前回のランキングでは、ヤマハ製AVセンターのモデルチェンジの端境期だったため、ランキング自体がややイレギュラーだったが、今回は部門IIIとIVでヤマハの新製品がベストワンを獲得(部門IVはデノン機と同点)。ヤマハの新製品群は、昨年発表されたデノン、マランツと同様に8K/60pや4K/120pなどの新世代映像信号入出力に対応したHDMI端子を搭載している

 

第1位:デノン AVR-X1600H

¥59,500+税

画像1: 第1位:デノン AVR-X1600H
画像2: 第1位:デノン AVR-X1600H

高級機の開発で培った技術、ノウハウを積極的に投入したAVセンターの入門機だ。内蔵アンプは7ch仕様で、ドルビーアトモス、DTS:Xも対応済。5.1.2のスピーカー構成が可能だが、オーバーヘッドスピーカーなしでも立体的な拡がりが得られるDolby Atmos Height Virtualizer機能も備える。引き締まった音像をくっきりと描き出すサウンドが特徴的で、サラウンド再生では、場面、場面の緊迫感、空気感まで鮮明に描き出す。(藤原)

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第2位:ヤマハ RX-V4A

¥45,000+税

画像1: 第2位:ヤマハ RX-V4A
画像2: 第2位:ヤマハ RX-V4A

従来のモデルから、デザイン、アンプ設計ともに一新したラインナップの5chパワーアンプ内蔵モデル。パワーアンプ部はスルーレートの向上でより生き生きとした音に仕上がっている。シネマDSP 3Dの採用のほか、ネットワークオーディオ対応など、高機能を備える。HDMI2.1の新機能にもアップデートで対応予定だ。(鳥居)

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第3位:ソニー STR-DH790

¥44,500+税

画像: 第3位:ソニー STR-DH790

ソニーがAVセンターを開発しなくなって久しい。安価な初心クラスの当機がポツンと残っているのは、どういう理由からなのだろう。入門機だからといって設計者は手を抜かず、音質の練磨に本気の正攻法で取り組んでいたのを思い出す。ドルビーアトモスをはじめ、後から追加された機能も多いのだが、この対応はあくまでも誠実だ。(高津)

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第4位:デノン AVR-X550BT

¥35,000+税

画像1: 第4位:デノン AVR-X550BT

アトモス音声には対応せず、ドルビートゥルーHDやDTS-HD再生に絞った入門機。ではあるものの音質の完成度は高い。無線LAN対応も省略しているが、Bluetoothは対応。5chのパワーアンプ部は上位機ゆずりの技術を投入。出力素子の温度管理の徹底による電流リミッターを省略したり、高音質オペアンプを搭載したりと頼もしい。(吉田)

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画像2: 第4位:デノン AVR-X550BT

 

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