【HiVi冬のベストバイ2018】ディスクプレーヤー部門（2）〈20万円以上50万円未満〉

第1位：パイオニア PD-70AE

¥280,000+税

　20kgに近い本体質量をもって光オー ディオディスク再生のラストステージに挑んだSACD/CDプレーヤー。時代の先端を行く高速DAC、ES9026PROを2チップ搭載しながらUSB入力機能を思いきりよく排除し、アナログ系はフルバランス構成とするなど、コンベンショナルなホームオーディオコンポーネントとしての資質や品格をひたすら練磨した力作だ。なんとなくホッとする感じのなめらかで緻密な音質は、専用機ならではの味。(高津)

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第2位：ニュープライム CDP-9

¥240,000＋税

プリアンプ機能とUSB DAC機能、それにヘッドホンアンプ機能を併せ持ったコンパクトなCDプレーヤー。サンプリングレートコンバーター機能もあり、これは奥行感の向上が認められ、実に有用だ。同社製パワーアンプSTA-9と組み合わせることで、デザインがぴしりと揃った小気味よい闊達な音が楽しめる。（山本）

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第2位：プライマー CD35

￥385,000＋税

本年新作のCD専用機である。日本製のドライブメカ、ESSテクノロジー社のDACチップなど世界に定評のデバイスをプライマー流に使いこなす。電源はスタンバイ時はスイッチングだが、再生時は音のいいリニア方式に切り替える。出力はバランス型XLRも装備。その音、ピアニッシモから強音トゥッティまで、鮮明にして味わい深い。（亀山）

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第4位：ロクサン K3 CDP

￥250,000＋税

イギリスの中産階級向けオーディオには、独得の味わいがある。オーディオ的には決して情報量を優先した最先端の音ではないが、とても懐かしくアナログ的で、飾らない素直な音調を持つ。音楽の美味しい部分の表現がたいへん上手く、濃密な音楽空間が得られるのだ。本機もまさに「音楽」を聴くためのCDプレーヤーである。（麻倉）

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第5位：デノン DCD-SX11

￥360,000＋税

上位機のエッセンスを盛り込んで作り上げたデノンのSACD/CDプレーヤー。オリジナルのディスクドライブ・メカニズムと独自のアナログ波形再現技術を盛り込み高スペックを獲得している。物量は最上位機に譲るが、クリアネスが高く、音の骨格をしっかりと捉えたハイエンド機らしい佇まいを備えたロングランモデルである。（潮）

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