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自分だけの高密度劇場!省スペースを実現しながら音は妥協しないスマートな組合せ。エアパルス「SM200」+イヤーメン「Tradutto」「CH-AMP」
往年のオーディオ・コンポーネントの考え方は、自分の気に入ったコンポを買い揃える“組合せの妙”にあった。すなわちプレーヤー/アンプ/スピーカーは個別に用意するのが当たり前だったが、現代のオーディオは少し様子が異なるようだ。というのも、デスクトップオーディオが市民権を得始め、省スペースでいい音が実現できる土壌が整いつつあるのだ。そこで主役になるのは、コンパクトなサイズのネットワーク機能付きDAC内蔵プリアンプとか、パワーアンプ内蔵アクティブスピーカーである。
オーディオ機器のサイズは、一般に横幅430mm前後の、いわゆるフルサイズコンポが今も主流である。また、かつて日本の家庭用オーディオ市場...
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エミライが、ブリキャスティ・デザインのD/Aコンバーター「M21」を本日発売。DACセクションに3種類の変換方式を搭載したフラッグシップモデル
エミライでは、Bricasti Design(ブリキャスティ・デザイン)のフラッグシップD/Aコンバーター「M21」を本日発売する。定価は¥3,080,000(税込)。
M21は、左右独立した専用のリニア電源、D/Aコンバーター部、DDSクロッキング部、アナログ回路部を備え、デュアルモノーラル構造で究極のセパレーションを実現するフラッグシップD/Aコンバーターだ。
一番の特長は、DACセクションに3種類の変換方式「AD1955によるマルチビットΔΣ方式(PCM /DSDに対応)」「DSD専用ダイレクト変換回路(DSDのみ対応)」「PCM専用R-2Rラダー型回路(PCMのみ対応)」を搭載し...
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リニアPCM 384kHz/32ビットやDSD 11.2MHzの再生が可能な小型USB DAC「AL-38432SA」をアムレックが発売。ESSの最新世代DAC「ES9038Q2M」を搭載する
Amulech(アムレック)では、ESSの最新世代Hyper Stream II DACアーキテクチャーを採用した「ES9038Q2M」を搭載したUSB DAC「AL-38432SA」を発売した。価格は¥26,000(税込)。
AL-38432SAは、DSD2.8/5.6/11.2MHz(DSD11.2MHzはWindows10/11のASIOネイティブのみ)及び、リニアPCM 384kHz/32ビットに対応したUSBデジタル入力と、リニアPCM192kHz/24ビットに対応した光/同軸のデジタル入力を備えている。アナログ出力は、RCA端子を搭載。
その主な特長は以下の通り。
●ESS社...
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FiiOの万能オーディオストリーマー「R7」が市場想定価格¥112,200で発売。多彩なオーディオ機能をコンパクトなボディに集約
エミライは、FiiOのオーディオストリーマー「R7」を本日(2月3日)発売した。市場想定価格は¥112,200前後。
R7は昨年12月に開催された「ポタフェス2022冬」で参考出品されていたモデルで、DAC、ヘッドホンアンプ、プリアンプ、トランスミッター、そしてメディア再生機能を集約した、デスクトップオーディオストリーマーだ。
豊富な入出力系統や動作モード、ネットワーク接続機能を備えているため、スタンドアローンでの動作だけではなく、様々なオーディオ機器と組み合わせて使用可能となっている。また、前面の大型タッチスクリーンによって、内蔵された音楽再生アプリケーションをスマートフォンのように簡...
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高品位を妥協なく凝縮した音の宝石箱を試す!フェルム・オーディオの新発想デジタルコンポーネント徹底使いこなし
ポーランドのFerrum Audio(フェルム・オーディオ)の名前を知ったのは、昨秋体験したオーディオ用DC電源パワーサプライHYPSOS(ヒプソス)だった。小型DACが、付属ACアダプターからの給電に比べ、圧倒的に音質向上したのに驚いた。フェルム・オーディオはさらにHYPSOSとほぼ同じ横幅217mmのヘッドホンアンプ内蔵USB DAC/プリアンプERCO(エルツォ)、ヘッドホンアンプOOR(オア)と、矢継ぎ早に注目すべき新製品をリリース、旺盛な製品開発力を見せつけた。本稿ではこの3つを縦横に試聴する。
2020年ワルシャワに設立。確かな技術と製造能力を備えている
フェルム・オーディオ...