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「AUDIOVECTOR QR SE Series」1979年創業のデンマークの老舗ブランドオーディオベクターの新シリーズ上陸《Special Review》
強靭かつ艶やかな音が魅力
北欧デンマークには何度か出かけたことがある。人口約600万人と大阪府や香港よりも人口の少ない小国で、人間よりも羊のほうが多いのでは? と思わせる農業国だが、世界中で人気を博すスピーカーメーカーがすごく多い。思いつくまま挙げてみると、ディナウディオ、ダリ、ダヴォン、総合オーディオ・テレビメーカーのバング&オルフセンなどである。そうそう、ユニットサプライヤーとして著名なピアレスやスキャンスピークもデンマークゆかりの会社だ。
なぜ同国に著名なスピーカーブランドが多いのだろうか。冬が長く夜が長い北欧には、家の中でいかに快適に過ごすかに心を砕く人が少なくない。だからこそ生...
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期待・注目の「マグネターUDP900 & UDP800」ハイファイ系サラウンド再生にかけがえのない存在。UDP900自宅導入記
生命感溢れる音こそ真価
ぼくのシアタールームには、JVCのDLA-V9Rプロジェクター+110インチ・スクリーンとJBLの15インチ・ウーファー&4インチ・コンプレッションドライバー+ホーンの大型スピーカーK2S9900を組み合わせたメインシステムがある。デノンAVC-A1Hを用いてドルビーアトモス対応を図ったセンターレスの6.1.6構成のシステムだ。そしてそのスクリーンの対向面にサブシステムを組み上げている。レグザの65インチ有機ELテレビ65X930とエラック330CEと310CEを組み合せて構成した4.0chシステムである。
以前はオッポデジタルのUDP-205をそのサブシステムに...
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エバーソロ「DMP-A8」で、Qobuzの音を徹底検証! Roon経由で再生したサウンドは、“ストリーミングでこの音が楽しめるのか” と、驚くこと間違いなし
フランス発の高音質音楽ストリーミングサービス「Qobuz(コバズ)」が、遂に日本でも楽しめるようになった。かなり以前から予告されていたこともあり、早く自分のシステムで楽しみたいと思っている方も多いだろう。そこで重要なのが、“どの機器で再生するか” だ。今回は山本浩司さんのオーディオルームにお邪魔し、Eversolo(エバーソロ)の「DMP-A8」で聴くQobuzの音質&操作性を確認していただいた。専用アプリに加え、Roon経由の操作で音が変化するか、という使いこなしにも挑戦している。(StereoSound ONLINE編集部、撮影:相澤利一)
ネットワークプレーヤー/プリアンプ:「DM...
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『Stereo Sound REFERENCE RECORD Vol.10 ~ドイツ・グラモフォン・ベスト・レコーディング』LP 2枚組 33 1/3回転 180g重量盤/ステレオサウンド オリジナルソフトの魅力を語る66
クラシックの名録音・名演奏の醍醐味が満喫できる山中先生厳選の名曲コンピレーションがLP化
1995年に63年の生涯を閉じられた山中敬三先生は、編集者時代ぼくがもっとも敬愛するオーディオ評論家のお一人だった。ステレオサウンド誌創刊間もない頃からの筆者で、HiVi誌においても1985年以降様々な企画に参加されている。初めて先生の杉並のお宅にうかがって、バルコのプロジェクターでユニテル制作のオーケストラ演奏のレーザーディスクを見せていただき、EMT 927Dstでナット・キング・コールのLPを聴かせてもらった、あのときの感激は今なお忘れることはできない。
Stereo Sound ANALOG...
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名古屋駅前「ミッドランドスクエア シネマ」カスタムスピーカー採用のMIDLANDQUALITY SOUNDSYSTEM「粋(いき)」を体験。驚天動地のハイファイ・サウンド!
2010年代半ば頃から、全国の映画館の音は急速にワイドレンジ化、ハイファイ化されてきた。フィルムに比べてより安定したデジタル・サウンドが供給できるDCP(Digital Cinema Package)上映が一般化したことが、その最大の理由だろう。それを契機に映画館の音響システムの整備が始まり、それにたいして観客が素早く反応する。音を良くすることで観客動員を増やすことができると各興行主が認識するようになり、サウンド・システムの整備によりいっそう注力するようになるという好ましい連環が始まったわけである。1970~80年代の日本の映画館の音のひどさに閉口していた筆者世代のヴェテラン映画ファンに...
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エラック「Soloa 280.2シリーズ」JET6のニューサウンドに唸った!新型トゥイーターがSolanoにも搭載。マルチチャンネルの描写力に息を飲む!〈Special Review〉
ドイツ北部のキール市を本拠とするエラックからSolano 280シリーズの最新モデルが日本上陸を果たした。2ウェイ・ブックシェル型のBS 283.2と2.5ウェイ・トールボーイ型のFS 287.2、それにセンター用横置き型2.5ウェイ機のCC 281.2である。2021年に発売された280シリーズの第2世代機ということになる。今回のマーク2化の最大の特長は、2023年に完成した最新ハイルドライバー型トゥイーター「JET6」の搭載。今回の「夏のベストバイ」選考時に聴いてその音の良さに大きな感銘を受けた上位VELAシリーズに続く、JET6搭載モデルになる。 ちなみにSolano(ソラノ)とは...
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溜め込んだフィジカルディスクを、年末年始のお休みに片っ端からチェック! その中で感銘を受けた3本を紹介【フィジカル万歳18】
毎年のことなのだが、夏の終わり頃から12月まで各社の新製品をチェックしにあちこち歩いたり、原稿締切りが立て込んだりで、買い込んでいたUHDブルーレイやブルーレイの封を開けることができず、床に積んだままだったりする。
年末年始のお休みはそれらを片っ端から観ることになるのだが、そんな中から面白かったディスク、感銘を受けた作品を3本ご紹介しよう。
暗殺の森 【4Kレストア版】 UHD+Blu-ray ¥8,580(税込)
●販売元:TCエンタテインメント
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最初はベルナルド・ベルトルッチ監督の『...
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安定接続こそケーブルの真価!48Gbps対応の高性能を高信頼性で実現。コーズの最新HDMIケーブル3製品を自宅検証「PRS4 Passive」「PRS4 Active Optical」「Bravo」
2023年春、オーストラリアのメルボルンで創業し、香港に本拠を置くコーズ(Kordz)社から48Gbps(ビット/秒)対応の高品位ケーブル「PRS4」シリーズが登場した。このシリーズは0.5〜5.0mのPassive(金属導体)と10〜20mのActive Optical(光ファイバー)で構成され、すべての長さでHDMI2.1規格で定義された全機能に対応しているという。
ここではコーズの「モノづくりフィロソフィー」について改めて整理しながら、PRS4のPassiveと同Active Optical、そして同社製HDMIケーブルのフラッグシップに当たる「Bravo」(金属導体)のパフォーマ...
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ステレオサウンド オリジナルソフトの魅力を語る 名盤ソフト 聴きどころ紹介55/石川さゆり『Transcend Extra edition』45回転アナログレコード
リミックス「残雪」「花火」を加えた極上のLP盤。身を正して聴かせる石川さゆりのスケール感
大晦日の夜「NHK 紅白歌合戦」を眺めていて、自分でも驚くほど心を持っていかれるのが女性演歌歌手だったりする。ぼくは中学生の頃から洋楽ロックやジャズばかり聴いていて、演歌特有の「湿った叙情」とか「女の情念」が苦手で、一生自分とは縁のないものと思っていたのだが。知らない歌手だらけの紅白歌合戦だけど、派手な着物姿の島津亜矢とか石川さゆりの歌には、つい本気になって聴き惚れてしまう凄さがあるのだった。それにひきかえおっさんロック歌手たちの歌の悲惨なこと……。
さて、そんな与太話はともかく。1958年生れ、ぼ...
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ナチュラルな音調はHDMIでも輝く!HDMI入力/HDMI ARCに対応し映像ソースにも万全対応。ラックスマン初のネットワークトランスポート「NT-07」登場
テレビの音を高音質化する方法は、AVセンターを使った本格的なAVシステム、あるいは設置のしやすいサウンドバーが主流ですが、ここに来てプリメインアンプを始めとしたオーディオ製品にHDMI端子を装備して、シンプルな接続かつ高品位なテレビ音響再生の実現を目指したHDMI対応オーディオコンポーネントが増えています。ここでは、HDMI接続に対応した注目の最新製品をピックアップ、オーディオ製品としての基礎体力はもちろん、テレビとHDMI接続した際の実力について細かくチェックしました。(編集部)
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ホットで力感に満ちた音に夢中!オーラデザイン創業35周年記念で復活。傑作プリメインアンプVA 40の現代版を聴く Aura「VA 40 rebirth」
HiVi視聴室のラック上段に置かれているのを見て、思わず「懐かしい……」とつぶやいたオーラのVA 40 rebirth。本機は来年創業35周年を迎えるオーラデザインの記念モデルとして企画されたプリメインアンプである。
オリジナル機のVA 40は、英国のワーシングで1989年に誕生したオーラデザインのデビュー作。創業者はビルマ系英国人のマイケル・トゥー氏だ。同社は創業後まもなくB&Wの傘下に入り、その製品は7年間ブライトンで製造され、1996年に同ブランドはオーラデザイン・ジャパンに移管され、現在に至っている。
バブル景気全盛期に日本市場にお目見えしたVA 40は、多くのオーディオマニア、...
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これが伝統のダイナミックサウンド!ストリーミング再生、そしてHDMI接続でヤマハ伝統のHi-Fiサウンドが思う存分味わえる。Yamaha「R-N2000A」
テレビの音を高音質化する方法は、AVセンターを使った本格的なAVシステム、あるいは設置のしやすいサウンドバーが主流ですが、ここに来てプリメインアンプを始めとしたオーディオ製品にHDMI端子を装備して、シンプルな接続かつ高品位なテレビ音響再生の実現を目指したHDMI対応オーディオコンポーネントが増えています。ここでは、HDMI接続に対応した注目の最新製品をピックアップ、オーディオ製品としての基礎体力はもちろん、テレビとHDMI接続した際の実力について細かくチェックしました。(編集部)