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【麻倉怜士のCES2019レポート02】中国の大手テレビメーカー、ハイセンスのレーザーテレビは、着実に画質が向上
CES会場では新しいディスプレイ技術がいくつも紹介されているが、以前から技術としては存在するも、あまり顧みられていないアイテムに徹底的にこだわり、推進しているのが中国の大手テレビメーカー、ハイセンス。
「テレビメーカーとして中国でナンバーワン、世界規模でも4位」(1月7日に開催されたプレスカンファレンスでの発言)という。今回の目玉はレーザー光をDLPで変調してスクリーンに投写する「レーザーテレビ」だ。
レーザー光をDLPデバイスで変調し、その光を超短焦点レンズにて、スクリーンの至近距離から上方に投映するという仕組だ。2014年からCES出展を始め、当初は解像度が2Kだったのを4Kに高め、...