執筆陣
ストレスがなく、ハイスピードで現代アナログらしい音。「Holbo」のエアベアリング&リニアトラッキング式ターンテーブルの実力をじっくり聴いた
このコンパクトな姿形が魅力的なアナログプレーヤーは「Holbo」という。中欧、(イタリアの東、オーストリアの南、クロアチアの北に位置する)スロヴェニアでこつこつとつくられる高品位な製品だ。
同社のモデルはいまのところブランド名を冠した本機のみのようで、オーケストラ音楽やオペラの壮大さやダイナミクスを、自宅においてハイレベルの音楽性で再現できるのはアナログ再生のみであるという信念を持って製品開発・製造されたもの。その志は素晴らしいと思う。
リニアトラッキング・ターンテーブル
ホルボ Holbo ¥1,000,000(税別、カートリッジ別売)
<トーンアーム部>
●型式:スタティック・バラン...
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“本当の音楽は、アナログで聴いて欲しい” TechDASの超々ハイエンドターンテーブル「Air Force Zero」が正式発表された。4,500万円のお値段も、そのサウンドも桁外れ
ステラは、10月6日午後に東京国際フォーラムで恒例の新製品発表会を開催した。今回のテーマは、「Air Force Zero試聴会」。以前から予告されていたTechDASブランドの最高峰アナログターンテーブル「Air Force Zero」の最終のサウンドが体験できるという内容だ。それもあり、会場には100名を越す熱心な音楽ファンが詰めかけていた。
その会場で発表された型番、価格、オプション機器は以下の通り。
●本体価格
Air Fore Zero ¥45,000,000(税別、チタン製トッププラッター)
Air Fore Zero ¥50,000,000(税別、タングステン製トッププラッ...
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テクニクス「SP-10R」にお気に入りのトーンアームを組み合わせたい貴方に朗報。SP-10R用のターンテーブルベース「SH-1000R」が、8月23日から受注スタート
パナソニックは、テクニクスのダイレクトドライブターンテーブル「SP-10R」用のターンテーブルベース「SH-1000R」を8月23日に発売する。受注生産で価格は¥550,000(税別)となる。
同社では、アナログレコードの豊かな音をありのままに再現するハイエンドターンテーブルとして、2018年5月にダイレクトドライブターンテーブル「SP-10R」、ダイレクトドライブターンテーブルシステム「SL-1000R」を発売、往年のオーディオファンから支持を集めた。
その後、「お気に入りのトーンアームをメインアームとして使いたい」「SP-10Rと好きなトーンアームを組み合わせたい」といったユーザーの...
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“XERXES IS BACK!“ ナスペックから、アナログプレーヤー「XERXES」の新世代ラインナップが登場。トーンアームやフォノイコまで揃って、7月10日に発売
1985年の設立以来、30年以上にわたってイギリス・オーディオ界を牽引し続けてきたROKSAN(ロクサン)が日本に帰ってきた。ナスペックがロクサンの取り扱いを開始してからおよそ2年、もっとも多く問い合わせがあったのが、「XERXES」(ザクシーズ)の開始時期だったそうだ。
そのXERXESが、新しい電源である「XPS8」と「Caspian PRM」、そして「SARA」トーンアームを携えて発売される。リファレンスフォノアンプである「Caspian Reference Phono Amplifier」、カートリッジの「Shiraz」も同時発売されている。7月10日発売予定で、それぞれの価格は...
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アナログプレーヤー「プロジェクト Xtension9 S-Shape」 アルミニウム製S字型トーンアームを搭載。 三浦先生が注目の製品を試聴した。
磁気フロート機構搭載で、重量級プラッターを採用した
9インチS字型アーム搭載ベルトドライブ機「プロジェクト Xtension9 S-Shape」
オーストリアのプロジェクト・オーディオシステムズから発売されたエクステンション9・Sシェイプは、9インチ長のアルミニウム製S字タイプ・トーンアームを搭載するアナログプレーヤーである。ブランド名と型番の筐体表面への記載はないが、ベルト駆動で全体がコンパクトにまとめられた本格仕様である。プレーヤーの総重量は16㎏だという。
5・4kgのプラッターは、アルミニウムを主体にサーモ・プラスチック・エラストマーを組み合わせることで制振性を高めている。軸受け...
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ティアック、never young beachとコラボしたオリジナルアナログターンテーブル「TN-100NYB」を発売。数量限定生産で、5/31まで予約受付中
ティアックは、JVCケンウッド・ビクターエンタテイメント所属の音楽バンド「never young beach」とコラボレーションしたアナログターンテーブル「TN-100NYB(never young beachオリジナルアナログターンテーブル)」を8月に発売する。価格は¥23,000(税別)。生産は限定で、現在予約を受け付け中(~5月31日まで。規定数に達し次第、予約終了)。
TN-100NYB(never young beachオリジナルアナログターンテーブル)は型番の通り、「TN-100」をベースに、「YASHINOKI HOUSE」ジャケットイラストレーターのオオニシアキオ氏がデザ...
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究極のレコードプレーヤー、テクダス「Air Force ZERO」が遂にその姿を現した。今年秋頃の発売で、価格は4,000万円台か
ステラは16日(土)の午後、TechDAS(テクダス)ブランドの最上級アナログプレーヤー「Air Force ZERO」の発表会を開催した。
発表会の冒頭で、Air Force ZEROの開発責任者である西川英章氏は、「最高のアナログプレーヤーを作りたいという想いから、Air Force ONEを開発しました。その後多くのブランドから高級レコードプレーヤーが発売されています。
そして私のオーディオ人生最後の製品として企画したのがAir Force ZEROです。機械加工、図面などかなりハイレベルの要求があり、開発には2年以上かかってしまいました。社員はもちろん、材料の加工や表面処理に関し...
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テクニクスSL-1200MKシリーズの新製品が11年ぶりに登場! 「SL-1200MK7」は、定価¥90,000で5月24日に発売決定
パナソニックは、テクニクスのダイレクトドライブターンテーブル新製品として「SL-1200MK7」を、来る5月24日(金)に発売する。定価は¥90,000(税別)。
SL-1200シリーズは1972年の発売以来、ダイレクトドライブ方式ならではの高音質と信頼性で、クラブやスタジオ、放送局から高い評価を得てきた。さらに1979年発売のSL-1200MK2以降は、ピッチコントローラーを上下にスライドさせる「フェーダー型」に変更し、ディスコやクラブにおける定番機となっている。2008年発売のSL-1200MK6までのシリーズ累計販売台数は350万台を超え、今なお世界中で愛用されているという。
新製...
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ティアック、薄型でスタイリッシュなアナログターンテーブル「TN-4D」を3月中旬に発売。オールインワンタイプで、USBデジタル出力にも対応!
ティアックから、新開発の薄型ダイレクトドライブモーターとナイフエッジトーンアームを採用したアナログターンテーブル「TN-4D」が、3月中旬に発売される。
TN-4Dは、新開発のブラシレスDCモーターを薄型ボディに収めたダイレクトドライブ方式のアナログターンテーブル。このブラシレスDCモーターとフィードバック制御によって、正確でコギングを抑えた滑らかな回転を実現しているという。また、モーターを薄型の設計としたことで、スタイリッシュなデザインも実現している。
トーンアーム部には、トーンアームブランドのSAECとコラボを行ない、可動部にナイフエッジを用いた新開発品を採用。同時に、ヘッドシェルや...
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TechDASのアナログターンテーブル「AIR FORCE」シリーズについて、一部製品の価格が改定される。3月1日受注分より
ステラは、TechDASアナログターンテーブルのAIR FORCEシリーズ、2モデルについて、3月1日注文分から価格を改定すると発表した。対象製品と新価格は以下の通り。
AIR FORCE TWO Premium ¥4,500,000(税別)
AIR FORCE III Premium ¥2,800,000(税別)
今回の価格改定の原因は、金属部品のさまざまな加工費上昇に伴なうものだという。同社ではできる限り価格上昇を避けるべく努力を続けてきたが、今回やむ無くこの2モデルについて価格改定を実施することになったそうだ。
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【麻倉怜士のCES2019レポート19】「SL-1200MK7」「SL-1500C」は“賢い” ターンテーブルです。テクニクス担当者が熱く語る
CES2019のパナソニックブースでは、テクニクスの新製品にも大きな注目が集まった。それがDJ用アナログターンテーブル「SL-1200MK7」と、幅広いユーザーに向けた「SL-1500C」だ。特にSL-1200MK7は、前モデルの「MK6」から約9年ぶりであり、プロのDJからの期待も大きい。今回はこれらテクニクス新製品の詳細についてインタビューを実施した。対応いただいたのは、パナソニック 執行役員 アプライアンス社副社長・技術本部長・テクニクス事業推進室長の小川理子さん、テクニクスCTOの井谷哲也さん、ホームエンターテインメント事業部 商品技術部の水俣直裕さんの3名だ。(編集部)
テクニ...
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オルトフォンの100周年記念モデルを採用したアナログターンテーブル、「ORTOFON/CENTURY」が、Pro-Jectから発売決定。価格は45万円
Pro-Jectから、オルトフォンの100周年記念カートリッジを搭載したアナログターンテーブル「ORTOFON/CENTURY」が発売される。価格は¥450,000(税別)で、12月下旬の発売を予定している。
このモデルは、Pro-Jectが長年のパートナーであり、友人であるオルトフォン創業100周年を祝福するために製作したもの。Pro-Jectはオルトフォン製カートッジを標準装備品として採用するほど、その品質を信頼しており、今回の製品はその証ともいうべきモデルだ。
今回のORTOFON/CENTURYは、ベストセラーモデルである「The Classic」をベースに特別仕様で造られており...