執筆陣
ソニーの業務用モニターBVMシリーズに、独自の新型二層液晶パネルと信号処理を搭載した「BVM-HX3110」が登場。18型マルチフォーマット液晶モニター「LMD-A180」も同時リリース
ソニーは、ライブ制作やポストプロダクションなど幅広い現場でクリエイターの制作活動を支える、マスターモニター2機種を発表した。
●31型4K液晶マスターモニター:BVM-HX3110(¥3,980,000、税別、11月発売)
●18型マルチフォーマット液晶モニター:LMD-A180(参考予定価格 40万円台〜、2023年秋発売)
BVM-HX3110は、ソニーが設計した新型二層液晶パネルと独自の信号処理を用い、4000cd/m2の高いピーク輝度や高速動画応答機能を実現する「TRIMASTER HX」技術を搭載している。
TRIMASTER HXは、長年ソニーが業務用モニター開発で培った映像...
執筆陣
USB Type-CやLAN端子を備えた、EIZOの4Kプレミアム液晶「EV3240X」「EV2740X」が4月25日に発売。近未来の職場環境を想定し、多様な働き方に対応する
EIZOは、ビジネス用途に向けたUSB Type-C端子搭載の4K液晶モニターを2モデル発表した。31.5インチの「FlexScan EV3240X」と27インチの「FlexScan EV2740X」で、両モデルとも水平3840×垂直2160画素の解像度を備えた液晶パネル(IPS)を搭載している。EIZOダイレクトでの販売価格は以下の通りで、4月25日に発売される。
FlexScan EV3240X EIZOダイレクト販売価格¥174,900(税込)
FlexScan EV2740X EIZOダイレクト販売価格¥139,700(税込)
EIZOのFlaxScanは、1980年代のCRTモ...
執筆陣
EIZO初の有機ELモニター「FORIS NOVA」の、箱庭的映像美に魅了される。高感度な映像ファンはぜひこの世界を堪能すべきだ:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート28
麻倉怜士さんが注目するHDR(ハイ・ダイナミックレンジ)対応モニター・開発者インタビューの第二弾をお届けする。今回採り上げるのは、EIZO初の有機ELモニター「FORIS NOVA」だ。同社のモニターは、業務用はもちろんデザイン関係者の間でも多くの信頼を集めている。さらにFORIS NOVAは家庭でのプライベートユースを意識しているというから、StereoSound ONLINE読者の中にも気になっている方は多いだろう。その成り立ちを麻倉さんに解き明かしてもらった。(編集部)
●有機ELモニター
EIZO FORIS NOVA オープン価格(EZIOダイレクト販売価格¥350,000、税...
執筆陣
カメラが捉えた映像をすべて再現できる、HDRのためのモニター。キヤノン「DP-V3120」でしか観られない絵がある:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート27
HDR(ハイ・ダイナミックレンジ)の映像フォーマットが登場して既に久しい。今ではUHDブルーレイなどのパッケージソフトはもちろん、4K8K放送でも多くの番組でHDRが採用されている。当然HDR番組を制作する現場では、それに適した編集機器、特にモニターが求められている。しかも最近は国内外のメーカーから様々なスペックを備えたモデルも発表されている。今回はそんな中から、麻倉さんが注目したキヤノンの液晶モニター「DP-V3120」をクローズアップし、開発担当者へのインタビューを実施した。(編集部)
麻倉 先日、ポストプロダクションのキュー・テックが主催するセミナーで、最新の4Kモニターをまとめて...