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EIZO、HDR表示に対応した27型の映像制作用4K 液晶モニター「ColorEdge CS2740-X」を、4月23日に発売。DCI-P3の色域を91%カバー
EIZOから、HDR表示対応したカラーマネージメント液晶モニター「ColorEdge CS2740-X」が、4月23日に発売される。価格はオープン価格で、同社直販サイト価格は¥291,500(税込)。
ColorEdge CS2740-X(以下、CS2740-X)は、27型の4K UHD(3840×2160)解像度を持った、映像制作者向けの液晶モニター。HDR表示(HLG、PQ)に対応しており、3DCG・ゲームなどから、映画・放送のコンテンツ制作に適した仕様にまとめられている。
同時に、映画や放送の国際規格に準じるカラーモードを搭載することで、幅広くHDRコンテンツの制作・色確認に活用で...
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4K HDR制作アニメがついに登場。NetflixとプロダクションI.G.の共同プロジェクト「Sol Levante」が配信開始!
Netflixで4月2日から配信開始されているアニメーション「Sol Levante」。これは、世界初となる4K HDR制作の作品だ。アニメの未来像とも言える映像と音をさっそく視聴してみた。
「Sol Levante」は、次世代の4K HDRアニメ制作を見据え、試験的に開始されたプロジェクト。監督・演出は斎藤 瑛、作画技術監督が江面 久となっている。4K解像度で手描きアニメーションを制作するために必要な技術開発や、制作のための環境作りなども含め、ひとつひとつ模索しながら作業が進められていったという。作品自体は5分足らずの短編で、「聖地」を探して旅をする女性と使い魔が、遺跡の守護者や聖地の...
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ソニーの8Kチューナー内蔵液晶テレビ「KJ-85Z9H」が遂に登場! 同社が持つ高画質技術を注ぎ込み、“触れられそうな映像”と“感じる美しさ”を体現
ソニーから、8Kチューナーを内蔵した85型液晶テレビ「KJ-85Z9H」が遂に登場! 市場想定価格200万円前後で、発売は3月7日の予定という。
ソニーの8K液晶テレビについては、海外では先行して発売されており、先のCES2020でも新製品が参考展示されていたが、それがようやく日本国内で発売されるわけだ。
日本国内向けとなるKJ-85Z9Hは、地デジ/4K/8Kチューナーを搭載する。しかもダブルチューナー仕様(試聴用と録画用)なので、裏番組録画も可能。8K放送を見ながら4K放送を録画したり、逆に4K放送を見ながら8K放送を録画できる。
録画メディアは市販の外付けUSB HDDを使う予定で...
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シャープの4K液晶テレビがDolby Visionの再生に対応。AQUOS 4Kフラグシップモデルの「BN1」シリーズ4モデルでアップデートをスタート
シャープでは、同社AQUOS 4Kの「4T-C70BN1」「4T-C60BN1」「4T-C50BN1」「4T-C45BN1」について、ソフトウェアアップデートでHDR規格の「Dolby Vision(ドルビービジョン)」の再生に対応すると発表した。
ドルビービジョンはメタデータを活用したHDR規格で、通常のテレビの40倍以上の輝度を表現できるなど、自然な見た目に近い映像を再現する方式だ。既にUHDブルーレイなどの話題作にも多く採用されており、今回のアップデートにより、BN1ユーザーもよりそれらの作品を高品質で楽しめることになる。
今回のアップデートの概要は以下の通り。
●対象機種:「4T...
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最大48Gbpsの8K/HDR信号を伝送可能。エイム電子が、8K時代でも安心のHDMI 新世代モデル「レーザーケーブルⅢ」を発売
エイム電子では、8K解像度のHDMI最高スペック48Gbps伝送に対応したアクティブ・オプティカル・ケーブル「レーザーケーブルⅢ」(LS3)シリーズ を3月26日から発売する。それぞれの型番と価格は以下の通りだ。
●レーザーケーブルIII
LS3-015 長さ1.5m ¥160,000(税別)
LS3-03 長さ3m ¥170,000(税別)
LS3-10 長さ10m ¥190,000(税別)
LS3-12 長さ12m ¥200,000(税別)
LS3-15 長さ15m ¥210,000(税別)
LS3-20 長さ20m ¥230,000(税別)
LS3-30 長さ30m ¥260,00...
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JVCが「4K PREMIUM 鑑定団」を全国5都市で開催。D-ILAプロジェクター「DLA-V9R/V7/V5」に新たに搭載された「Frame Adapt HDR」の実力を、自分の目で確認しよう
JVCケンウッドでは、4K D-ILAプロジェクター「DLA-V9R」「DLA-V7」「DLA-V5」に搭載された新機能 「Frame Adapt HDR」の効果を体験できる「4K PREMIUM 鑑定団」を全国5都市で開催する。
Frame Adapt HDR機能は、HDR10コンテンツをフレームごとに解析、最適にトーンマッピングし、人間の目で見る現実に近い映像再現を実現するもの。その効果については、StereoSound ONLINEでも山本浩司さんのシアターでの視聴リポートをお届けしたばかりだ。
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今回の鑑定団では講師に麻倉怜士さんを迎え、以下の2点についてじっくり...
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【麻倉怜士のCES2020レポート05】Dolby Visionの新規格「Dolby Vision IQ」とは? パナソニックとLGからいち早く対応テレビも登場した
Dolby Visionのニュー・バージョンが「Dolby Vision IQ」だ。
Dolby Visionも登場以来、数年が経過し、採用テレビも増えてくると、さまざまなリポートがテレビメーカーから寄せられた。その多くに「画面が暗い」という苦情があった。
Dolby Visionの場合、テレビでの調整項目は少なく、Dolby Visionコンテンツは、ドルビー側が定めた一定のイコライジングパターンで見ることになる。暗い環境ではしっかりとしたコントラストが出るが、しかし、明るい環境では中間から黒への階調がのっぺりとする。
なんとかして欲しいという声が、ドルビーに寄せられていた。その声に応...
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EIZO初の有機ELモニター「FORIS NOVA」の、箱庭的映像美に魅了される。高感度な映像ファンはぜひこの世界を堪能すべきだ:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート28
麻倉怜士さんが注目するHDR(ハイ・ダイナミックレンジ)対応モニター・開発者インタビューの第二弾をお届けする。今回採り上げるのは、EIZO初の有機ELモニター「FORIS NOVA」だ。同社のモニターは、業務用はもちろんデザイン関係者の間でも多くの信頼を集めている。さらにFORIS NOVAは家庭でのプライベートユースを意識しているというから、StereoSound ONLINE読者の中にも気になっている方は多いだろう。その成り立ちを麻倉さんに解き明かしてもらった。(編集部)
●有機ELモニター
EIZO FORIS NOVA オープン価格(EZIOダイレクト販売価格¥350,000、税...
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ビューソニック、HarmanKardonスピーカーを搭載した4K HDR対応プロジェクター「X10-4K」を12月19日に発売。スマホのミラーリングも楽しめる
ビューソニックジャパンから、ホームシアター用の4K HDR対応DLPプロジェクター「X10-4K」が12月19日に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥160,000前後。
X10-4Kは、LED光源を搭載した4Kプロジェクターで、1.77mの距離から100インチの投写が可能な短焦点モデル。HDR映像入力に対応しており、2400LEDルーメンの明るさと合わせて、輝度やコントラストの高い映像が楽しめるとしている。
また、Harman Kardonのステレオスピーカーを内蔵しているので、本機のみで映像の投写と音声の再生が行なえるのも特徴だろう。出力は8W×2だ。さらにBluetoot...
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これはモデルチェンジに匹敵する大きな進歩だ! JVCのD-ILAプロジェクターに追加された新機能「Frame Adapt HDR」の真価を、「DLA-V9R」と110インチ大画面で体験した
秋山 真(あきやま まこと)さんは、ロスアンジェルスのPHL(Panasonic Hollywood Lab.)でシニア・コンプレッショニストとして活躍、帰国後も映像制作に携わりながら専門誌等で原稿執筆もこなすオーディオビジュアル界期待の新人だ。HiVi誌で仕事をともにして以来ぼくは親しくさせてもらっており、何度かうちに遊びに来てきてくれたこともある。話してみると、中学生の頃からHiVi誌を愛読していたそうで、映像制作のプロでありながら筋金入りのマニアでもあることもわかった。わが家のJVCプロジェクター「DLA-V9R」に新しいファームウェア「Frame Adapt HDR」を実装してそ...
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カメラが捉えた映像をすべて再現できる、HDRのためのモニター。キヤノン「DP-V3120」でしか観られない絵がある:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート27
HDR(ハイ・ダイナミックレンジ)の映像フォーマットが登場して既に久しい。今ではUHDブルーレイなどのパッケージソフトはもちろん、4K8K放送でも多くの番組でHDRが採用されている。当然HDR番組を制作する現場では、それに適した編集機器、特にモニターが求められている。しかも最近は国内外のメーカーから様々なスペックを備えたモデルも発表されている。今回はそんな中から、麻倉さんが注目したキヤノンの液晶モニター「DP-V3120」をクローズアップし、開発担当者へのインタビューを実施した。(編集部)
麻倉 先日、ポストプロダクションのキュー・テックが主催するセミナーで、最新の4Kモニターをまとめて...
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Optomaの4K対応プロジェクター「UHD50」が、日本に上陸。コンパクトで設置性に優れた4K UHDプロジェクターは¥240,000で本日発売
オーエスプラスeでは、Optoma(オプトマ)の4K DLPプロジェクター「UHD50」を本日から発売する。価格は¥240,000(税別)。
UHD50は、表示素子に0.47型DLPチップを採用し、筐体の軽量小型化とコストダウンを実現したHDR対応の4Kプロジェクターだ(画素ずらし方式)。4K HDR投写のために開発されたEDガラスレンズを2群10枚使用し、細部までシャープでクリアーな映像を実現している。
HDRの方式はUHDブルーレイ等で採用されているHDR10に準拠。4K放送などを楽しむ場合は、チューナー側でHLGをHDR10、またはSDR変換して再生することになる。カラーオイールは...