執筆陣
LGこそ、有機ELテレビの先駆け。ついに登場した夢の8K対応有機ELテレビ
家庭用テレビの新たな自発光、表示パネルとして登場し、いまや高級テレビの代名詞と言っていいまでに成長した有機ELテレビ。画質に優れた(特にコントラスト比が高く、動画表示性能が高い)逸材だけに、当然と言えば、当然だが、ここまでの道のりはけっして平坦なものではなかった。
商品化の最大のネックとなったのが、量産の難しさ。世界中の名だたる大手企業が開発に着手し、大量の資金、開発パワーが投じられたが、なかなか思うような成果があがらず、1社2社と、撤退。そんな厳しい状況の中で唯一、家庭用テレビ向けの大型有機ELパネルの量産化に成功したのがLGだ(※)。
※編註:正確にはLGディスプレイが有機ELパネル...
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最新ハードで観る!聴く!『アベンジャーズ/エンドゲーム』×『ELAC』
最新エラックでサラウンド迫力と繊細さが高度に両立
今年の米国CESでお披露目されたエラックの新ライン、CARINA(カリーナ)シリーズが日本上陸を果たし、輸入元のユキムから正式発表された。フロア型のカリーナFS247.4、ブックシェルフ型の同BS243.4、そしてセンター用の同CC241.4という布陣で、ステレオ再生はもとより、多彩なマルチチャンネル再生まで幅広く対応する。
ちなみにカリーナとはラテン語で“竜骨”(船底の隆起部)のこと。ひと足先に発売されたヴェラ(VELA)は“船の帆”を意味していて、いずれもドイツ北部、バルト海に面したエラックの拠点、キールに因んだ名称を与えている。
柔...
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大画面体験が、リビングをエンタメ空間に変える。BenQ「HT3550」は、リビングシアターの理想的アイテムだ!【4K DLPの魅力に密着 その1】
ゲーミングやPC用モニターで多くの人気モデルを発売するBenQ(ベンキュー)。同社ではその他にも業務用、家庭用プロジェクターを多くラインナップしている。中でも注目が、4K解像度の映像を再現できるDLPプロジェクターだ。StereoSound ONLINEではそんな4K DLPの魅力を徹底検証する短期連載をスタートする。第一回はリビングシアター向けの「HT3550」を藤原陽祐さんの山中湖スタジオに持ち込んで、じっくり視聴してもらった。(編集部)。
いまから15年以上も前から、DLPプロジェクターの心臓部となるDMD素子を手がける米国TI(テキサス・インスツルメンツ)と密接な協力関係を確立し...
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お洒落な高音質オーディオを探す! 小型パワーアンプ CHORD Etude を試聴
英国コードからBlu MkⅡ+DAVEとペアになる
小型ステレオパワーアンプ CHORD Etude
各方面から高い評価を得ている英国コード社の高級DACシステム、DAVE(デイヴ)と同じ “Choral(コーラル)シリーズ”の一員として開発されたステレオ仕様のパワーアンプがEtude(エチュード)だ。
コンパクトなデザインが特徴的で、本体質量は3.5kg。とは言え、AB級増幅の本格的なアナログアンプであり、出力150W/ch(4Ω)を誇り、分岐ケーブルによるブリッジ接続時の出力は300W/ch(4Ω)に達する。
技術的には同社アンプ初のフィードフォワード型のエラー補正回路がトピックだ。...
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これが、リンの新世代サラウンド、HDMIビットストリーム対応を果たしたリンのハイクォリティ・サラウンド誕生!
HDMIビットストリーム再生。 進化を遂げたリンのサウランド
通常の2ch再生から5.1/7.1chのサラウンド再生まで、多彩な音源を快適に、しかもハイクォリティで楽しませてくれるリンの「イグザクト」システム。ステレオ再生と同等の品質と操作性を担保しつつ、本格的なサラウンド再生が楽しめるという、オーディオ再生のひとつの理想を具現化したわけだが、今回、そこからさらに一歩踏み込んで、HDMI端子によるビットストリーム入力がサポートされた。
DSMシリーズの内部に格納される拡張モジュール(Surround ProcessIng Module)の完成によって、ドルビートゥルーHDやDTS-HDマ...
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『ボヘミアン・ラプソディ』 特集① エラックVELA400LINEで5.1 再生<興奮を誘う緻密な描写力>
エラックの新シリーズ VELA400ラインとは
エラックの新機軸を取り入れた新しい時代のスピーカーを造りたい。そんな熱い思いから開発がスタートしたのが、ここで紹介するVELA400ライン。フラットかつスクエアな形状から一歩踏み 出し、フロントバッフル面に柔らかなアールを与えつつ、わずかにスラントさせるというデザインコンシャスなフォルムが 特徴的だ。
スピーカーから発せられるサウンドをリスナーに集中させるイメージを具現したものだが、そこには歪みを抑え、時間軸整合を図るという音質重視の思想も重なる。さらに音圧が強くかかるトップ面とベース面には、高剛性のアルミダイキャストの部品配置。これがデザ...
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フォーカル Kanta No1 レビュー/聴き手を面でおおい包むような音の厚みとコクで楽しませる
フォーカル ソプラシリーズの技術を継承する
新作カンタのブックシェルフ型スピーカー
フランスの名門、フォーカルから送リ出された高級ライン、KANTA(カンタ)シリーズのブックシェルフタイプ、Kanta No1(ナンバーワン)。その名称は「歌う」、「演奏する」といった“カンターレ(Cantare)”から由来するもの。同シリーズとしては、フロアー型のKANTA No2に続くモデルで、専用スタンドも別売で用意されている。
SPEAKER SYSTEM FOCAL Kanta No1 ¥740,000(ペア)+税
●型式:2ウェイ2スピーカー・バスレフ型
●使用ユニット:27mm逆ドーム型トゥイ...
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ELAC、ドライバーユニットを一新した“Debutシリーズ” 第2世代モデル
世界的スピーカーデザイナー、アンドリュー・ジョーンズが、独エラックで手がけたDebut(デビュー)シリーズの第二弾。トールボーイ型のF5・2、ブックシェルフ型のB5・2に加えて、センタースピーカー、C5・2、イネーブルスピーカー、A4・2、サブウーファー(S10・2/ SUB3010)と、全モデル2・0シリーズへと進化を遂げ、シンプルなステレオ再生から、本格的なマルチチャンネル再生まで、充実したラインナップで多彩なニーズに応える。
ブラック・マット仕上げの外観は初代機からそのまま継承しているが、ドライバーユニット、ネットワーク回路、エンクロージャーと、全て新規開発された意欲作であり、そこ...
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パナソニック 新ホワイト ディーガ DMR-UBZ2060 視聴テスト
UHD Blu-ray PLAYER + BD/HDD RECORDER
持てる資源を凝縮した新世代ディーガ
見栄えのする描写で、色純度も高い
パナソニックは2018年の秋、初となる4Kレコーダーの発表のほか、レギュラー“2Kディーガ”モデルの一部を刷新させた。筐体横幅サイズは通常ディーガの半分でカラリングは一般のリビングユースに合うように、ホワイト仕上げと大きな変更となった。では、新ホワイトディーガの仕上がりをチェックしていこう。
本質的なクォリティの高さと独自の機能性で確かな存在感を放っているパナソニックのディーガ。ここで紹介するUBZ2060は“ナチュラルテイスト”とのマッチングを...
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ピエガの最上級クラス・マスターラインシリーズに“Master Line Source 3”が登場
スイス北部、チューリッヒ湖のほとりに拠点を構えるスピーカーメーカーの名門、PIEGA(ピエガ)。ここで取り上げるMLS(マスターラインソース)3は同ブランドのフラッグシップライン、マスターラインシリーズの末っ子として登場した注目作だ。
兄貴分となるMLS(マスターラインソース)2同様、前方に加えて後からも音を放射するダイポール型のスピーカーシステムで、外観はもとより、基本的なユニット構成や、アルマイト加工を施したバッフル面など、技術内容も重なる部分が多い。
ミッドレンジにリボントゥイーターを組み込んだラインソース・ドライバー4基と、ダブルウーファー、パッシブラジエーター(2基)からなる3...
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4Kテレビが活きるステレオシステム【エラック編】響きの生々しさと臨場感の高さを満喫!超小型2.1chシステムの上質な音に驚く
本気でテレビの音をよくしたい、本気でテレビの音に感動したい人に向けた、本気のステレオAVシステムプランの一例をご提案
シャープの60インチ4K液晶テレビ、4T60AM1の相棒となるオーディオシステムとして選んだのは、こだわり派の玄人筋を中心に根強い人気を誇る、エラックの小型スピーカー、BS302と、先進的な音場補正機能を備えた同社のプリメインアンプEA101EQ-Gの組合せだ。
▶ SYSTEM 1
Speaker System ELAC BS302 ¥87,000(ペア)+税
Speaker Stand ELAC LS STAND SAT for BS302 ¥45,000(ペア)+税...