執筆陣
【HiVi冬のベストバイ2019】ヘッドホン部門(3)〈10万円以上〉
第1位:ファイナル D8000 Pro Edition
オープン価格(実勢価格44万円前後)
「非常に高い技術力を持つ国内ヘッドホン/イヤホンメーカー」。ファイナルの名を聞くと筆者は真っ先にそう思う。本モデルは高い評価を受ける「D8000」の音を再チューニングした興味深いプロダクト。音圧の高いポップスやロックに最適化されており、グルーヴ感や聴感上の粒立ちが大きく向上している。本体重量はあるが、オンリーワンの魅力を放つ秀作として高く評価できる。(土方)
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第2位:デノン AH-D9200
¥195,000+税
軽くて、適度な...
執筆陣
フランス、フォーカルのヘッドフォンから フラッグシップモデル「STELLIA(ステリア)」を聴いた!
高品位かつ端麗な外観。
そして圧倒的な音楽性にしびれる
ハイファイオーディオの世界で高い人気を誇る仏ブランドのフォーカルより発売されているヘッドホン、STELLIA(ステリア)。2016年に鮮烈なデビューを飾った開放型フラッグシップUtopia(ユートピア)の思想を継承した、密閉型ヘッドホンのフラッグシップモデルだ。
開発を手がけたのは、ユートピアやその後に発売されたCLEAR(クリアー)、ELEGIA(エレジア)も担当した、クレメント・オゾウ率いる同社ヘッドホン開発チーム。隣接するスペースで働くスピーカー開発チームとも技術的/音質的な議論を繰り返し完成度を高めたという。
本機を手にした...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2019】ヘッドホン部門(3)〈10万円以上〉
第1位:デノン AH-D9200
¥195,000+税
軽くて、適度な剛性と吸音性を備え、固有のキャラクターが少ないといわれる「竹」(孟宗竹)をハウジングの素材に採用したデノンヘッドホンの最高峰。50mm径のナノファイバー・フリーエッジ・ドライバーは姉妹機のAHD7200と変わらないが、その再現性はまったく別物。雑みを感じさせない鮮度の高いサウンドが特徴的で、ウッドベースが軽やかに躍動し、清々しい響きがストレスなく空間に拡がっていく。耳を包み込む装着感も良好。(藤原)
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第1位:フォーカル STELLIA
¥330,000+税
以前は開放型が多かっ...
執筆陣
フォーカル Kanta No1 レビュー/聴き手を面でおおい包むような音の厚みとコクで楽しませる
フォーカル ソプラシリーズの技術を継承する
新作カンタのブックシェルフ型スピーカー
フランスの名門、フォーカルから送リ出された高級ライン、KANTA(カンタ)シリーズのブックシェルフタイプ、Kanta No1(ナンバーワン)。その名称は「歌う」、「演奏する」といった“カンターレ(Cantare)”から由来するもの。同シリーズとしては、フロアー型のKANTA No2に続くモデルで、専用スタンドも別売で用意されている。
SPEAKER SYSTEM FOCAL Kanta No1 ¥740,000(ペア)+税
●型式:2ウェイ2スピーカー・バスレフ型
●使用ユニット:27mm逆ドーム型トゥイ...
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小型スピーカーの理想形、フォーカル Shape Twin
小型スピーカーの理想形、フォーカル Shape Twin
広々としたステージを描き出す
フォーカルのShapeシリーズは、ニアフィールド再生を重視したアクティブ型モニタースピーカーだ。一見するとシンプルな2ウェイ構成に見えるが、実は両サイドにパッシブラジエーターを備えており、サイズ以上にパワフルな低音が味わえる。その鳴りっぷりのよさには誰もが驚くはず。
ここで紹介するShape Twinは同シリーズの最上位機で、ウーファーを2基搭載し、それぞれで再生帯域をずらしたスタガー仕様の2.5ウェイ構成を採用したモデル。仮想同軸配置を採っており、両サイドのパッシブラジエーターとトゥイーターの高さを...
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【HiVi冬のベストバイ2018】ヘッドホン部門(3)〈10万円以上〉
第1位:ゼンハイザー HD 820
オープン価格(実勢価格29万円前後)
オープン型ヘッドホンのイメージが強いゼンハイザーが、満を持して登場させた密閉型ヘッドホンのフラッグシップ機。今期試聴したヘッドホンの中でも特に印象がよかったモデルだ。開放型機HD 800 Sのクリアーな質感と広大なサウンドステージ表現を受け継ぎ ながら、密閉型のよさである中低域のエネルギー感をプラスした音質には大いに感心した。曲面のガラスが装着された、ハウジング内部が見えるデザインも素晴らしい。(土方)
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第2位:デノン AH-D9200
¥195,000+税
50mmナノフ...
執筆陣
フォーカルの「Kanta(カンタ)」シリーズに、2ウェイのブックシェルフ型スピーカーが登場。価格はペアで74万円
フランスを代表するオーディオメーカー・フォーカルは、Kanta(カンタ)シリーズの新モデル「Kanta N1」を発表した。価格は¥740,000(ペア・税別)で、12月の発売予定だ。
「Kanta」は、同社では「Utopia」(ユートピア)そして「Sopra」(ソプラ)に次ぐ、上から3番目にあたるシリーズで、主な技術は2015年発売の上位シリーズ「Sopra」で開発されたものがベースになっている。
シリーズ名の由来となったのはイタリア語で“歌う”という意味のカンターレ(Cantare)で、頭文字が「K」になっているのは、製品の形がアルファベットのKに似ていることから来ているそうだ。今回発...
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フォーカルのハイエンドライン初の密閉型ヘッドホン「ELEGIA」登場。実勢価格は10万円前後
フォーカルからハイエンドラインの新製品ヘッドホン「ELEGIA」が登場した。オープン価格で実勢価格は10万円前後、発売は12月を予定している。2016年に発売されたフラッグシップヘッドホン「UTOPIA」と弟機「ELEAR」、さらに昨年発売の「CLEAR」に続くヘッドホンのハイエンドライン第4弾モデルで、初めて密閉型仕様としたことが特徴にあげられる。今回はポータブルでのユースも見込まれた開発が行なわれたという。
使用されるドライバーユニットは、同社ホーム用スピーカーで長きに渡り定評のある逆ドーム型トゥイーターを基礎に開発された40mm口径のM字型ドーム振動板。トップ機ではベリリウムが振動...
執筆陣
フォーカルの最上位「ユートピア」シリーズから2モデルがリリース。トップ機はペアで2,700万円!
フランスを代表するオーディオメーカー・フォーカルより、トップシリーズ「ユートピア」の新モデル「Grande Utopia EM Evo」「Diablo Utopia Evo」の2モデルが発表された。価格は「Grande Utopia EM Evo」が¥27,000,000(ペア・税別)、「Diablo Utopia Evoが」¥1,560,000(ペア・税別)となっている。11月からの発売で、「Grande Utopia EM Evo」のみ受注生産となっている。
フォーカルのトップシリーズにあたる「ユートピア」は同社技術を集結させたラインで、昨年中堅モデル「Maestro Utopia ...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2018 Special Site】ヘッドホン部門(3)〈10万円以上〉第2位 フォーカル CLEAR PRO
ヘッドホン部門(3)〈10万円以上〉第2位
フォーカル CLEAR PRO ¥198,000(税込)
ココがスゴイ!!
高い解像感と空間再現性が両立した、オープンバック型モデル(小原)
プロ向け開放モデル。ふだん遣い用としても満足度は高い(鳥居)
快適な装着感と、聴き応え充分の音を両立。リズム感もいい(藤原)
推薦者のコメント
特選
小原由夫
フォーカルのスタジオモニターと寸分違わぬサウンドパフォーマンスを目指して開発された、希少なオープンバック型ヘッドホン。長時間の使用でも疲れないヘッド部のクッションとイヤーパッドのフィッティング性能を追求。ドライバーは40mm径のアルミニウム/マグネ...