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ソニーPCL「清澄白河BASE」をやっと体験。バーチャルプロダクションだからこそ実現できる、新しい映像表現の可能性を感じた:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート75
ソニーPCLでは、Crystal LEDを使った新しい撮影スタジオ「清澄白河BASE」を2月1日にオープン、バーチャルプロダクションの運営を開始している。その清澄白河BASEについては、以前の本連載で担当者インタビューを行い、概要を紹介した(関連リンク参照)。
麻倉さんからは、インタビューの取材時から清澄白河BASEの現地を見てみたいというリクエストをもらっていたが、新型コロナウィルス感染症などの問題もあり、未定の状態が続いていた。だが今年3月末、ようやく内覧会が実現、麻倉さんと一緒にバーチャルプロダクションスタジオの詳細を拝見できた。
清澄白河BASEの機材等については速報でリポート済...
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6年ぶりに登場したウォークマン「NW-WM1AM2」「NW-WM1ZM2」は、驚きの進化を遂げていた。そこに込められた物作りへのこだわりを聞く(後):麻倉怜士のいいもの研究所 レポート74
去る3月25日に発売されたソニー、ウォークマンの最新モデル「NW-WM1ZM2」と「NW-WM1AM2」。“あらゆる音楽ソースを最高品質で楽しめる究極のポータブルプレーヤー”というコンセプトで開発されたこれらの製品には、いい音のためには努力を惜しまないという開発陣の想いが満載されている。
連載の後篇では、「DSDリマスタリングエンジン」を始めとするデジタル周りの進化点や、音質改善のために特に配慮した点について聞いてみた。対応いただいたのは、モバイルプロダクト事業部 モバイル商品設計部の佐藤浩朗さんと関根和浩さん、モバイル商品企画部の田中光謙さんだ。(編集部)
麻倉 前篇では新製品のNW-...
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6年ぶりに登場したウォークマン「NW-WM1AM2」「NW-WM1ZM2」は、驚きの進化を遂げていた。そこに込められた物づくりへのこだわりを聞く(前):麻倉怜士のいいもの研究所 レポート73
ソニーのポータブルプレーヤー、ウォークマン。1979年の初号機「TPS-L2」以来、40年を超える歴史を持つこのシリーズの最新モデルとして「NW-WM1ZM2」と「NW-WM1AM2」が発売された。どちらも2016年に発売された「NW-WM1Z」「NW-WM1A」の後継機で、5年間の知見を活かした音質や操作性の進歩を実現しているという。
今回の連載では、期待の新製品に込められた開発陣の想いや苦労点について、じっくりインタビューした。対応いただいたのは、モバイルプロダクト事業部 モバイル商品設計部の佐藤浩朗さんと関根和浩さん、モバイル商品企画部の田中光謙さんだ。(編集部)
NW-WM1ZM...
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“宇宙の感動体験” を、身近なものとして提供します。ソニーグループが宇宙関連事業に乗り出した、その狙いを聞く:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート72
ソニーグループ(以下、ソニー)が今年1月にラスベガスで開催されたCES2022で発表したテーマで異彩を放っていたのが、「宇宙感動体験の創出を目指すSTAR SPHERE(スタースフィア)」だった。東京大学、JAXAと共同で、ソニーのカメラを搭載した人工衛星を打ち上げ、ユーザーが意図したカメラワークで地球や星々を撮影できるサービスという。
しかしなぜソニーが人工衛星なのか? 具体的にどんなビジネスを考えているのか? 今回はCES2022の発表で大いに興味を引かれたという麻倉さんが、「STARSPHERE」を牽引するソニーグループ株式会社 事業開発プラットフォーム 新規事業探索部門 宇宙エン...