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D-ILA鑑定団10周年を記念して、「4K PREMIUM鑑定団」を大阪、九州、北海道で開催。麻倉怜士さんが“究極のシネマ映像”をじっくり解説してくれる
JVCケンウッドが開催している「D-ILA鑑定団」が今年で10周年を迎えた。これは、同社製D-ILAプロジェクターの魅力を間近で体験してもらおうという狙いから、毎年日本各地で開催されている人気のイベントだ。
今回は10周年記念として「4K PREMIUM鑑定団」と命名、先般発表されたJVCのD-ILAプロジェクター「DLA-V9R/V7/V5」とパナソニックのUHDブルーレイプレーヤー「DP-UB9000」のコラボレーションによるオートトーンマッピングのデモ(解説はパナソニックの技術主幹 甲野和彦さん)や、各会場先着20名にJVCデモディスクをプレゼントするといった企画も準備されている。...
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世界最大のハイエンドオーディオショーいよいよスタート。注目すべきニューアイテムが数多く見つかった【麻倉怜士のHigh End Munich 2019リポート 01】
ミュンヘンのハイエンドオーディオショー「High End Munich 2019」が、現地時間の5月9日に開幕した(5月12日まで開催)。
いまや、世界最大、世界最高のオーディオショーだ。これまではラスベガスのCESに出ていたメーカーが、そこを引き払い、大挙してミュンヘンに向かう現象が、ここ2~3年顕著になってきた。
私はCES取材が長いが、去年までいたのに今年はいないメーカーを辿っていくと、ミュンヘンに現れたというケースが数多い。つまりミュンヘンに出展しないと、世界的に仕事にならないというところまで、本展示会の評価は高くなっているのだ。出展メーカー数は2018年が524社、19年は54...
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『八甲田山<4Kデジタルリマスター版>』は、フィルム作品の4K化のお手本である。そこに込められた作品愛に感動した(後):麻倉怜士のいいもの研究所 レポート19
新4K衛星放送の「日本映画+時代劇 4K」チャンネルで放送された『八甲田山』<4Kデジタルリマスター版>は、オンエア時の映像の美しさが注目を集めた。その理由を調べてみると、4K放送のために、貴重なオリジナルネガフィルムから新たにスキャンを行ない、さらにフィルムの傷を人の目で細かくチェックして消していく細かな作業が行なわれていたことがわかった。しかもそれを監修したのが、同作で撮影を担当した木村大作撮影監督だ。今回は、そんな木村撮影監督の関わりについても話を聞いてみた。(編集部)。
麻倉 フィルム検査、スキャン、レストア(画像修正)と来て、いよいよグレーディング(色調整)作業になるわけですね...
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『八甲田山<4Kデジタルリマスター版>』は、フィルム作品の4K化のお手本である。そこに込められた作品愛に感動した(中):麻倉怜士のいいもの研究所 レポート18
「日本映画+時代劇4K」チャンネルで放送された日本映画の名作『八甲田山<4Kデジタルリマスター版>』。同チャンネル開局の目玉作品としてピュア4K放送し、実際に視聴者からの反響も大きかったそうだ。その高画質に注目した麻倉怜士さんが、同作の4Kマスター制作を手がけた東京現像所を直撃、それぞれの担当者にお話を聞いた。第二回となる今回は、フィルムスキャニングとレストア(画像修正)の工程について紹介したい。(編集部)。
麻倉 さてここまでで、4K版『八甲田山』の企画から素材の手配までのお話をうかがいました。フィルム修復が終わったらいよいよスキャニングに入るわけですが、今回はどんなスキャナーを使った...
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麻倉さん&潮さんの解説付きで、LPレコードを楽しむ。学芸大学のホーム商会で、『Balluchon/小川理子』発売記念イベントを5月25日に開催
来たる5月25日(土)、ウルトラアートレコードから初のアナログLPレコード『Balluchon(バルーション)/小川理子』が発売される。それを記念して東京・目黒のオーディオ専門店 ホーム商会でイベントが開催される。
プレゼンターはお馴染の潮晴男さんと麻倉怜士さん。UAレコードの代表&副代表のおふたりで、今回も楽曲の録音からミキシング、カッティングにも立ち会うほどの力の入れようという。
音の専門家がこだわりぬいて製作したアナログレコードの完成度はいかほどのものか? 製作に関わった本人の解説とともに、じっくり楽しんでみてはいかがだろう。会場でディスクの販売も行われるので、気に入ったらお持ち帰...
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『八甲田山<4Kデジタルリマスター版>』は、フィルム作品の4K化のお手本である。そこに込められた作品愛に感動した(前):麻倉怜士のいいもの研究所 レポート17
新4K8K衛星放送がスタートして、4ヵ月が経過した。その間、各放送局とも4Kらしい魅力を備えたコンテンツを準備し、徐々に内容も充実してきている。そのひとつが、「日本映画+時代劇4K」チャンネルが放送した、『八甲田山<4Kデジタルリマスター版>』だ。オリジナルネガまで遡って4Kスキャンを実施し、放送マスターを作ったのだという。しかも、当時撮影を担当した木村大作さんが監修を務めたというから、たいへん気合いが入っている。そこで今回は、本作の4Kマスター制作を手がけた東京現像所にお邪魔して、『八甲田山』の4K化について、お話をうかがった。(編集部)
麻倉 日本映画+時代劇4Kチャンネルで放送され...
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UAレコード初のLP『Balluchon/小川理子』が4月25日に発売決定。潮さん&麻倉さんがプロデュースしたアナログの音を、あなたも体験しよう
弊社出版物で健筆を振るう、オーディオビジュアル評論家の潮晴男さん&麻倉怜士さんが運営する高音質レーベル、ウルトラアートレコード(UAレコード)から、同ブランド初となるLPアルバム『Balluchon/小川理子』が4月25日に発売される。
このレコードは、昨年10月に発売されたCD『Balluchon』作成時にも使われたハイレゾ音源を元にLP化されている。180g重量盤という音にも配慮した仕様で定価¥7,000(税込)。4月8日からアマゾンなどのECサイト、大手レコード店、オーディオ店で予約をスタートしている。
もともとの収録時には、DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)Pir...
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本物の『ボヘミアン・ラプソディ』は家庭にあった! 4月17日発売のUHDブルーレイは、繰り返して楽しむべき一枚だ:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート16
『ボヘミアン・ラプソディ』の快進撃が続いている。昨年11月9日の公開以来大ヒットを続け、一部の劇場ではゴールデンウィークまで上映される予定とも聞く。そんな人気作の4K UHDブルーレイがいよいよ4月17日に発売される。しかもファン必見の特典映像「ウェンブリー・スタジアム完全版(仮)」まで収録された豪華版という。今回はその注目ディスクを、麻倉さんのシアタールームでひと足早くチェックしていただいた。(編集部)
『ボヘミアン・ラプソディ <4K ULTRA HD + 2Dブルーレイ/2枚組> 』
(フォックスFXHA-87402)¥6,990+税
●2018年アメリカ●2枚組(本編UHD BD...
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「8Kの次は『絵画』である」 伝説の映像処理エンジニアが開発した、新アナログ技術が凄かった:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート15
近藤哲二郎氏が率いるI3(アイキューブド)研究所が、また大胆で画期的な画質技術を開発した。近藤氏は、1990年代にソニーでデータベース型超解像技術DRC(デジタル・リアリティ・クリエーション)をつくった、伝説のエンジニアだ。その後2009年にI3研究所を設立し、以後ICC、ISVC、ICSC、I3C、S-Visionといった数々の高画質技術を送りだしてきた。その集大成となるのが、新提案の「動絵画」(Animated Painting)だ。「8Kの次は『絵画』である」と語る近藤氏に、新技術の詳細を聞いた。
麻倉 今日は久しぶりに近藤さんの新技術を拝見できるとのことで、とても楽しみです。
近...
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“一番の美しい白”はヘップバーンのために取ってあったんだ! 8K版『マイ・フェア・レディ』は“新しい発見”に溢れている。3月24日の再放送もお見逃しなく
去る3月10日、NHK BS8Kでオードリー・ヘップバーン主演『マイ・フェア・レディ』がオンエアされた。第37回アカデミー賞で最優秀作品賞を含む8部門を受賞した、1964年公開の名作だ。その放送に先立ち、2月下旬に同作の8K試写会が開催された。今回はそれに参加した麻倉怜士さんと酒井俊之さんの感想をお届けしよう。なお今週末(3月24日)にはNHK BS8Kで、午後12:30〜『2001年宇宙の旅』、15:00〜『マイ・フェア・レディ』が続けて放送される。8K放送を受信できる方は、録画必須だ!(編集部)
--今日は麻倉怜士さんと酒井俊之さんに、『8K マイ・フェア・レディ』の印象を語り合って...
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ステージモニターの音には、「冷静」と「興奮」の両立が求められます。ソニーが「IER-M9」「IER-M7」で目指したもの:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート14
前回はソニー、シグネチャーシリーズ初のインイヤー型ヘッドホン「IER-Z1R」の開発者インタビューをお届けした。その開発メンバーが平行して手がけていたのが、昨年10月に発売されたステージモニターの「IER-M9」と「IER-M7」だという。こちらもソニーとして久々のカテゴリーで、オーディオリスニング用とは異なる音づくりを目指したという。そのIER-M9/M7についても詳しくお話をうかがった。対応いただいたのは、前開に引き続き、ソニービデオ&サウンドプロダクツ株式会社の増山翔平さん、桑原英二さん、飛世速光さんの3名だ。(編集部)
麻倉 ここからは、インイヤーのステージモニターIER-M9/...
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3月23日(土)ノジマオーディオスクエア藤沢店にて、『麻倉怜士セレクション・SACD-SHM名盤50』を、MYTEK Digital社USB-DACで聴く試聴会が開催!
来る3月23日(土)、神奈川県藤沢市のオーディオ専門店ノジマオーディオスクエア藤沢店にて、『麻倉怜士セレクション・SACD-SHM名盤50』のDSDデータなど最新のハイレゾ音源をMYTEK Digitalの各製品で試聴する、試聴会が開催される。
講師にはStereo Sound ONLINEやHiViでも活躍する評論家の麻倉怜士氏を迎え、昨年ユニバーサル・ミュージックより発売された、『麻倉怜士セレクション・SACD-SHM名盤50』のDSD音源を試聴する予定だ。
試聴機はMYTEK Digital最上位モデルである『Manhattan DACⅡ』の他、ミドルクラスの『Brooklyn D...