。
今回もお馴染の麻倉怜士さんがIFAに参加。StereoSound ONLINE読者が気になるアイテムを、麻倉目線でピックアップしてくれた。以下に各リポートをまとめてみたので、じっくりチェックしていただきたい。
【麻倉怜士のIFAリポート 2018】その01ピニンファリーナがデザインした、シャープの4Kテレビがかっこいい - Stereo Sound ONLINE
「シャープの製品デザインは少しコンサバ。もっとスタイ...