執筆陣
“変わらない” 高品位コントロールAVセンター マランツ『AV8805A』
以前から告知されていた通り、マランツはコントロールAVセンターAV8805の有償アップデートサービスの受付を開始した。HDMI基板の入れ替えにより、HDMI入出力を最新規格に対応させることがサービスの趣旨だ。これに合わせて、AV8805は生産終了となり、以後のモデルははじめから最新バージョンのHDMI基板を搭載した新製品「AV8805A」として展開される。ここでは、かねてからのAV8805ユーザーである麻倉怜士さんに改めてAV8805、AV8805Aの魅力を解説していただこう。元々、麻倉さんがAV8805を導入したのは2018年。Auro(オーロ)-3Dへの対応と、何より「従来機よりも遙...
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『HEOS』高音質サブスクを「快適+いい音」で楽しむ
AVアンプやプリメインアンプ、さらにはサウンドバー、ワイヤレススピーカーまで、デノン、マランツを中心としたさまざまなオーディオ機器に採用されているネットワーク機能、HEOS(ヒオス)テクノロジー。Wi-Fiホームネットワーク環境において、HEOSアプリがインストールされたスマホ/タブレットをコントローラー代わりに、音楽ストリーミングサービスを楽しんだり、家中の複数の対応機器を自在に制御したり、高度な使いこなしが可能になる。HEOSアプリを起動すると、同じネットワーク上にあるHEOSデバイスを検出、接続済機器の名称を表示し、各機器の動作状況の把握が可能(再生中は曲情報も表示可能)。
そこか...
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マランツ SACDプレーヤーSACD30n、プリメインアンプMODEL 30。新外観と磨かれた技術が共存するマランツ30シリーズ
マランツのオーディオ製品というと、中央に丸窓があったり星形の通電表示灯があったりするけれどむやみに飾らず、ちょっと古風にしてあか抜けた意匠が身上だ。その外観が大きく変わり型番系列も変わった「30」シリーズが登場した。左右対称配置の安定感と有機EL表示窓の大きさに特徴があり、両脇の干渉縞風の光彩模様は工芸品の印象を与える。しかも、最新の技術要素を小ぶりの筐体にたっぷり注ぎ込んだ意欲作なのである。
しっかりと物量を投じた
本格派SACDプレーヤー
まずはSACD 30nから。SACDドライブを搭載したプレーヤーであり、各種ハイレゾ音源、圧縮音源のネットワーク再生、またディスクからの再生が可能...