執筆陣
ネットワークオーディオ再生の品質を左右するネットワークスイッチ。SOtM「sNH-10G」スペシャルエディションで、音はどう変わったのか?
SOtMは「Soul Of the Music」(音楽の魂)を意味する韓国のオーディオブランドである。同社はネットワークオーディオ製品を中心に幅広く優れたモデルを提供しているが、今回同社から発売中のネットワークスイッチ「sNH-10G」のスペシャルエディション(銀線仕様と銅線仕様)が登場した。
光コネクターも装備した、高品質ネットワークスイッチ「sNH-10G」(価格はすべて税込)
スタンダードモデル ¥176,000
リクロック機能モデル ¥198,000
リクロック機能及びマスタークロック入力機能モデル ¥220,000
スペシャルエディション仕様
※2021年12月31日注文分まで...
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【HiViレビュー】AurenderのDAC内蔵型メディアサーバー「A30」、高音質と各種機能の充実ぶりに目を見張る逸品
現在ネットワークトランスポートのラインナップを鋭意刷新中のオーレンダー。フラッグシップモデルのW20SEをはじめ、ACS10やASC100が既に高評価を得ているが、さらに同社としては初となるDAC内蔵型メディアサーバーのAシリーズも登場している。
AシリーズはA10とA30の2モデルをラインナップ、今回我が国に紹介されたのは上位モデルのA30である。
MUSIC SERVER/STREAMER
Aurender
A30
¥2,618,000(税込)
●型式:DAC内蔵メディアサーバー
●HDD容量:10TB ●接続端子:デジタル音声入力5系統(同軸×2、光×2、USBタイプA×1)、アナ...
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SOtMのUSBリジェネレーター「tX-USBultra」、3モデルを一斉試聴! それぞれがもたらす音の変化が魅力的で、ハイレゾ再生の新しい楽しみを体験できた
ネットワーク環境でUSBを使ったデジタルファイル再生を楽しんでいるオーディオファイルに、音質向上アイテムとして注目いただきたいのがSOtM(ソム)社から発売中の「tX-USBultra」である。ソムはtX-USBultraをUSBリジェネレーターと呼び、機能的にはUSB出力のソース機器とUSB DACの間に本機を入れて、入力されたデジタル信号のクロックを再生成(リクロック)するという製品。
具体的には、USB出力のソース機器(ネットワークトランスポートや、DELAあるいはfidataのようなトランスポート機能を有するNAS、そしてPCなど)からUSB出力されたデジタル信号をtX-USBu...
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名盤ソフト 聴きどころ紹介24/『Barbara Chante Barbara〜私自身のためのシャンソン/バルバラ』Stereo Sound REFERENCE RECORD
今からおよそ50年前、僕は高円寺のシャンソン・フレールという喫茶店で、初めてバルバラという女性シャンソン歌手の歌を聴いた。そのとき店でかかっていたレコードがこの『Barbara Chante Barbara〜私自身のためのシャンソン』だった。
このアルバムは1964年のリリースで、翌年フランスのACCディスク大賞(※)を受賞した名盤であり、65年には日本盤も登場していた。このレコードに聴くバルバラの歌声は、ひっそりとして深い悲しみを湛え、聴くものの心の奥深くまでスッと届く実に味わい深いもの。僕はすぐにこのレコードを購入して、繰り返し、繰り返し、擦り切れるほど聴いた。
※ACC(Acadé...
執筆陣
エアパルスのDAC内蔵アクティブスピーカー「A100 BT5.0」は、あらゆる環境で力を発揮する万能性が魅力
エアパルスA100 BT5.0(以下A100)は、ステレオサウンド誌の218号でレビューした際も印象のよかったスピーカーシステムで、さらに本誌前号でも伊藤隆剛氏のレビューで、本機の素晴らしい能力の一端が伝えられている。というわけで、今号では優れたパワードスピーカーという以上に機能豊富なA100のマルチパーパスな能力に着目、A100の魅力を多面的にディグしてみた。
A100はかのフィル・ジョーンズが設計した、と書くとベテランのオーディオファイルなら、かつて氏が設計して世界的に大ヒットした小型スピーカーシステム、アコースティックエナジーAE1を思い出されるだろう。フルデジタル構成のアクティブ...
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名盤ソフト 聴きどころ紹介23/『THE PEANUTS 〜Monaural Edition(1959〜1961)/ザ・ピーナッツ』 Stereo Sound REFERENCE RECORD
ザ・ピーナッツは往年のポップスファンならば、人気TV番組「シャボン玉ホリデー」や「ザ・ヒット・パレード」などで大活躍していた姿を懐かしく思い出すだろう。キュートな双子姉妹によるまことに素敵なポップデュオである。
そのザ・ピーナッツのモノーラルLPレコード『ザ・ピーナッツ〜Monaural Edition(1959〜1961)』がこの度ステレオサウンドから発売になった。ステレオサウンドからは以前にも『The First Decade THE PEANUTS 1959〜1967』(販売終了)というLPレコードが発売されていたが、とても評判がよかった。その『The First Decade〜』...
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「NS-3000」が獲得した、新しい“ヤマハの音”をぜひ一度聴いて欲しい。理想の小型ブックシェルフスピーカーを目指した開発陣の想いを聞いた(後篇)
ヤマハの新型ブックシェルフスピーカー「NS-3000」は、フラッグシップモデル「NS-5000」の高音質技術を数多く継承した2ウェイのプレミアムスピーカーとして登場した。だがそこには単なるラインナップという位置づけを超えた、NS-3000ならではの音の方向性、目指すべき世界があったという。NS-3000開発者インタビューの後篇では、小型ブックシェルフだからこそ実現できた音の世界についてもお話をうかがった。取材は東京と浜松をリモートでつないで実施し、インタビュアーは和田博巳さんにお願いしている。(編集部)
※前篇はこちら →
スピーカーシステム
ヤマハ NS-3000 ¥900,000(...
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「NS-3000」が獲得した、新しい“ヤマハの音”をぜひ一度聴いて欲しい。理想の小型ブックシェルフスピーカーを目指した開発陣の想いを聞いた(前篇)
8月28日、ヤマハから新型スピーカー「NS-3000」が発売された。30mmトゥイーターと160mmウーファーを搭載した2ウェイブックシェルフ型で、フラッグシップモデル「NS-5000」の設計コンセプトを受け継いだ製品だ。今回は、そんなNS-3000がどのようにして企画されたのか、ヤマハがブックシェルフスピーカーを発売する狙いはどこにあるのかについて、開発者にお話をうかがった。取材は東京と浜松をリモートでつないで実施し、インタビュアーは和田博巳さんにお願いしている。(編集部)
和田 ヤマハから小型2ウェイスピーカー、NS-3000が発売されました。僕も先日その音を聴かせてもらいましたが、...