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【麻倉怜士のIFAリポート2019】その13:革命的なニアフィールド+アクティブスピーカー「SA-Z1」をソニーが開発。テクノロジー編(続編)
ニアフィールド・アクティブパワードスピーカー「SA-Z1」のソニーが定めたターゲット顧客はパーソナルなオーディオラバー。彼らに、これまでのような“大きなスピーカー+大きなアンプ”という組み合わせでなく、机上設置で、コンパクトで高品位なアクティブスピーカーを提供すれば、「解像度+音場」の魅力に目覚めてくれるはず……とした。
そこで投入した技術を3つ述べよう。
①デジタル+アナログのハイブリッド内蔵アンプ
デジタルアンプは小型、高効率、発熱極小なので、スピーカー内蔵に向いているが、大出力時(大電圧もしくは大電流)に誤差成分が生じる。そこでアナログ信号の理想波形で較正する。
パワー半導体素子に...
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【麻倉怜士のIFAリポート2019】その11:革命的なニアフィールド+アクティブスピーカー「SA-Z1」をソニーが開発。試聴インプレッション付きでお届けする
これまで「デスクトップ・オーディオ」というと、それなりの音で、小さな音場を箱庭的に愛でるオーディオ環境とされ、大きな音場が確保できないから、しかたなく机の上に小さなスピーカーを置いて聴いているというセカンドベストなイメージだった。だが、その概念は革命的に変わろう。ソニーのハイエンドオーディオが渾身の技術と努力とこだわりを注入して開発したニアフィールドパワードスピーカー「SA-Z1」がデビューしたからだ。
ソニーブースには、本機のための特別な試聴室が設けられている。ひじょうにS/Nがいいその部屋で聴いたSA-Z1は、2チャンネルスピーカーの空間音としては、これまで聴いたこともないような正確...
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【麻倉怜士のIFAリポート2019】その7:なぜソニーはヨーロッパのプレミアム市場で有機ELナンバーワンになったか。
最近、中国・広州のLGディスプレイ有機EL工場に出張する機会があり、そこで意外な話を聴いた。
中国の有機EL市場には、多くの中国メーカーや韓国メーカーが群がっているが、なかでも日本のソニーと中国のスカイワースの二社が抜きん出ているという。スカイワースは、当初から有機ELにひじょうに力を入れていた深センのメーカーで、そのポジションは当然という気がするが、ソニーの有機ELテレビが高く評価されているのは、誇らしい。
実はヨーロッパ市場でも、ソニーの有機ELテレビはひじょうに評価が高い。55型の1800ユーロ以上の、いわゆるプレミアム市場で30%以上、65型の同じく2500ユーロ以上の市場で40...
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ソニー、迫力のあるビートやクリアーな中高域を備えたBluetoothヘッドホン「EXTRA BASS」シリーズを10月5日に発売。ノイズキャンセリング機能付きの「WH-XB900N」は¥27,000前後
ソニーのヘッドホンラインナップに、低音再生にこだわった2モデルが加わった。どちらもワイヤレスのBluetoothヘッドホンで、アラウンドイヤー型の「WH-XB900N」(市場想定価格¥27,000前後)と、オンイヤー型の「WH-XB700」(市場想定価格¥17,000前後)。10月5日の発売を予定している。
両モデル一番の特徴は、EXTRA BASSサウンドだ。従来モデルの「MDR-X950N1」や「MDR-XB650BT」で好評だった、インパクトのある重低音を持った音づくりと重厚感のあるデザインを継承し、さらに迫力のあるビートやクリアーな中高域といったチューニングを加えることで、幅広い...
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ソニーが、1万円を切ったBluetoothヘッドホンとイヤホンの新製品「WH-CH510」「WI-XB400」をリリース。ロングスタミナと上質なデザイン&サウンドを実現
ソニーのワイヤレスヘッドホン/イヤホンのエントリーゾーンがリニューアルされた。Bluetoothヘッドホン「WH-CH510」(市場想定価格¥5,000前後)と、同じくBluetoothイヤホンの「WI-XB400」(市場想定価格¥8,000前後)で、発売はどちらも10月5日を予定。
WH-CH510はオンイヤータイプのワイヤレスヘッドホンで、BluetoothコーデックはAACとSBCに対応する。一番の特徴はフル充電で35時間の連続再生が可能なロングスタミナ仕様だろう。1日5時間聴いても1週間使えるわけで、通勤・通学に限らず常に音楽を身近に感じていたいユーザーに最適だ。クイック充電は、...
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銀座ソニーパークで、『#010 MUSIC IN THE PARK〜東京スカパラダイスオーケストラと作る音楽の森〜』を開催。スカパラのコラボなど全120曲を実際に聴ける、夢のような空間が出現!
Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)では、9月6日(金)より、実験的プログラム第10弾『#010 MUSIC IN THE PARK〜東京スカパラダイスオーケストラと作る音楽の森〜』を開催する。
本プログラムでは、銀座ソニーパークを訪れた方々が様々な体験を通して音楽を楽しむ「音楽の森」が登場。「音楽の森」に散りばめられた仕掛けは、今年デビュー30周年を迎えた東京スカパラダイスオーケストラ(スカパラ)と共に作り上げられている。
数十本の音楽の樹々からなる「MUSIC FAMILY TREE」は、スカパラがこれまでの30年間でコラボレーションや演奏参加してきた120曲を回遊しな...
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ソニーは、本気で4Kマーケットを牽引する! 4Kダブルチューナー内蔵HDDレコーダー「BDZ-FBT4000」を筆頭に、一挙6モデルを発表。4K放送の長時間記録モードも搭載した
ソニーから4Kチューナー内蔵HDDレコーダー6モデルと、2KタイプのHDDレコーダー3モデルが発表された。それぞれの型番と市場想定価格、発売日は以下の通り。
●4Kチューナー内蔵HDDレコーダー(11月16日発売)
BDZ-FBT4000 市場想定価格15万円前後(4Kチューナー×2、内蔵HDD 4Tバイト)
BDZ-FBT3000 市場想定価格12.5万円前後(4Kチューナー×2、内蔵HDD 3Tバイト)
BDZ-FBT2000 市場想定価格11万円前後(4Kチューナー×2、内蔵HDD 2Tバイト)
BDZ-FBT1000 市場想定価格10万円前後(4Kチューナー×2、内蔵HDD 1T...