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キャンドルスタンドのような、可愛いデザインが目を惹く。ソニーのグラスサウンドスピーカー「LSPX-S2」が3月16日に発売
ソニーからグラスサウンドスピーカーのニューモデル「LSPX-S2」が発売される。市場想定価格¥45,000前後で、3月16日の発売を予定している。
グラスサウンドスピーカーは、有機ガラスを使った振動板で高域を再生するシステムで、2008年のサウンティーナ「NSA-PF1」(当時の定価105万円)が初代モデルだった。
その後、2016年に、ブルートゥース機能を内蔵した「LSPX-S1」が発表され、インテリアにもこだわる層に向けた、ライフスタイル提案アイテムとしても注目を集めてきた。今回のLSPX-S2は、ブルートゥースに加えて、無線LANによる音楽再生にも対応。Wi-Fi経由でハイレゾ音源...
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ソニーが提案する、音楽の新しい体験。「360 Reality Audio」がもたらす、このイマーシブ再生は本当に凄い(後): 麻倉怜士のいいもの研究所 レポート11
CES2019でソニーが発表した「360 Reality Audio」(サンロクマル リアリティーオーディオ)に注目が集まっている。音楽を、あたかも目の前で演奏されているかのようなリアリティでユーザーに体験してもらいたいという提案で、そのために新コーデックMPEG-H 3Dオーディオを採用し、ストリーミングで音源を配信するなど、様々な工夫と配慮がなされている。その360 Reality Audioの詳細に迫るインタビューの後編をお届けする。インタビューに応じていただいたのは、開発メンバーの澤志聡彦氏、知念 徹氏、片岡 大氏の3名だ。(編集部)
麻倉 ところで、360 Reality Au...
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ソニーが提案する、音楽の新しい体験。「360 Reality Audio」がもたらす、このイマーシブ再生は本当に凄い(前):麻倉怜士のいいもの研究所 レポート10
2019年CES会場で麻倉さんが気になった展示のひとつが、ソニーの「360 Reality Audio」(サンロクマル リアリティーオーディオ)だ。いわゆる3Dイマーシブオーディオ再生技術で、従来は2chだった音楽再生をより体験的かつリアリティ豊かに再現する提案だ。そこで今回は、360 Reality Audioの仕組や目指す効果について、開発メンバーの澤志聡彦氏、知念 徹氏、片岡 大氏の3名に詳しくうかがった。(編集部)
麻倉 先日のラスベガスCES会場で360 Reality Audioのデモを拝見しましたが、音楽鑑賞の新しいスタイルとしてたいへん感心しました。
知念 360 Rea...
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『エヴァンゲリオン』の世界観を凝縮したスマートウォッチ。ソニー「wena」の“NERV官給品デザイン”が、1月29日に発売決定
ソニーのスマートウォッチ「wena」シリーズが『エヴァンゲリオン』とコラボ。特務機関NERV職員専用官給品コンセプトデザインモデル「wena wrist active NERV edition」が、1月29日に発売されることになった。市場想定価格は7万円前後(税別、本日から予約受付開始予定)で、ブラックとシルバーそれぞれ500台の限定モデルとなっている。
「wena wrist active」シリーズは、リストバンド部分に有機ELディスプレイを搭載したスマートデバイスだ。ここにスマートフォンへの電話着信や通知アプリ名、メール本文などを表示可能。さらに電子マネー機能も内蔵しており、全国のコ...
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【麻倉怜士のCES2019レポート13】ソニーの8K液晶テレビ「Z9G」は、大型テレビの未来を具現化している。アップコンバートから音質改善まで、その完成度に感心する
CES2019会場でのメーカー直撃レポート第二弾をお届けする。今回はソニーブースに展示された8K液晶テレビ「Z9G」シリーズについて。8K解像度を備えたモデルで、液晶式ながら黒再現の向上や視野角拡張など、高品質のための技術が多数盛り込まれている。「MASTER Series」のトップモデルとなるZ9Gはどのようにして企画・開発されたのか。ソニービジュアルプロダクツ株式会社の企画マーケティング部門 部門長(兼商品戦略部長)の長尾和芳氏にうかがった。(編集部)
2019年は大画面化がさらに加速する
麻倉 今日はよろしくお願いいたします。CES2019の展示では、やはりZ9Gが圧巻でしたね。し...
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ソニーのミラーレス一眼カメラに「α6400」が加わった。世界最速 0.02秒のAFを実現する APS-Cセンサー搭載で、4K/HDR動画の撮影にも対応。ボディのみで、¥110,000前後〜
ソニーから、レンズ交換式デジタル一眼カメラ「α6400」が発表された。APS-Cサイズの、有効約2420万画素CMOSイメージセンサーExmor(エクスモア)を搭載した製品で、発売は2月22日の予定。ボディ単体の他、レンズキット等以下のパッケージで発売される。なおレンズはEマウントを採用する。
●ボディ単体:ILCE-6400 市場想定価格¥110,000前後(税別)
●パワーズームレンズキット:ILCE-6400L(E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS) 市場想定価格¥120,000前後(税別)
●ダブルズームレンズキット:ILCE-6400Y(E PZ 16-50mm ...
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【麻倉怜士のCES2019レポート8】2018年度 アメリカのDEG大賞、決定。Dolby、ワーナー・ブラザース、ソニーが受賞
毎年の年明けの恒例はDEG(The Digital Entertainment Group Japan)ブルーレイ大賞の選定だ。私はDEGジャパンの審査委員長だが、同時にクォリティ部門の審査員でもあり、コンテンツメーカーが自薦した作品を今、精査している。2月中旬の発表を楽しみに待たれよ。
アメリカの2018年度DEG大賞は1月9日、ラスベガス・コスモポリタンホテルで開催されたDEG主宰の年次パーティで、発表された。製品評論家、業界紙記者、専門誌編集者などによって選ばれた賞には、3つの部門がある。
まずもっとも名誉あるDEGの創設者の名前を取ったEmiel N. Petrone Innov...
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【麻倉怜士のCES2019レポート6】ソニーが、8K液晶テレビ「MASTER Series Z9G」シリーズを展示。このアップコンバートは超絶的だ!
ソニーはCES2019で、8Kテレビ「Z9G」を発表。有機ELではなく液晶だ。98/85型で展開する。注目すべきポイントは、①大画面での8K展開、②HDRをさらにインプレッシブにする白ピークの伸び、③8Kへのアップコンバート技術だ。
詳しくは近日公開予定の、長尾和芳・ソニービジュアルプロダクツ企画マーケティング部門
部門長のインタビュー記事を参照いただきたいが、私的に、ひじょうに注目したのが、③のアップコンバートだ。
昨秋のIFAのインタビューで、高木一郎・ソニービジュアルプロダクツ/ソニービデオ&サウンドプロダクツ社長が、こう言っていたからだ。「まだ8Kは早いです。現実には4Kが中心で...
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【麻倉怜士のCES2019レポート4】ソニー、3Dオーディオフォーマット「360 Reality Audio」を提案。全天球でのイマーシブサラウンド音響が魅力的
ソニーがイマーシブ(3D)サラウンドに独自規格で名乗りを上げた。「360 Reality Audio」だ。
ソニーは2010年以降の、オーディオシーンをリードしてきたという自負がある。2013年にハイレゾ宣言をして、2チャンネルでの高音質化を推進してきたソニーが、ハイレゾの次に訴えるのが、イマーシブサラウンドだ。
ソニー専務・ソニービデオ&サウンドプロダクツ社長の高木一郎氏はこう語る。
「ソニーのオーディオは360 Reality Audioに注力したい。2013年以降、プレミアムオーディオの領域を広げるために、ハイレゾをプロモートしてきましたが、今後は同時に並行して、“音場”という新し...
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ソニーのワイヤレスヘッドホン「WI-C600N」が1月26日に発売決定。ノイズキャンセリング機能を搭載した、音のいいモデルを実現している
ソニーのワイヤレスヘッドホンに、新たに「WI-C600N」がラインナップされた。ブルー、ブラック、グレーの3色展開で、市場想定価格は¥18,000前後、1月26日に発売される。
同社ではBluetoothヘッドホン分野では、「WI-1000X」や「WI-H700」など合計12モデルを揃えて様々な視聴スタイルに対応してきた。今回の「WI-C600N」は1万円以上3万円未満の価格帯で求められるニーズに応える製品として発売するという。
そのテーマとは「音質がいい」「音漏れしない」「重低音が効いている」「耳へのフィット感や装着性」「Bluetooth対応」であり、これらをクリアーするために様々な...
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プロユースでも使える、ソニーのリニアPCMレコーダー「PCM-D10」が1月26日に発売。XLRバランス入力端子も搭載して、実勢価格は5万円前後!
ソニーから、リニアPCMレコーダーの新製品「PCM-D10」が発売される.市場想定価格は5万円前後で、1月26日の発売を予定している。
同社のリニアPCMレコーダーには、エントリーモデルのPCM-A10とトップモデルのPCM-D100がラインナップされているが、新製品のPCM-D10はその中間に位置し、趣味としての音楽録音から、プロ/セミプロの音楽コンテンツ制作まで幅広い用途で使える製品になっている。
スペックとしては、リニアPCM192kHz/24ビットの録音・再生が可能で、上位モデルD100のようなDSDでの録音には対応していない。内蔵マイクは可動式の高感度ステレオタイプで、伸びのあ...
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4KチューナーをHDMI CECで使いこなせるか? ソニーKJ-65A1と東芝TT-4K100で試してみた <新4K8K衛星放送、まるわかり!:その12>
遅くなりましたが、皆様新年明けましておめでとうございます。今年もStereoSound ONLINEをよろしくお願いいたします。
さて、大晦日の「紅白歌合戦」は4K/8Kでご覧になりましたか? ぼくは帰省していたため、リアルタイムは実家の2K(正確にはワイドXGA)テレビで観ていました。
しかし実家のテレビはサイズも37インチと小型のため、迫力のかけらもなし。ツイッターで送られてくる麻倉怜士さんによる「8K紅白歌合戦」のコメントを読みながら、なんとも物足りなさを感じていたのです。
で、帰宅後に録画しておいた4K版をチェックしたところ、やっぱり桁違い。画面サイズが37インチから110インチ...