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【麻倉怜士のMIPCOM2019報告:01】世界から8Kプロダクションが集合した「ソニー4K/8Kシアター」と「NHK 8KTHEATER」
今回、初めて国際番組見本市のMIPCOMを取材。4月のMIPTVには毎回参加しているが、10月のMIPCOMは初だ。このコンテンツの祭典にて、ソニーが2013年から4Kセミナーを毎年、開催している。
今年の最大の話題は8Kセッションの本格化だ。セミナー名は、これまでの「ソニー・4Kシアター」から「ソニー4K/8Kシアター」に名称を変えた。上映はソニー期待の8Kディスプレイ、98インチの「Z9G」。本8Kセッションは大人気。定員70人の会場に合計132人も参集した。欧米で8Kに対して強い興味が湧き始めてきたかが、うかがえた。
8Kは、二日目の10月15日の午後全部を使ってプレゼンテーション...
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IMAXの大画面体験を家庭にも届ける! TSUTAYA TVが、IMAX Enhanced認証コンテンツの配信を年内にスタートする。ソニー、ブラビアがいち早く再生に対応した
IMAX CorporationとDTSは、IMAX Enhancedのさらなる普及を目指して、家庭でIMAXクォリティの映像と音声が楽しめる新たなサービスを今年年末にスタートすると発表した。
IMAX Enhancedは両社が提唱している映像・音声の認証プログラムで、海外では対応ブルーレイも発売されているし、国内でも一部のAVセンターなどで対応モードが搭載されている。
今回スタートするサービスは、そのIMAX Enhancedが認証したコンテンツをTSUTAYA
が運営する動画サービス「TSUTAYA TV」で配信するというものだ。具体的なタイトルとしてはソニー・ピクチャーズ エンタテ...
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ソニー「wena wrist」に、ISSEY MIYAKE WATCH“W”シリーズ オリジナルモデルが追加される。洗練された機能美と革新性を併せ持つ、美しいデザインが特長
ソニーのスマートウォッチ「wena wrist」に、「ISSEY MIYAKE wena」シリーズが加わることが発表された。市場想定価格はブラックが¥53,000、ホワイトが¥55,000(どちらも税別)で、12月19日の発売を予定している。
ニューモデルは、ISSEY MIYAKE WATCH“W”シリーズのwenaオリジナルデザインという位置づけで、Wシリーズのデザイナーである和田智氏が意匠を手がけている。“「美しい」は100年経っても古くならない。しかし、「新しい」はすぐに古くなる”をコンセプトに、洗練された機能美を追及したそうだ。
時計のヘッド部は車のアルミホイールの形状からイン...
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ソニーのワイヤレスイヤホン&ヘッドホンに、新型3モデルが加わる。「WI-1000XM2」「WH-H910N」はノイズキャンセリング機能も搭載済み
ソニーからBluetoothイヤホン/ヘッドホン新製品が発表された。それぞれの型番と価格は以下の通り。
●Bluetoothイヤホン
「WI-1000XM2」 市場想定価格¥35,000前後(12月7日発売)
●Bluetoothヘッドホン
「WH-H910N」 市場想定価格¥30,000前後(11月9日発売)
「WH-H810」 市場想定価格¥20,000前後(11月23日発売)
同社のBluetoothイヤホンでは、7月に発売されたノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスタイプの「WF-1000XM3」が好評だ。新製品のWI-1000XM2はそれと同じくノイズキャンセリング機能を搭...
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ウォークマンでストリーミング再生が可能になった! 2019年秋モデル「NW-A100」「NW-ZX500」シリーズは、利便性と高音質をさらに磨き上げて登場。40周年限定モデルもラインナップ
ソニー、ウォークマンの2019年秋モデル「NW-A100」「NW-ZX500」シリーズが発表された。今回のラインナップと価格は以下の通りで、発売は一部を除いて11月2日を予定している。
NW-ZX507(内蔵メモリー64Gバイト、市場想定価格¥80,000前後、税別)
NW-A107(内蔵メモリー64Gバイト、市場想定価格¥47,000前後、税別)
NW-A106(内蔵メモリー32Gバイト、市場想定価格¥37,000前後、税別)
NW-A105HN(内蔵メモリー16Gバイト、IER-NW510Nヘッドホン付属、市場想定価格¥39,000前後、税別)
NW-A105(内蔵メモリー16Gバイ...
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ソニーがICレコーダー「ICD-UX575F」「ICD-UX570F」を11月2日に発売。録音・再生時の品質や操作性を向上する機能をフル装備
今やビジネスでもプライベートでも欠かせないアイテムとなったICレコーダー。ソニーもこのジャンルを多くラインナップしているが、今回そこに新製品が2機種投入された。
16Gバイトのメモリーを内蔵した「ICD-UX575F」(市場想定価格¥16,000前後)と、4Gバイトモデルの「ICD-UX570F」(市場想定価格¥12,000前後)で、発売はどちらも11月2日を予定している。
両モデルの特長は、持ち運びやすい薄型・コンパクトさと、高音質録音・再生、使いやすい操作性の3点で、それぞれに従来モデルから改良が施されている。
まず、電源バッテリーを内蔵することで本体の小型化を実現、本体サイズはW3...
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ソニー「wena wrist」に、日本初の『スター・ウォーズ』公式モデル「STAR WARS Limited Edition」が登場! 細部にまで気配りされた、ファンにも嬉しい仕上げは必見
ソニーのスマートウォッチ「wena wrist」シリーズから、日本初の『スター・ウォーズ』公式モデル「STAR WARS Limited Edition」が登場した!
製品コンセプトは、『スター・ウォーズ』のテーマとなる「光と闇」で、”THE LIGHT SIDE”(市場想定価格¥70,000前後、税別)と”THE DARK SIDE”(市場想定価格¥73,000前後、税別)の2モデルがラインナップされる。発売はどちらも10月19日で、数量限定モデルだ。
”THE LIGHT SIDE”のヘッド部文字盤にはミレニアム・ファルコン号が、”THE DARK SIDE”にはデス・スターの設計図...
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「SEIKO | wena」のコラボモデル第二弾が登場。機械式時計と「wena wrist」の、クラシカルなのにスマートな提案が実現
ソニーのスマートウォッチ「wena wrist」とセイコーがコラボ。しかも、LOWERCASE監修のビンテージデザイン機械式時計というから、メカ好きにはたまらない提案だ。
今回のコラボモデルはシルバー仕上げの「WNW-SB15A/S」(市場想定価格¥92,000前後、税別)とブラック仕上げの「WNW-SB15A/B」(市場想定価格¥95,000前後、税別)が準備される。各色300台限定で、11月23日発売とのこと。
wena wristは腕時計のバンド部分にスマートウォッチの機能を内蔵した、世界初のシステムだ。ソニーの独自技術で部品を分散配置し、限られたスペースに電子マネーや通知、活動ロ...
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消費税増税まであと10日! テレビの買い換えを考えている方に向けて、押さえておきたい製品選びのポイントを、麻倉さんが解説します【シリーズ:4K深掘り11】
編集部 消費税が10%にアップする10月1日まで、あと10日になりました。その影響もあってか、家電量販店では大型テレビ、特に有機ELテレビが売れているという話です。
そこで今回は……かなりぎりぎりのタイミングですが……今週末〜来週末にテレビの買い換えを考えている方に向けて、今テレビを選ぶならどんなところに注目すべきなのか、またどんな点に注意して製品を選べばいいのかについて、麻倉さんに解説いただきたいと思います。
麻倉 テレビを買うということは、一大決心が必要です。普通テレビは10年くらい使いますので、買い換えの際には10年後を見据える必要があり、壊れない限りなかなか腰が上がりません。
し...
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【麻倉怜士のIFAリポート2019】その15:ソニー・企画ブランディング部門長 黒住吉郎氏にニアフィールドパワードスピーカー 「SA-Z1」と「360 Reality Audio」の狙いを聞く
IFA2019のソニーブースでは、ふたつのアイテムが大きな注目を集めた。ニアフィールドパワードスピーカー「SA-Z1」と、ハイレゾ音源を音場感豊かに楽しむ「360 Reality Audio」だ。今回はソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ(株)V&S事業部 企画ブランディング部門長の黒住吉郎氏に、両モデルの狙いを聞いた。
麻倉 「SA-Z1」は音がよい。音場感も豊かで、音の流れがとてもなめらかです。この製品が画期的なのは2点あって、ひとつはヘッドホンユーザーの目をスピーカーに向けるということ。そしてもうひとつは、アクティブというジャンルは、日本では民生用のハイエンド製品とし...
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【麻倉怜士のIFAリポート2019】その14:通信とオーディオが合体すると、どんな製品が生まれるか?
ソニーのプレス・カンファレンスの主役は石塚茂樹氏。エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション事業担当が肩書きだが、B to BからB to Cまですべての領域を見ているスーパー専務だ。彼が今、オーディオ部隊に指令を与えているのが、「通信と融合したオーディオ製品を開発せよ!」だ。
ソニーは古くはウォークマン、コンパクトディスク、近年はハイレゾ、さらには、360 Reality Audioの提案と、オーディオの進化を新しいアイデアで牽引してきたが、石塚氏が見るところ、まだまだ通信はオーディオと融合していないし、オーディオも通信を上手く取り込んではいない。石塚氏は言った。
「スマホのエクスペ...