【HiVi冬のベストバイ2018】サラウンドシステム部門

テレビの下に設置するだけである程度のサラウンド感を得ることができる一体型サラウンドシステムを対 象としたこの部門では、ヤマハYSP-5600が2015年12月号以来のベストワンの記録を更新。2位以下に大差をつけており、もはやこのジャンルのスタンダードとd言っていい安定感を見せている

第1位：ヤマハ YSP-5600

オープン価格(実勢価格17万5,000円前後)

　サラウンドの黎明期からサラウンド系スピーカーの設置が難しいという話があり、ならば将来は壁反射式で実音源同等の効果を得られるようにならないだろうか、ということが語られ たことがある。それを洗練された形で実現させたのがこの「サウンド・プロジェクター」だ。しかも本機は垂直方向用の左右各6個のユニットを用いてトップchを実音源として形成。 ドルビーアトモス、DTS:Xの音声をこれ1台で実現している希有な存在だ。(吉田)

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第2位：シャープ AN-SA1

オープン価格（実勢価格2万7,000円前後）

シャープAQUOSの半円形スタンドにジャストミートするサウンドバー。付属のUSB+光デジタルケーブル1本で本体と接続するだけ。電源もUSB経由なので、ひじょうに便利。シンプルかつスマートな形体で、同種の他社製品に比べてややナローレンジではあるものの、アナウンスの聞き取りやすさやS/Nのよさがセールスポイント。（小原）

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第2位：ソニー HT-ST5000

オープン価格（実勢価格16万円前後）

サブウーファーをプラスしたふつうのサウンドバーと見える製品だが、ちょっと高価なのも道理。本体にイネーブルドスピーカーを内蔵し、7.1.2のドルビーアトモス＆DTS：X再生ができるサラウンドシステムだ。すべてデジタルアンプ付きで、フロント3chは贅沢なバイアンプ駆動。大画面テレビのふだんづかいに絶好の伴侶となる。（高津）

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第4位：ソニー HT-ST9

オープン価格（実勢価格15万円前後）

サウンドバーはどうしても派手な音に仕上げられがちだが、このモデルは同軸型の専用スピーカーの開発により音をバランスよくまとめている。ソニー独自の波面制御技術を応用してサラウンド再生を行なうほか、2ch再生ではダイレクト感のある素直な音を描き出し、ダイアローグやアナウンスの声をていねいに捉えるのも特徴だ。（潮）

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