執筆陣
パナソニック「DMR-ZR1」は、絵も音も本当にノンストレス。コンテンツの楽しみ方まで一変させる、まさに“プレミアム”なアイテムだ(後)【注目製品に肉薄 03】
山本浩司さんのシアタールームに新たに加わった、パナソニックの4Kブルーレイディスクレコーダー「DMR-ZR1」。前編ではこのモデルがどのような経緯で企画されたのか、さらにどんな点に留意して開発されたのかについて詳しいお話をうかがった。
後編ではそんなDMR-ZR1のパフォーマンスを山本さんお薦めコンテンツで検証した。ゲストは前回に引き続き、パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社の甲野和彦さんと宮本真吾さんのおふたり。(StereoSound ONLINE編集部)
山本 では、実際にぼくの部屋でのパフォーマンスをお二人に体験していただきましょう。今日は「DMR-ZR...
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パナソニック「DMR-ZR1」は、絵も音も本当にノンストレス。コンテンツの楽しみ方まで一変させる、まさに“プレミアム”なアイテムだ(前)【注目製品に肉薄 02】
パナソニックの4Kブルーレイディスクレコーダー「DMR-ZR1」。ディーガ・プレミアム・モデルとして、オーディオビジュアルファンの期待に応える画質・音質が達成されている点が注目され、今年1月の発売以来、一時入荷待ちになるほどの人気を集めた。
そんなDMR-ZR1が山本浩司さんのシアターに遂に納品され、日々そのハイクォリティを堪能しているという。そこで今回は、DMR-ZR1の開発者であるパナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社の甲野和彦さんと宮本真吾さんをお呼びし、山本シアターでDMR-ZR1のパフォーマンスを体験しながらの座談会を行なった。(StereoSoundO...
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息をのむほどの“華やかな色”と“品位のある映像”を両立し、しかも“音がいい”。レグザ「X9900Lシリーズ」は、高級大画面テレビをお求めの方に自信を持ってお勧めしたい【注目製品に肉薄 01】
先日の「HiVi夏のベストバイ」選考締切日(4月下旬)までに画質が仕上がっていないということで投票できなかったTVS REGZAの4K有機ELテレビ「X9900L」シリーズ。レグザファンの筆者としてはたいへん残念だったが、この7月中旬、すでに発売済み(6月3日)の「55X9900L」のパフォーマンスをテストする機会を得たので、そのインプレッションをお伝えしたい。
“本来の美しい色合いを再現する”レグザ史上最高品質
4K有機ELレグザの新時代を拓く「X9900L」シリーズ
●4K有機ELテレビ
65X9900L(市場想定価格¥500,000前後)、55X9900L(市場想定価格¥350,0...
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確かに違う衝撃の画質!感動の音質を体験。FIBBR フラッグシップ8K HDMIケーブル「ULTRA 8K」登場
自社光/電気変換チップ搭載のフィバーの最新8K対応ケーブル
フィバー(FIBBR)から決定版とでも言うべき最上位光ファイバーHDMIケーブルがこの夏発売されることになった。ULTRA 8Kと命名されたこの光ファイバーケーブルは、これまで市場で人気を博してきたPURE 3の上位に位置づけられる製品となる。同社から充分な資料がまだ届いておらず(※参照)、ここでは現状わかっていることをお伝えし、PURE 3と一対比較しながら画質・音質をチェックしたので、その詳細を記すことにしたい。
※ 編集部註:本文原稿入稿後に「ULTRA 8Kは世界で初めてCable-ID規格を搭載している」ことが判明しま...
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Bluesoundのネットワークプレーヤー「NODE」とプリメインアンプ一体型の「POWERNODE」はデザイン、機能、音質すべてが期待以上の優れたプロダクト
ブルーサウンドは2012年にカナダで創設されたオーディオ・メーカー。ここでレビューするのは、同社が「ミュージックストリーマー」と呼ぶネットワークプレーヤーNODEとプリメインアンプ一体型のPOWERNODEだ。
MUSIC STREAMER/INTEGRATED AMPLIFIER
Bluesound
POWERNODE
オープン価格(実勢価格13万円前後)
●定格出力:80W×2(8Ω)
●接続端子:HDMI出力端子1系統(eARC)、アナログ音声2系統(3.5mm×2)デジタル音声入力端子2系統(光/3.5mm)、LAN1系統、サブウーファー出力1系統
●寸法/質量:W220×H70...
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進化し続けるDELA。Roon Readyに対応した最新ソフトウェア4.30を聴く
ミュージックサーバー(NAS)の定番としてネットワークオーディオ愛好家に親しまれているDELA(デラ)の製品群。2021年12月1日に最新ファームウェア4.30がリリースされ、同社製サーバーのUSB DAC接続機能がRoon(ルーン)レディ対応となった。また、2019年12月発表のVer4.0では従来のトンキーメディアサーバーに加えてMinim(ミニム)サーバーのインストール機能が追加された。ここでは最新ファームウェアを実装したミュージックサーバーN1A/3を用いて、その使い心地等をリポートしてみたい。
その詳細をお伝えする前に、DELAがネットワークオーディオの世界でいかに重要な役割を...
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【HiViレビュー】KordzのHDMIケーブル「Bravoシリーズ」は画像と音の鮮度感が凄い。48Gbps伝送の優位性は明らか
オーストラリアのメルボルンに本拠を置くHDMI専業メーカーのKordz(コーズ)から、48Gbps(ギガビット/秒)ウルトラハイスピード認証を取得したHDMI 2.1対応メタル(無酸素銅単線)ケーブル「Bravo」が登場した。光ファイバーケーブルと異なり、メタルケーブルは内部抵抗による損失が生じるため、5m以上の長さのウルトラハイスピード・タイプを製造することは難しい。本製品も最長で3mだ。
HDMI CABLE
Kordz
Bravo
1.0m オープン価格(実勢価格1万3200円前後)
1.5m オープン価格(実勢価格1万5400円前後)
2.0m オープン価格(実勢価格1万7600...
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往年の名機を現代的にアップデートしたJBL SA750 DiracLiveの音場補正も秀逸だ
今年創立75周年を迎えたJBLから、じつに興味深いアニバーサリーモデルが登場した。SA750と名づけられたプリメインアンプである。
JBLといえばスピーカーメーカーのイメージしかないという方は多いと思うが、1960年代には同社製高級スピーカーを鳴らすに相応しいアンプが発売されていた。ベテランのオーディオファイルが本機を一目見れば、1965年に発表されたプリメインアンプSA600にオマージュを捧げた製品であることはすぐにわかるはず。
フロントパネルの左4分の1はグレーの縦のヘアライン、右4分の3はシルバーの横のヘアライン仕上げというアシンメトリー・デザインが採られていること、電源を入れると...
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【HiViレビュー】エアパルス「A80」はAV再生にきわめてマッチするアクティブスピーカー
家庭用スピーカーシステムの主流はアンプを内蔵しないパッシブ型。アンプを内蔵するアクティブ型を選ぶ方はまだまだ少数というのが現状だ。しかし、そうした中で時宜を得た製品企画でヒットを飛ばし、アクティブ型スピーカーの魅力を広く知らしめたブランドがある。それがエアパルス。ここでは、アクティブスピーカーの代表として、改めて人気モデルの実力を確かめていく。(編集部)
昨年(2020年)春に日本上陸を果たし、大旋風を巻き起こしたエアパルスのアクティブスピーカーA80。今般その白木(パインウッド)仕上げが登場したので、これを機に改めてエアパルス・ブランドの紹介と本機の魅力を詳らかにしてみたい。
SPEA...
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ウェストミンスターラボ「Rei」を4台(!)使った、ブリッジ&バイアンプ駆動を体験。わが生涯で聴いた凄い音BEST5に入る、超絶サウンドが体験できた
2021年、英国から彗星のように日本市場に登場してきた高級オーディオ・ブランド、ウェストミンスターラボ(WestminsterLab)。本年1月にプリアンプ「Quest」の、3月にモノブロック・パワーアンプ「Rei」のリスニング・リポートをStereo Sound ONLINE に寄稿した。
Quest、Reiともに、磨き上げられた透明感のある本格的なサウンドでぼくを魅了し、この新進ブランドのこれからに大きな期待を抱くことになったのだった。
さてこの8月、「Reiを2組4台借用できたので、Questと組み合わせてブリッジ接続やパッシブ・バイアンプ駆動で聴いてみませんか」というお誘いを編集...
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絵が違う!音も違う!これぞ破格の表現力。フィバー初の48Gbps、8K対応光HDMIケーブルPure3を試す
人気のフィバーから待望のHDMI2.1ケーブル登場
8K/60pと4K/120p伝送を保証する48Gbps(ギガビット/秒)対応の光ファイバーHDMIケーブルがにぎやかになってきた。HiVi2021年4月号でワイヤーワールドの「ステラー」ケーブルをご紹介したが、同じ輸入元のナスペックから、HDMI2.1認証済ウルトラハイスピードHDMIケーブル、フィバー「ピュア3」が登場した。今回その2mと10mタイプを自室でじっくりチェックできたので、そのインプレッションを述べることにしたい。
Optical HDMI Cable
FIBBR Pure3 5月17日発売
● 型式:光ファイバーHDMI...
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ソナス・ファベールの「Lumina Ⅰ」「Lumina Ⅲ」「Lumina Center」は、エントリーモデルとは思えないサウンドを聴かせる
オリンピカ・ノヴァⅤが「HiViグランプリ2020」で〈スピーカーシステム部門賞〉を受賞するなど、ソナス・ファーベルの好調が続いている。同シリーズの完成度の高さについては、HiVi2020年7月号に記したが、それに引き続いて登場したのが、ここにご紹介する「Lumina(ルミナ)」シリーズだ。
ここでは同社エントリー・ラインに位置づけられる本シリーズから小型2ウェイ機の「ルミナⅠ」、3ウェイ4ドライバー構成のトールボーイ機「ルミナⅢ」を聴き、同時発売された横置き仕様のセンタースピーカー「ルミナセンター」を加えた5.1ch再生も試してみたが、まさに価格の枠を超えたすばらしいパフォーマンスを示...