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「懐かしいレトロデザインとアナログ音質にこだわる」。ドウシシャから、真空管ハイブリッドアンプ搭載CDステレオシステム 2モデルが発売決定
ドウシシャでは、SANSUIブランドのBluetooth対応CDステレオシステム「SMC-500BT」(市場想定価格5万円前後、8月下旬発売)と、真空管ハイブリッドアンプ「SMS-850BT」(市場想定価格3万円前後、8月中旬発売)を発売する。
SMC-500BTは、70年代のステレオを彷彿させるデザインを採用。シャーシ全体を包み込むMDF木製キャビネットで不要な共振を抑えるとともに、フォノ専用端子を装備し、さらに真空管ハイブリッドアンプとW-RPM(和紙相対抄紙)スピーカーを搭載することでワンクラス上の音質を目指している。
音楽ソースはBluetooth、CD、USBメモリーによるMP...
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【麻倉怜士のIFAリポート 2018】その03 ベルリン・フィルハーモニーとの協業で開発されたテクニクス・ワイヤレススピーカー「SC-C50」
音場がきわめて広く、低音の塊感が充分に感じられる
昨年のIFAではテクニクスブランドのCDドライブ一体型スピーカー内蔵/一体型ステレオシステムの「SC-C70」が話題だったが、今年は、その弟分の「SC-C50」が登場。ペットネームは“OTTAVA S”だ。CDドライブは省かれたが、技術的には音場再生、低音再生に特にこだわった構造設計、ユニット設計、音づくりがなされている。
特に注目は「ベルリン・フィルモデル」。パナソニック(テクニクス)が、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と協業を開始し2年になる。ベルリン・フィルのコンサートライブ・ストリーミングサービス「デジタルコンサートホール」収録...