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【潮晴男のアナログ道楽 第4回】SOtM「sPQ-100PS」でイコライザーカーブを変えてみたら、聴き慣れたレコードが激変!? レコードの本当の音を引き出す、新たなアイテムかも
アナログオーディオの楽しみかたは色々あるが、愛聴盤をいい音で聴きたいというのは愛好家全員の願いだ。例えばカートリッジをグレードアップするのもそのためだし、僕もプラグイン式のトーンアームを採用したプレーヤーのユーザーには、こうした方法を薦めてきた。
だが、この後の経路に関してついついおまかせになってはいないだろうか。最近はAVセンターもフォノ入力を装備しているので、わざわざ単体のフォノアンプを用意するファンは少ない。しかもフォノアンプは高価なモデルが多いから、グレードアップするにしても二の足を踏みがちだ。今回紹介するSOtM(ソム)のフォノアンプ「sPQ-100PS」は比較的リーズナブルな...
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ウェストミンスターラボのプリアンプ「Quest」に、フォノイコやRCA入力を追加できる。MM/MCや光カートリッジなど4種類のカードモジュールが発売
ブライトーンは、イギリス、WestminsterLab(ウェストミンスターラボ)のプリアンプ「Quest」のカードモジュールの販売を開始する。「XLR Phono」「RCA Phono」「DS Audio Equaliser」「RCA Input」の4つの種類をラインナップしている。
XLR Phono カードモジュール ¥858,000(税込)
RCA Phono カードモジュール ¥858,000(税込)
DS Audio Equaliser カードモジュール ¥858,000(税込)
RCA Input カードモジュール ¥264,000(税込)
「XLR Phono」と「RCA ...
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アクシスが、Dan D’Agostino製品の販売価格を8月1日より改定。「RELENTLESS」「MOMENTUM」「PROGRESSION」シリーズが対象
アクシスは、同社が輸入販売を手掛けるDan D’Agostinoの製品について、2023年8月1日より日本国内の販売価格を改定する。昨今の世界的インフレなどによる物流経費の高騰に加えて、為替レートの円安基調も進んでおり、企業努力では如何ともし難い状況になってしまったための措置だという。
2023年8月 1日からの新価格(税別)は以下の通り。
●RELENTLESSシリーズ
RELENTLESS EPIC 1600 MONO POWER ¥68,000,000(ペア)
RELENTLESS 800 MONO POWER ¥38,000,000(ペア)
RELENTLESS PREAMPLI...
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ブライトーンから、SOtMのフォノイコライザー「sPQ-100PS」が登場。スイッチの切り替えにより、様々なEQカーブに対応する注目モデル。50台限定で特別価格で販売するキャンペーンも実施
ブライトーンは、SOtMのフォノイコライザー「sPQ-100PS」を発売する。価格は¥275,000(税込)で、電源ユニットには、「sNH-10G」や「tX-USBultra」の開発で使われている「sPS-500」をカスタマイズして使用している。なおsPQ-100PSの発売を記念して、50台限定で特別価格¥220,000(税込)で購入できるキャンペーンもスタートする。
さらに、よりリッチでディテイルの深いサウンドを楽しめるスペシャルエディション仕様も準備されている。本体は電磁波シールド「eABS-200」の追加と、Evoxコンデンサーへの交換が、電源ユニットはEvoxコンデンサーへの交換...
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フェーズメーションが、オールディスクリート無帰還型フォノアンプ「EA-220」を5月に発売。レコードに刻まれた音楽の実在感、アーティストの情念をも引き出す
フェーズメーションは、オールディスクリート無帰還型フォノアンプ「EA-220」を5月中旬に発売する。価格は¥121,000(税込)。
同社では、「アナログもまだまだ極め尽くされていません」を合言葉として、アナログディスク愛好家向けに、無帰還によるフォノアンプのラインナップを拡充してきている。今回のEA-220は、2013年の発売以来高い評価を集めている「EA-200」に上級機のエッセンスを取り入れ、音質にいっそう磨きをかけたモデルとなっている。
EA-220の主な特長は以下の通り。
●フロントパネルを一新し、エレガントで強靭なシャーシ構造
フロントに8mm厚スラントアルミパネルを新規に製...
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ディスクリート構成で無帰還増幅の半導体式フォノEQアンプ。 MCカートリッジで音場空間の深みが感じられる積極的な再生。 フェーズメーション EA320、T320
フェーズメーションほど、豊富なフォノイコライザー関連のラインナップを用意しているブランドはないのでは? ここで紹介するEA320は、厳選された半導体素子によるディスクリート回路構成が特徴の新製品。同じく半導体増幅で好評を博しているEA350の下位機種にあたる、やや小振りの筐体の注目機だ。いっぽう、T320はEA320にもマッチする単体の昇圧トランスフォーマー。最近の製品では非常に珍しく、トランス回路をバイパスできるスイッチが用意されている。
真空管増幅と半導体増幅の両方を手掛けるフェーズメーションは、無帰還増幅にこだわっている。それはTIM歪み、いわゆるトランジェント歪みから回避できる施...