【HiVi冬のベストバイ2018】パワーアンプ部門（2）〈50万円以上100万円未満〉

第1位：リン AKURATE2200/1

¥550,000+税

　CHAKRA出力回路とオリジナルスイッチング電源のコンビネーションにより、コンパクトなボディで200W/ch(4Ω)のハイパワーを実現。型名の頭数字はチャンネル数を表し、2ch構成の当機のほかに3chと4chモデルが用意されている。どれもバランス/ アンバランス入力、どちらかの指定購入が可能だ。必要に応じ、マルチチャンネルのシステムがムダなく構築できる好製品。音はむろん細部まで精緻なリンサウンド。(高津)

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第2位：パス XA30.8

￥900,000＋税

パスがA級増幅のパワーアンプとして送り出す、「XA.8」シリーズ唯一のステレオモデル。出力は30W（8Ω）だがドライブ能力が高いことが特徴だ。そのために電源の平滑コンデンサーの容量を従来の3倍に増やして供給能力を高め、さらに出力素子を2倍にすることで小出力時だけでなくハイパワー時の歪みの低減を図っている。（潮）

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第3位：アキュフェーズ A-47

￥630,000＋税

ピュアAクラス動作のステレオパワーアンプ。省エネが叫ばれる今日、消費電力の大きいA級アンプは、ある意味で時代錯誤も甚だしいと攻撃の対象にもなり得るが、やはりそこには代替できない魅力がある。加えて本機は、反応のよさと瑞々しい音色を伴なって、アキュフェーズの長年に渡るアンプづくりのエッセンスが染み出ている。（小原）

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第4位：エソテリック S-03

￥900,000＋税

フラッグシップモデルGrandiosoの血統をひいたステレオパワーアンプ。Grandiosoは従来の高解像度、鮮鋭感を打ち出す路線から、音楽そのものの本質を深く耕す方向へエソテリックの音を変えた。質感が際立って高く、音と音の間の余韻に美がある。音楽の複雑なテクスチャーもたいへん明瞭に再現されるのである。（麻倉）

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第4位：ヤマハ M-5000

¥900,000＋税

発表されたばかりのヤマハのフラッグシップ・ステレオパワーアンプ。パラレルMOS-FET出力段の電力増幅回路をグランドに対して電気的にフローティング、出力段のプッシュプル動作の完全対称化を実現した。同社製スピーカーNS-5000をつないで聴いたが、低域の解像感がきわめて高く、じつにフレッシュなサウンドだ。（山本）

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第4位：オーロラサウンド PADA

￥980,000＋税

テレフンケンEL34をパラレルプッシュプル接続として43W＋43Wの大出力を実現。入力段をディスクリートトランジスター構成としたハイブリッド型で、S/Nや歪み率はきわめて優秀。5極管パラプッシュ接続とは思えない清澄な音は、ルンダール製の高品質出力トランスを採用したこと、チョークコイルをケースに入れず裸で使っているせいもあるかと。（和田）

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