執筆陣
HiViリニューアルならびに季刊化のお知らせ
ご愛読の皆さまへ
いつも「HiVi」をご愛読いただきまして、誠にありがとうございます。
「HiVi」は、1983年12月の創刊以来、「大画面」「高画質」「高音質」「立体音響」を4大テーマとして、オーディオビジュアルを核にしたホームエンターテインメントの魅力、歓びを追求し続けて参りました。ハードウェアとソフトウェアを取り巻く環境が激変するなか、これまで以上に愛される「HiVi」を目指し、創刊40年を前に誌面をフルリニューアルいたします。
それに伴ない、「HiVi」の月刊での発売は、次号7月号(6月17日発売)までとし、9月発売予定の2022年秋号から季刊に移行いたします。
フルリニューアル...
執筆陣
Bluesoundのネットワークプレーヤー「NODE」とプリメインアンプ一体型の「POWERNODE」はデザイン、機能、音質すべてが期待以上の優れたプロダクト
ブルーサウンドは2012年にカナダで創設されたオーディオ・メーカー。ここでレビューするのは、同社が「ミュージックストリーマー」と呼ぶネットワークプレーヤーNODEとプリメインアンプ一体型のPOWERNODEだ。
MUSIC STREAMER/INTEGRATED AMPLIFIER
Bluesound
POWERNODE
オープン価格(実勢価格13万円前後)
●定格出力:80W×2(8Ω)
●接続端子:HDMI出力端子1系統(eARC)、アナログ音声2系統(3.5mm×2)デジタル音声入力端子2系統(光/3.5mm)、LAN1系統、サブウーファー出力1系統
●寸法/質量:W220×H70...
執筆陣
4K放送も可能なワイヤレステレビ PANASONIC TH-43LF1
これは、外観からするとフロアライフ志向の自立スタンド型液晶テレビというくくりになる。純白に近い明るいフレームと角張らない形状はリビング用途らしい。その惹句も〈テレビが動くとくらしが変わる〉という宣言になっている。昨今のステイホーム志向に合わせて、テレビを駆使してリモートワークや在宅生活を充実させよう、ということだろう。
とはいえ、もともと生活者目線を重視するのがパナソニック流製品企画の基本だ。チューナー別筐体とキャスター付きスタンドによる「レイアウトフリー」の仕様は、通常の映像鑑賞用としても生活空間となじみがいい。アンテナ端子に近い所に設置しなくてはならないという制限から解放され、表示部...
執筆陣
【動画】4月29日、30日は第5回 北陸オーディオショウへ! いい音で幸せになろう。
2022年4月29日(祝)、30日(土)の両日にわたり、3年ぶりとなる北陸オーディオショウが開催されます。これまでの富山国際会議場から富山県民会館へと会場を移し、有料制(入場料500円)へと変更。北陸オーディオショウは、真のオーディオ愛好家と新しいファンのためイベントとして、装いも新たにその幕をあげようとしています。
今回は、第5回北陸オーディオショウを主催する、クリアーサウンドイマイ 代表取締役 社長の今井芳範社長に、このイベントに託す思いを伺いながら、オーディオ界を展望していただきました。
ステレオサウンド制作の音楽ソフト(新譜多数)の展示・即売会も行ないます!
第5回北陸オーディ...
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BOSEのワイヤレスヘッドホン「QuietComfort 45」は、ノイズキャンセリングヘッドホンの最上位モデルで、静寂さとグルーヴィーなサウンドが特徴
改めて、さすがボーズである。同社が10月に発売したノイズキャンセリングヘッドホンの最上位モデルを試して、筆者はひたすらそのノイズキャンセリング性能に感心した。
BOSE
QuietComfort 45
¥39,600(税込)
●対応無線規格:Bluetooth 5.1
●寸法/質量:[ヘッドホン]:W152.4×H184×D76.2mmm/240g、
[キャリングケース]W145×H211×D51mm/180g
●問合せ先:BOSE
モデル名はQuietComfort45という。デザインはシックで、本体のストイックな美しさが際立っている。ヘッドバンド部やイヤーカップには上質なシンセティ...
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名盤ソフト 聴きどころ紹介36/『クロスオーバー黄金時代 1977〜1987 FUSION』Stereo Sound REFERENCE RECORD
私がもっとも愛して止まないメディアがアナログレコードであることをHiVi読者ならば先刻ご存じのことと思う。そんな私が自分の名前を冠したレコードを出せることになったのだから、これはもう望外の喜び以外の何物でもない。
ことの発端は、2021年夏頃の話。ステレオサウンド社のソフト担当者から「小原さん、クロスオーバー黄金時代のLP出しませんか?」と連絡がきたこと。クロスオーバー黄金時代とは、2019年3月に同社からリリースされた、当方監修のクリティクス・シリーズSACDハイブリッド盤『クロスオーバー黄金時代1977〜1987 FUSION』のこと。無論断る理由などなく、私はふたつ返事で「是非!」...
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ディナウディオ、スピーカーシステムのエントリーモデル「Emit Series」が5年ぶりに一新。アトモス再生にも好適のシリーズ
北欧デンマークを代表する老舗スピーカーメーカーのディナウディオは、その多岐にわたる製品ラインナップによって、オーディオファン、AVファンの多くに愛用されている。
現行では、トップレンジのConfidence(コンフィデンス)、ミドルレンジのEvoke(イヴォーク)をはじめ、熟練の職人が仕上げた2500セットの限定モデルHeritage(ヘリテージ)、さらにアンプ内蔵のFOCUS(フォーカス)や一体型スピーカーのMusicなど、魅力的な製品が揃う。
そんな同社スピーカーの中でも、エントリーレンジに属するEmit(エミット)シリーズが、このたび5年ぶりに全面刷新された。近年、10万円前後のエ...
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フラッグシップが堂々の進化。 ハイエンドDAPの新境地を切り拓いた Astell&Kern SP2000T
アステル&ケルンのSP2000Tは、SP2000をベースにES9068ASによるクアッドDAC構成や「トリプルアンプシステム」を搭載したモデル。クアッドDAC構成もアステル&ケルン初だが、注目はオペアンプモードと真空管モードの切替えができ、しかも両者を組み合わせたハイブリッドアンプモードを選ぶことができる点。真空管にはコルグ製の「Nutube」を採用し、ノイズ発生を抑えるため、真空管をシリコンカバーで固定し、アンプ基板と物理的に分離する構造としている。これに合わせ、オーディオブロックへのノイズを抑えるシールド缶には超高純度銀メッキを施すなど、ノイズ対策を徹底している。
さっそくいつもの『...