執筆陣
「8Kの次は『絵画』である」 伝説の映像処理エンジニアが開発した、新アナログ技術が凄かった:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート15
近藤哲二郎氏が率いるI3(アイキューブド)研究所が、また大胆で画期的な画質技術を開発した。近藤氏は、1990年代にソニーでデータベース型超解像技術DRC(デジタル・リアリティ・クリエーション)をつくった、伝説のエンジニアだ。その後2009年にI3研究所を設立し、以後ICC、ISVC、ICSC、I3C、S-Visionといった数々の高画質技術を送りだしてきた。その集大成となるのが、新提案の「動絵画」(Animated Painting)だ。「8Kの次は『絵画』である」と語る近藤氏に、新技術の詳細を聞いた。
麻倉 今日は久しぶりに近藤さんの新技術を拝見できるとのことで、とても楽しみです。
近...