執筆陣
LGこそ、有機ELテレビの先駆け。ついに登場した夢の8K対応有機ELテレビ
家庭用テレビの新たな自発光、表示パネルとして登場し、いまや高級テレビの代名詞と言っていいまでに成長した有機ELテレビ。画質に優れた(特にコントラスト比が高く、動画表示性能が高い)逸材だけに、当然と言えば、当然だが、ここまでの道のりはけっして平坦なものではなかった。
商品化の最大のネックとなったのが、量産の難しさ。世界中の名だたる大手企業が開発に着手し、大量の資金、開発パワーが投じられたが、なかなか思うような成果があがらず、1社2社と、撤退。そんな厳しい状況の中で唯一、家庭用テレビ向けの大型有機ELパネルの量産化に成功したのがLGだ(※)。
※編註:正確にはLGディスプレイが有機ELパネル...
執筆陣
LGエレクトロニクス・ジャパン、6.4インチの有機ELディスプレイを2画面搭載したスマートホン「LG G8X ThinQ」を12月上旬に発売。キャリアはソフトバンクから
LGエレクトロニクス・ジャパンは11月12日、12月上旬に発売する2画面スマートホン「LG G8X ThinQ」の説明会を都内で行なった。本製品はソフトバンクのみの取り扱いであり(2019年10月現在)、価格は同社が発表するまで未定。
LG G8X ThinQは、6.4インチの有機ELディスプレイを搭載したスマートホンと(こちらはメインスクリーンと呼ぶ)、もう一つ同じディスプレイ(仕様はメインスクリーンと同じ。こちらはLGデュアルスクリーンと呼ぶ)を搭載した”専用ケース”からなる製品。メインスクリーンを専用ケースに取り付けると、同じ大きさの画面が2面並ぶ形となり、スマートホンの6.4イン...
執筆陣
LGエレクトロニクス・ジャパン、HDR対応の42.5インチの大画面液晶モニター「43UN700-B」を11月15日に発売。映り込みを抑えるノングレアのIPSパネルを採用
LGエレクトロニクス・ジャパンから、42.5インチのHDR対応IPS 4Kモニター「43UN700-B」が、11月15日に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥69,800前後。
43UN700-Bは、デスクトップで42.5インチのという大画面を活かした広大な作業領域を表示できる4Kモニター。広視野角で発色に優れたIPSパネルを採用しているのも特徴で、表面は蛍光灯などの反射が気にならないノングレアタイプとなる。一昨年発売の「43UD79-B」の後継機だ。
今回、より美しい映像を再現するためにHDR10に対応したのが新規ポイント。輝度は400cd/m2となり、明るい部分から暗い部分...
執筆陣
消費税増税まであと10日! テレビの買い換えを考えている方に向けて、押さえておきたい製品選びのポイントを、麻倉さんが解説します【シリーズ:4K深掘り11】
編集部 消費税が10%にアップする10月1日まで、あと10日になりました。その影響もあってか、家電量販店では大型テレビ、特に有機ELテレビが売れているという話です。
そこで今回は……かなりぎりぎりのタイミングですが……今週末〜来週末にテレビの買い換えを考えている方に向けて、今テレビを選ぶならどんなところに注目すべきなのか、またどんな点に注意して製品を選べばいいのかについて、麻倉さんに解説いただきたいと思います。
麻倉 テレビを買うということは、一大決心が必要です。普通テレビは10年くらい使いますので、買い換えの際には10年後を見据える必要があり、壊れない限りなかなか腰が上がりません。
し...
執筆陣
LGが、世界初の8K対応有機ELテレビ「OLED 88Z9PJA」を発表! 本日から、市場想定価格¥3,300,000前後で受注を開始する。納期は3ヵ月前後の見込み
LGエレクトロニクス・ジャパンでは、世界初の8K対応有機ELテレビ「OLED 88Z9PJA」を日本で発売する。市場想定価格は¥3,300,000前後で、本日(9月13日)より受注を開始する。納期は受注から3ヵ月前後(受注生産状況によって変動する場合もある)。
88Z9PJAは、同社のプレミアムブランド「LG SIGNATURE」にラインナップされるモデルだ。同社は2013年に初めて大型有機ELテレビを発売して以来、このジャンルを牽引してきた。
今回の「OLED 88Z9PJA」は、技術的に難しいとされてきた、8K有機ELパネルを搭載した製品で、世界で唯一大型有機ELパネルを量産できるL...
執筆陣
【麻倉怜士のIFAリポート2019】その6:LGの48型4K有機ELディスプレイを見た。リビングだけでなく、すべての部屋に有機ELテレビを置く時代がやってくる
LGディスプレイは、IFAの新パビリオン27館で、ごく限られた関係者向けに新製品を公開。それが48インチの4K有機ELだ。
撮影禁止なので、残念ながらパネル製品の写真はないが、昨秋から話題になっていた小型有機ELディスプレイが、遂に完成したことはいろいろな意味で意義深いことだ。今、4Kは現状は77、65、55インチだが、これに48インチが加わることで、マーケティング的にも、テレビスタイル的にも、有機ELの新しい時代を迎えることになる。
これまでは有機ELはプレミアムテレビとして大型化を追求してきたが、今後は、パーソナル化がテーマになる。一家に一台有機ELテレビから、すべての部屋に有機EL...
執筆陣
LGエレクトロニクス、2019年モデルのテレビが「AirPlay 2」と「HomeKit」に対応。ネット経由のソフトウェアバージョンアップの提供を開始
LGエレクトロニクス・ジャパンは、日本国内で展開するテレビ製品の2019年モデルが、インターネット経由およびUSB接続経由のソフトウェアアップデートによって「AirPlay 2」と「HomeKit」に対応すると発表した。
これにより、iPhoneやiPadなどのiOSデバイスや Macなどからテレビへのストリーミングが楽しめるようになるほか、Apple TVから、映画やテレビ番組の動画を再生したり、写真を再生したりもできる。
また、Appleの家電管理システムHomeKitにも対応するので、同社のAIアシスタント「Siri」を通じて、テレビの電源や入力切替えなどの操作も行なえるようになる...
執筆陣
LGエレクトロニクス、HDR対応の21:9ウルトラワイドモニター「34WL850-W」「34WL85C-B」を発売
LGエレクトロニクス・ジャパンから、HDR対応34インチのウルトラワイドモニター「34WL850-W」、「34WL85C-B」が発売された。価格はオープンで、想定市場価格は34WL850-Wが¥111,000前後、34WL85C-Bは¥92,500前後。
34WL850-Wは、正確な色合いを再現するNano IPSテクノロジーを採用したIPSパネルの搭載によって、純度の高いナチュラルな色再現を可能にしたモデル。VESAが策定したHDR規格「VESA DisplayHDR. 400」にも対応することで、明暗差のくっきりとしたキメ細やかな映像を描写できるとしている。主に、イラストや画像、映像...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2019】ディスプレイ部門(4)〈有機EL、60型以下〉
第1位:LG OLED 55C9PJA
オープン価格(実勢価格35万円前後)
今期のLG製有機ELテレビはきわめて出来がよい。全部で4シリーズがラインナップされる豪華な布陣だが、本機C9Pは上位のE9Pと画質は同等、音声面で内蔵スピーカーがインビジブルタイプになるなどコストダウンが図られ、E9Pに対して5万円ほど安い。そんなわけで外部スピーカーとの連携を前提とする本誌読者には断然C9Pをお勧めしたくなる。漆黒の艶やかな美しさ、精妙な階調表現と色合いの鮮やかさに感心させられた。(山本)
メーカーサイトへ >
関連記事を見る >
第1位:東芝 55X830
オープン価格(実勢価格28万円前後...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2019】ディスプレイ部門(5)〈有機EL、61型以上〉
第1位:パナソニック TH-65GZ2000
オープン価格(実勢価格60万円前後)
これまでの有機ELテレビといえば、LGディスプレイ製パネルと相場が決まっていたが、そこにパナソニックがくさびを打ち込み、開発された注目のモデル。有機ELのセルとTコンを部品として調達し、その潜在能力を最大限に引き出すべく、構造、部品(素材)、制御と自社で設計し、仕上げられた。コントラスト、明るさなど、ディスプレイとしての基礎体力に磨きがかかり、色純度も向上。総合的な表現力が大きく押し上げられた。(藤原)
メーカーサイトへ >
関連記事を見る >
第2位:ソニー KJ-65A9G
オープン価格(実勢価格55...