執筆陣
25周年記念モデルの各部に改良を施した進化形レコードプレーヤー、プロジェクト The Classic EVO。価格を超えた再生力を持つ秀作
プロジェクトは1990年にウィーンに設立されたアナログプレーヤーのメーカーであり、高級機から入門機まで種類が豊富だ。このThe Classicの“EVO”は創業25周年モデルとして登場した人気機種の最新版。EVO=エヴォリューションには25周年モデルの進化形という意味が込められている。
オルトフォンのMC型カートリッジQuintet Redが付属しているのが目を引く。楕円針で自重9g。日本では単売されず、針交換や修理などはプレーヤーの輸入元が行なう
前身との主な違いはサブプラッターが樹脂製から、アルミ削り出しの重量のあるものに変更されたことだ。また回転数の切り替えは切替えスイッチでできる...
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シーエスフィールド、アナログプレーヤー「STABI S COMPLETE SYSTEM III」用の新オプション「フォノケーブル一体型STOGI S トーンアーム」を発売
シーエスフィールドは、KUZMA社のアナログプレーヤー「STABI S COMPLETE SYSTEM III」用の新オプションとなる「フォノケーブル一体型STOGI S トーンアーム」を追加、本日6月25日より、STABI S COMPLETE SYSTEM IIIを購入時に、選択が可能となる。オプション選択価格は¥50,000(税別、アナログプレーヤー本体は別)。
フォノケーブル一体型STOGI S トーンアームは、その名の通り、フォノケーブル(1.2m)が一体となったトーンアーム。これまでは、フォノDIN端子付きトーンアームが標準装備だったが、新オプションに追加されたフォノケーブル...
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VPI社より最新ヴァージョンのアナログプレーヤー 「Prime Scout」を試聴 技巧派の作りでアナログの妙味が味わえる
回転摩擦を排除のワンポイント・サポートアーム搭載
VPIは米ニュージャージーのオーディオメーカーで、主としてアナログプレーヤーに独創性豊かな技術をもっている。Scoutシリーズは、2001年から累計12にのぼる各種アウォードを獲得してきたという代表作。その最新ヴァージョンが当機である。
大きめのACシンクロナスモーターと段付きプーリーによってベルト駆動される2速度プラッターは、公称質量4.76㎏におよぶアルミ合金製。ネジ込み方式のスタビライザーでレコードをじんわり押し付ける構造だ。
馬力頼みの万事豪快アメリカ流儀かと思ったらそうではない。9インチサイズのJMW9トーンアームは、回転摩擦を...
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伝統のGT思想を復活させたアナログ新鋭機。 YAMAHA「GT-5000」 重量級大径プラッターを正弦波で正確に駆動、荘厳かつ高品位で盤石の鮮やかさを表現する
復活が期待されていたヤマハ「GTシリーズ」
かつてのGT-2000がクォーツロックのDD方式だったのに対して、新しいGT-5000はサーボ回路と決別した、ACシンクロナスモーターによるベルトドライブ機として登場。正反対というべき大きな設計の転換は、荘厳かつ高品位な音として結実している。
2重構造の大型プラッターは、慣性モーメント(慣性質量=イナーシャ)が0.92t/㎠、強大な値を実現しているという。それによる安定した回転を維持するために、24極2相の小型ACシンクロナスモーターに供給する交流電源は水晶発振に基づく正確な正弦波で作り出され、回転数を算出して供給電源を制御するサーボ回路は持っ...
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リンジャパンが、「LP12」のアップグレードキット「KAROUSEL Upgrade Kit」の発売を記念して、同時購入割引キャンペーンをスタート。5月22日注文分まで
リンジャパンでは、同社のアナログプレーヤー「LP12」のアップグレードキット「KAROUSEL Upgrade Kit」(¥135,000、税別、工賃含まず)の販売を開始した。
KAROUSEL(カルーセル)は、1993年以来となるLP12の新ベアリングハウジングで、今回で
第3世代となる。その詳細はこちらの記事で紹介したとおりだ。
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そして今回、KAROUSELの発売を記念して、期間限定プロモーションが発表された。3月13日〜5月22日の期間中にリン製品を定価合計¥400,000以上同時購入/注文した方に対し、KAROUSEL Upgrade Kitをキャンペーン価格¥...
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英国、レガの最高峰アナログプレーヤー「Planar 10」が2月6日に発売される。カートリッジレスと、オリジナルMCカートリッジ付きの2ラインを展開
完実電気から、英国Rega(レガ)のアナログプレーヤー、MCカートリッジが2月6日に発売される。そのラインナップと価格は以下の通り。
アナログ・プレーヤー Planar10 ¥650,000 (税別、カートリッジなし)
アナログ・プレーヤー Planar10 with Apheta 3 ¥800,000(税別)
MCカートリッジ Apheta 3 ¥220,000
レガは、1973年にイギリスで設立以来、40年以上に渡ってアナログプレーヤー、アーム、カートリッジといったアナログ関連製品を継続して開発してきた。“Made in England”にこだわり、キャビネット、アームは勿論、リッツ...
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SAEC、トーンアーム「WE-4700」をテクニクスの「SL-1000R/SH-1000R」に取り付けられる専用トーンアームベース「SAB-1000R」を1月下旬に発売
サエクコマースから、同社ダブルナイフエッジトーンアーム「WE-4700」用のトーンアームベース「SAB-1000R」が1月30日に発売される。価格は¥150,000(税別)。
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SAB-1000Rは、WE-4700を、テクニクスのアナログプレーヤー「SL-1000R」「SH-1000R」に取り付けることのできる専用アクセサリー。プレーヤーの寸法を正確に測定することで、WE-4700を理想的な位置にセッティングできるように設計されているという。
ボディには、試聴を繰り返して選択したという真鍮無垢材を使い、プレーヤーとの一体感を持たせたデザイン(半光沢のクロームメッキ仕上げ)として...
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「Holbo」のターンテーブルを、自宅で体験できる! 東京・荻窪のマエストロ・ガレージとブライトーンが、自宅試聴キャンペーンを期間限定で開催
リニアトラッキング方式&エアーベアリングのトーンアームと、エアーフローティング方式のプラッターというふたつの特徴的な機能を備えたターンテーブル「Holbo」。昨年の発売以来、本サイトでも何度かリポートをお届けしている。
このたび、Holbo輸入元であるブライトーンと、アナログプレーヤー関連の製品を手がけるオーディオショップ、マエストロ・ガレージでは、そんな注目製品のサウンドを自宅で体験できるキャンペーンを実施する。
その概要は以下の通りで、ブライトーンのサイトから自宅試聴の申し込みをすると、Holboを貴方の家に持ってきてくれるというものだ。運搬や設置はマエストロ・ガレージ店主の谷口さん...
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“生々しい触感の音に暫し聴き惚れる”リニアトラッキング&エアーベアリングを採用したアナログプレーヤー「Holbo」とじっくり取り組んでみた
たとえば独ノイマンの「SX-74カッターヘッド」と同じように、音溝に対してトラッキングエラーなしに針先がトレースしていくリニアトラッキング方式は、理想的なトーンアームの動作に思われるだろう。
リニアトラッキングとは直線移動を意味しており、そのようなトーンアームをストレートライン・トラッキング方式と呼ぶこともある。カッターヘッドは能動的に音溝を刻み、トーンアームのほうは受動的に音溝をトレースするという立場の違いはあるのだが。
ここで紹介するHolbo(ホルボ)のアナログプレーヤーは、リニアトラッキング方式を採用したエアーベアリングのトーンアーム設計が大いに目を惹く、精密感が漂うアナログプレ...
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Pro−Jectから新型ターンテーブルが3機種リリース。スタンダードモデルの「X1」から、スペシャルバージョン「XTENSION9TA」、トップモデル「XTENSION12RS」まで
Pro-Jectから、新型ターンテーブルが3モデル発売された。そのラインナップと型番は以下の通り。
X1 ¥110,000(税別、MMカートリッジ付属) ※マット・ウォールナットは11月末、ハイグロス・ブラックとハイグロス・ホワイトは12月下旬の発売予定
XTENSION9TA ¥400,000(税別) ※ウォールナットバール(グロスフィニッシュ)とピアノブラック(グロスフィニッシュ)はどちらも12月末予定
XTENSION12RS ¥700,000(税別) ※ピアノブラック(グロスフィニッシュ)は11月下旬、ウォールナットバール(グロスフィニッシュ)は12月下旬の発売予定
1991年、...
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ミュンヘンショーで話題となったターンテーブル「MIRACORD 60」が本日から販売開始。ELACの歴史あるラインナップが、¥175,000で手に入る
ELAC(エラック)から、MIRACORDシリーズのターンテーブル新製品「MIRACORD 60」が発売される。価格は¥175,000(税別)、11月8日からの発売となる。
2016年にエラック創業90周年記念モデルとしてリリースされた「MIRACORD 90」は、戦後同社のオーディオ事業を成功に導いた名機「MIRACORD」を復活させた執念のプロジェクトだった。その後もエラックはこの新たなカテゴリーを推進させ、2019年のミュンヘンショーで、この「MIRACORD 60」を発表している。
1.5kgのアルミ・ダイキャスト製プラッターをレスポンスよく回転させるローノイズDCモーターは、光...
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ヤマハ「GT-5000」のサウンドをじっくり聴けるイベントが開催決定。再生機器には同じくヤマハの5000シリーズを揃え、そのパフォーマンスを体験できる
東京・学芸大学のオーディオショップ、ホーム商会では、来る11月15日(金)と16日(土)の2日間、「オールYAMAHAフェスタ2days」と題した試聴イベントを開催する。その名の通り、ヤマハのハイファイ機器を揃えて実力を体験しようというものだ。
同社からは、1980年代に圧倒的な人気を誇ったレコードプレーヤーの銘機「GT-2000」の直系となる「GT-5000」が登場する。今回はそのGT-5000をメインに据え、音の入り口から出口までを5000シリーズで揃えている(CDプレーヤーは除く)。
また会場には、来年発売予定のピアノブラック仕上げ「GT-5000(BP)」(¥800,000、税別...