執筆陣
「この音を聴いたら、もう戻れない……」デノンの最新&旗艦AVセンター、AVC-A1H導入リポート
《ネット動画の絶品再生ー実践的再生プラン》
変化は突然やってくる。
今回のAVセンターのリプレイスはぼくにとってもそれほどに電撃的だった。今年の2月、デノンとマランツから相次いでハイエンドのAVセンターが発表になった。仕事柄もあるが、1人のAVファンとして当然それらの製品には興味が湧いた。わけてもマランツのコントロールAVセンターAV10は、ドルビーアトモス仕様の最強モデルとして16chのアナログ信号がすべてバランス端子から出力できる点で、まさに我が視聴室の環境にぴったりマッチする。
であるにもかかわらずぼくが選んだのはデノンの一体型AVセンターAVC-A1Hだった。もっともここに行き着...
執筆陣
巨星、誕生!思わず息をのむ迫真のサラウンドに〈立体音響の新時代〉を実感した。AVセンター マランツ「AV10+ AMP10」<特集「音に拘る」>
フロントパネルの両サイドに金型成形によるディンプル・パターンをあしらったシンプルな意匠のCINEMA50。この美しい一体型AVセンターが「HiViグランプリ2022」で〔ブロンズ・アウォード〕を獲得するなど、近年マランツ製AVセンターが絶好調だ。そしてこの3月、同じ新マランツ・デザインをまとったセパレート型AVセンターAV10&AMP10が登場する。1月上旬、いち早く両モデルを組み合わせた音を川崎市の同社試聴室で聴くことができたので、そのファースト・インプレッションをお伝えしたい。
AV10、AMP10ともにそれぞれ本体100万円。従来の国産AVセンターの常識を打ち破る値段が付けられた超...
執筆陣
特集『トップガン マーヴェリック』再生大研究。強烈かつ緻密なサラウンドサウンドが凄まじい。これぞ、一体型AVセンターの頂点に位置する音だ!YAMAHA「RX-A8A」
【再生システム研究】一体型AVセンターの完成形! ヤマハRX-A8Aの空前の立体音響
基本構造からデザインまですべてを一新した新AVENTAGEシリーズのトップモデルとして、ヤマハは2021年8月末にRX-A8Aを発売した。本来なら2021年春に発売の予定だったそうだが、コロナ禍の影響を受けずれ込んでしまったという。ただ、その時間を製品の完成度を高めるために費やすことで、その成果を見事にサウンドへと結実させたのである。下位モデルの姉妹機とともにこれまでのヤマハのAVセンターで初めてセンター位置にボリュウムを配したことは印象的だ。シンプルにしてスマートな製品のイメージを打ち出しつつ、パネル...
執筆陣
特集『トップガン マーヴェリック』再生大研究。ハーフドーム状に展開する圧倒的立体音響。命懸けの緊迫感を、ナチュラルかつ鮮明に描き切る!STORM AUDIO「ISP.24 Analog MK3」
Auro-3Dの生みの親、ベルギーのAuro Technologies社が生み出したAV機器ブランド、ストームオーディオ。現在、本ブランドは、Immersive Audio Technologies Groupに移管されて運営されている。そのストーム・オーディオが送り出すAVプリアンプ、ISPシリーズ(ISP.16 Analog、ISP.24 Analog、ISP.32 Analog)が第3世代となる「ISP MK3」へと生まれ変わった。
ハードウェアとしては、新デザインの採用にとどまっているようだが、ソフトウェア面で画期的な進化を遂げている。その主な内容は①独自のアップミックス機能とな...
執筆陣
「CINEMA」の名は伊達ではない!革新を遂げたマランツの新AVセンター製品群登場 MARANTZ「CINEMA 70s」「CINEMA 50」
AVセンター市場におけるマランツのポジションはたいそうユニークだ。スリムモデルNR1711の売上げは単品製品としてナンバーワンを記録しているそうだが、AVセンターの製品構成/ラインナップは、決して王道的なものではない。端的に言えば、ニッチな製品ラインナップなのだ。たとえばNR1711は機能を絞り込んだ薄型モデルであり、HDMI端子を備えたプリメインアンプ的なAVセンターなのだが、本機が市場に与えたインパクトは大きく、「新しい価値観」を生み出したといってよい。
この度、マランツのAVセンターのラインナップが全面的に刷新されることとなった。シリーズ名称も新たに「CINEMA」と銘打ち、これま...