【HiVi冬のベストバイ2018】アクセサリー部門

電源回路を持たない製品群を対象とするのがアクセサリー部門。前回はユキムのプロデュースによる静電気除去ブラシASB-1が単独ベストワンだったが、今回はこの部門の常連であるパナソニックのUSBパワーコンディショナー SH-UPX01が同列ベストワンに。アザーコンポーネンツ部門同様、幅広いジャンルの製品が並ぶ

第1位：ユキム・スーパー・オーディオ・アクセサリー　ASB-1

¥9,800+税

　注目の高性能除電ブラシ。ブラシ部は三菱ケミカルが生産している芯鞘複合導電アクリル繊維「コアブリッドB」。芯部分には導電粒子を配置しているため磨耗に強いという。また、コアブリッドBと天然羊毛を同じ長さに揃えているため、導電繊維がレコードなど対象物に直接触れることができる。筆者はアナログレコード再生前に必ずこのブラシを使用するが、 CDやブルーレイでも無視できない効果が実感できる。(山本)

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第1位：パナソニック　SH-UPX01

オープン価格(実勢価格3万円前後)

　空いたUSB端子に接続することで機器のノイズを低減するアクセサリー。この市販品は、新たにオーディオ用SEコンデンサーを開発・搭載したほか、ボディをアルミ削り出しとするなど品質を高めている。自宅でDMR-BZT9600の付属品をハイレゾ再生用のPCに使っていたが、本機に交換すると靄が晴れたように音場の見通しがよくなった。マニアックなアイテムだが、そんな製品を発売するパナソニックの懐の深さにも感心した。(鳥居)

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第3位：クリプトン PB-HR2000

¥198,000＋税

電源ボックスとしては相当に高価な製品なので、ベストバイにしていいものかどうか悩んだが、その効能を一度体感すると後戻りはできない。ボックスに非磁性体のステンレスを採用、クリプトンがオーディオ用として実用化したネオフェードを加えてクリアーな電源を供給する。S/Nが高く、機器の能力を引き出してくれる製品だ。（潮）

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第4位：エイム NA7

¥75,000（0.5m）＋税

ネットワークオーディオ専用に設計されたエイムのフラッグシップLANケーブル。ノイズ吸収パルシャット素材の内部シースや入念な多重シールド構造によってS/Nを徹底改善し、OFC単線導体の伝送性能を存分に活かした定番製品だ。両端プラグはドイツのテレガートナー製。0.5m～3mまで5種類のラインアップが整っている。（高津）

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第5位：SAP RELAXA 622

¥75,000＋税

一昨年、500台を限定発売し、半年で完売してしまったRELAXA 530に続くフローティングボード。マグネットの数、ガラスベースの厚みの変更により、コストを抑えながら、前作と同等の性能を実現したという。CDプレーヤー、BDプレーヤー、さらにはHDDストレージと、ディスク再生時の効果は圧倒的で、力みのない、穏やかな質感のサウンドが得られる。（藤原）

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第5位：クアドラスパイア Q4D SLIT

¥100,000＋税

型番の通り棚板のスリットが特徴のラック。共振や熱に対応した設計だが、こうしたこだわりが全パーツにおよぶ。パーツ種類も豊富で多様なニーズに対応する。ポールの太さは2種、高さは6種を用意。フット形状はスパイクと平型から選べるなど、カスタマイズ的魅力も。3辺曲線カットの棚板は天然突き板仕上げの5種を用意。（亀山）

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第5位：ワイヤーワールド Platinum Starlight(PSE)

¥115,000（1m）＋税

オーディオ用LANケーブルの世界では、ネットワーク関連メーカーの製品とオーディオメーカーの製品が火花を散らしている。前者はスペック最重視で、後者は音楽性や使い勝手も考慮する。なかでも本製品は、カテゴリー8で40Gbpsの伝送速度を達成しつつ導体に7N純銀を採用し、取り回しと音質を両立した傑作ケーブルだ。（土方）

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