スピーカー部門(1)<ペア10万円未満> 第1位
エラック Debut B5.2

¥55,000(ペア)+税

ココがスゴイ!!

大幅刷新。鳴りっぷりのよさは格別だ(小原)

サウンドバランスの素晴らしさに感銘(亀山)

軽快でよく弾む音。映画用にも好適(和田)

 

BEST1 麻倉怜士

スピーカー界の名匠、アンドリュー・ジョーンズ氏謹製となる「Debut」が 2.0バージョンに改良された。ドライバー・ユニット、ネットワーク、エンクロージャーなどの主要パーツを刷新した効果は大きい。音調に明確さが増し、明瞭でスムーズ。低域のキレのよさも特筆できる。入門用スピーカーとしてよき伴侶になろう。

特選 潮晴男

エラックがエントリークラスのスピーカーとしてリリースしたブックシェルフ型のモデルである。ウーファーやネットワーク、エンクロージャーすべてを進化させた結果、前作よりレンジ感を拡大するとともに中低域の表現力にも余裕が生まれた。JETトゥイーターを採用した上位機のようなクリアネスは望めないが、バランスがよく、音楽を楽しく聴かせるモデルへと変身を遂げている。

推薦 小原由夫

北米市場を見据えたデザインとチューニングが採り入れられたエントリーレベルのブックシェルフ型スピーカー。先代Debutシリーズ から、ドライバーやネットワーク、エンクロージャーまでを大幅刷新。ブラック仕上げの無骨な外観だが、その鳴りっぷりのよさは格別。さすがは百戦錬磨のエンジニア、アンドリュー・ジョーンズ作である。

BEST1 亀山信夫

独エラックの北米生まれのブックシェルフ型。ユニットからネットワーク、エンクロージャーなどすべてが生まれ変わった第2世代Debutシリーズの末っ子である。聴けばバランスの素晴らしさに感銘する。何よりの美点だと思う。外観に派手さはないが、設計は凄腕の実直を想う。そういう印象の好音だ。たとえば、容姿重視の風潮もあるなか、フロントバスレフを採用した。設置に困ることなく、本機ならではの質感と美点が味わえよう。

推薦 高津修

新登場Debut 2.0シリーズのブックシェルフ型で、B5の後継機。より強力で広帯域なドライバーユニットの採用をはじめ、全面的なリニューアルによって明るくオープンな音質に磨きをかけた。定格インピーダンスは6Ω。一体型AVセンターでもムリなく駆動でき、躍動感にあふれたエラックサウンドのエッセンスを気軽に味わえる。

特選 藤原陽祐

世界的なスピーカーデザイナー、アンドリュー・ジョーンズが手がけたDebutシリーズの第二弾。ブラック・マット仕上げのシックな外観を踏襲しながら、ドライバー、ネットワーク、エンクロージャーを一新。スピーカーとしての本質に磨きがかかった。躍動感に富んだ肌合いのいいサウンドが持ち味。長時間の試聴でも馴染みがいい。

推薦 山本浩司

長いキャリアを誇るアンドリュー・ジョーンズ氏が手がけるエラックUSA発の小型2ウェイ機。見た目を裏切るたっぷりとした低音で音楽をおおらかに楽しく描写するのが本機の持味。これぞアメリカン・チューニングなのだろう。ジャーマン・エラックの精緻なサウンドとは大きく異なる音調。映画再生時にも独自の魅力を発揮する。

特選 和田博巳

北米エラックのDebutライン第二弾。見た目は質実剛健にしてオーソドックス、というかやや地味な印象を受けないでもないが、飛び出してくるのは軽快でよく弾む闊達な音。傾向としてはポップスやジャズ向きと言えるが、全域でバランスがよく整っているので、フラットディスプレイと組み合せて映画用として使っても実によい。

※HiVi ベストバイの選考は、★(ベストワン)、◎(特選)、○(推薦)の3種類があります

 

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