執筆陣
ヤマハの新世代ネットワークレシーバーがラインナップを拡充。ARC対応HDMI端子搭載の「R-N1000A」と、弟機「R-N800A」はどちらも384kHz/32ビット、DSD11.2MHzの再生に対応
ヤマハミュージックジャパンから、ネットワークレシーバーの新製品が2モデル発売される。今年5月末に登場した「R-N2000A」の弟モデルで、それぞれブラックとシルバー仕上げが準備される。
R-N1000A ¥198,000(税込、9月発売)
R-N800A ¥143,000(税込、9月発売)
両モデルとも、“さまざまな音楽コンテンツをいつものリビングで気軽にHi-Fiクォリティで楽しむことができるネットワークレシーバー” というコンセプトを、よりお手軽な価格帯で実現する製品として開発された。
「R-N1000A」はR-N2000Aと同等の機能を備え、使用部品などを厳選することで価格を抑えた...
執筆陣
テクニクス、ARC対応HDMI端子を搭載したネットワークオーディオアンプ「SU-GX70」を6月下旬に発売。音声も音楽もシームレスに楽しめるリビングのオーディオセンターとして提唱
パナソニックから、テクニクス・グランドクラスのネットワークオーディオアンプ「SU-GX70」(¥220,000、税込)が6月下旬に発売される。カラリングはシルバーとブラック。
第一の特長は、テクニクスとして初めてARC対応のHDMI端子を搭載したこと。これにより、ビエラなどのARC対応テレビとHDMIケーブル1本でつなぐだけで、映像ソースの音声も高音質で楽しめることになる。
近年は、映像・音楽ストリーミングサービスのユーザーが増加しており、音楽だけでなく、テレビの音質をアップグレードしたいと考えている層も多いという。それを受け、高品質な音楽再生と同時に、テレビにも手軽に接続できる機器への...
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デノンが、ARC対応HDMI入力を搭載したネットワークオーディオプレーヤー「DNP-2000NE」を発売。ハイレゾからテレビ放送まで、様々な音源をデノン品質で楽しませてくれる
デノンから、フルサイズのネットワークオーディオプレーヤー「DNP-2000NE」(¥275,000、税込)が発表された。発売は6月中旬の予定。
DNP-2000NEは、ネットワークオーディオのプラットフォームとしてHEOSを搭載、PCやNASなどのミュージックサーバーや様々な音楽ストリーミングサービス、インターネットラジオ、Bluetooth、USBメモリーなどのデジタル音源を手軽に、高音質に再生できる。またUSB Type-B、同軸/光デジタル入力も備えておりDAC(D/Aコンバーター)としても使用可能だ。ハイレゾ信号は、最大384kHz/32ビットのPCMと11.2MHzまでのDSD...
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リビングの音質をグレードアップする、ヤマハの新型ネットワークレシーバー「R-N2000A」。ハイレゾ対応はもちろん、ARC対応HDMI端子の搭載でテレビ放送も高品質で楽しめる
ヤマハから、ARC対応のHDMI端子を搭載したネットワークレシーバー「R-N2000A」(¥429,000、税込)が発表された。発売は5月26日(金)を予定しており、5月15日(月)から受注をスタートする。本体カラーはブラック。
R-N2000Aは、 “さまざまな音楽コンテンツをいつものリビングで気軽にHi-Fiクォリティで楽しむことができるネットワークレシーバー” というコンセプトで開発されている。アンプの仕様としては、既発売のプリメインアンプ「A-S1200」の回路構成をベースに、「A-S2200」の振動対策技術等を盛り込んでいるそうだ。
さまざまな音楽コンテンツを再生するモデルとし...
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エラックから、ARC対応HDMI端子を搭載したアクティブスピーカー「Debut ConneX DCB41」が登場。テレビの音からハイレゾ、アナログレコードまでシームレスに楽しめる
ユキムは、ドイツ、ELAC(エラック)のアクティブスピーカー「Debut ConneX DCB41」(¥94,600、ペア、税込)を5月に発売する。カラリングはBLACKとWALNUTをラインナップ。
一番の特徴は、ARCに対応したHDMI端子を搭載していることだ。同機能に対応したテレビとHDMIケーブル1本でつなぐだけで、放送やテレビにつないだレコーダーの音声を楽しめることになる。音量はテレビのリモコン、DCB41の付属リモコンどちらからも調整可能。
その他にもUSB(最大96kHz/24ビット)/光デジタル/Bluetooth(apt Xコーデック対応)/PHONO(MM、ライン入力...
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高級DACをBD、UHDブルーレイ、そしてSACD再生で活かす福音アイテム GeerFab Audio「D.BOB」【厳選アクセサリーチェック】
HDMIインターフェイスを使う環境において、誰も考えなかった、斬新な音質向上法が編み出された。アメリカ・ウィスコンシン州の新進オーディオメーカー、GeerFab Audioが新開発したデジタル・ブレイクアウト・ボックス「D.BOB」(ディーボブと読む)だ。<ブレイクアウト>とは「分配」の意味。つまりデジタル信号のHDMIを分配する器具ということだ。通常の分配機と異なり、D.BOBは映像と音声を同時に伝送するHDMI信号から、音声信号を分離するのである。
Break Out Box
GeerFeb Audio
D.BOB
オープン価格(実勢価格15万9,500円前後)
●型式 : HDMI...
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ANALOG DEVICES IS BACK! 半導体のリーディングカンパニーが拓く、新しいオーディオビジュアルの世界とは:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート54
4K、8K映像やHDRなど、最近のオーディオビジュアルでは高品質な映像フォーマットが数多く登場している。そして、それらを伝送するための規格として、HDMIの重要性が日に日に増している。そんな中、半導体メーカーのANALOG DEVICES(アナログ・デバイセズ)が、アメリカINVECAS(インベカス)社のHDMI事業を買収、オーディオビジュアル・ソリューションを、フルラインナップで提供すると発表した。アナログ・デバイセズといえば、SHARCプロセッサーのサプライヤーとしてオーディオビジュアルファンにもよく知られる存在だ。そんな同社がHDMIの分野でどんな展開を考えているのか? さっそく麻...
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【麻倉怜士のCES2021 レポート05】超高速HDMIケーブル認証プログラムがスタート。進化を続けるHDMIテクノロジーはどこへ向かうのか
8K放送の普及や8K対応ゲーム機の登場により、家庭での8K伝送が注目を集めている。そのためのインターフェイスにはHDMIが使われ、既に8K対応HDMIケーブルも登場している。ではそれらの製品はどんな規格や条件で作られているのか。今回はHDMI Licensing Administrator Inc.の代表であるRob Tobias(ロブ・トバイアス)氏に麻倉怜士さんがインタビューを行った。(編集部)
麻倉 今日はよろしくお願いいたします。HDMIケーブルは、今日のオーディオビジュアルに取って、欠かせない存在になっています。まずはHDMIの現状についてお聞かせください。
ロブ ご存知の通り...