【HiVi冬のベストバイ2018】AVセンター部門（3）〈10万円以上25万円未満〉

第1位：ヤマハ　RX-A1080

¥140,000+税

　ドルビーアトモス、DTS:X、そして独自のシネマDSP HD(3 キュービック) と、現代のサラウンド映画を愉しむための、ヤマハならではの仕掛けを総動員。なかでも時間的な内容変化に応じて、ひとつのコンテンツ内でシネマDSPのパラメーターをリアルタイムで最適な状態に創出する「SURROUND: AI」機能は有効だ。音質も前モデルA1070比で大幅に向上。静けさの表現が上手く、繊細なグラデーションが聴けた。(麻倉)

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第1位：デノン AVR-X4500H

¥170,000+税

　「8500」から「1500」まで5モデルが揃ったデノンの500番シリーズ。ちょうど中間に位置する当機は、音質面で前作から今期いちばん明確な進歩を遂げた実質的代表作だ。各論では上位機にかなわない部分があるとしても、ひじょうにまとまりがよく、御しやすい高 C/Pモデル。端正に整えられたデノンサウンドの凄味が容易に引き出せる。 9chアンプ構成でAuro-3D再生にも対応するが、プリアウトは11.2ch。システム拡張の愉しみも大きい。(高津)

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第3位：パイオニア VSX-LX503

¥194,000＋税

前モデルからパワーアンプを2ch分増設、9ch仕様に。回路はDクラスからアナログ・ディスクリートへ変更し、高いコストパフォーマンスを実現。5.2.4や7.2.2再生が可能である。11.2chのプロセッシングを有し、2ch外部アンプを追加すれば7.1.4も可能だ。何よりもナチュラルなドライブ感が魅力のモデルである。（亀山）

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第4位：オンキヨー TX-RZ830

¥148,000＋税

前モデルRZ820と外観はそっくりだがこちらはパワーアンプは2ch増やして9ch構成になった。トップスピーカーを2組使った5.1.4構成が可能。また11chのプリアウトを備えていて、サラウンドバックを含めた7.2.4構成も外付けアンプの追加で可能。4Ω負荷対応の強力なアンプは承前。DSD11.2MHzにUSBスロットで対応する点も注目。（吉田）

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第5位：ヤマハ RX-A2080

¥200,000＋税

同社RX-A1080よりも6万円高いが、筆者はハイトスピーカー4本配置のドルビーアトモス5.1.4再生が可能で、よりいっそう厚みのある音質を実現した本機を推す。今年のAVENTAGEシリーズ最大のウリはシーンに応じて最適はシネマDSP効果を付加する「SURROUND：AI」。その的確な響きのコントロールに感服させられた。（山本）

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