執筆陣
新たなフラッグシップA級プリメインアンプ Accuphase E800
公称質量36kgのプリメインアンプ。文字どおり見かけどおりの大物で、Eシリーズを代表する新しいフラグシップモデルなのだが、定格出力は控えめな50W×2(8Ω負荷)。4Ωでも100W×2とされていて、たとえば既発売の中堅機E480がもつハイパワー=8Ω負荷時180W×2には遠く及ばない。なのに価格はほとんど2倍。これはどういうことか? 主なその理由は、ファイナル出力段がA級動作だからである。
プッシュプルのA級アンプは電力効率が低い代わりに高音質だとよくいわれる。低効率なのは、出力回路に常時大電流が流れるためで、ちょうどアクセルを踏み込んだまま待機しているクルマみたいなものだ。走らなくても...
執筆陣
アキュフェーズが目指した究極のフォノイコライザー「C-47」が、4月上旬に発売決定。シリーズで初めて入力から出力までフル・バランス構成を実現した
アキュフェーズから、フォノ・イコライザー・アンプの「C-47」が発売される。定価は¥600,000(税別)で4月上旬のリリース予定だ。
C-47は、シリーズで初めて入力から出力までフル・バランス構成を実現。外来ノイズに強いバランス構成を採用したうえで、カートリッジの特性に合わせ最適化したMC/MM専用ヘッド・アンプと高精度イコライザー・アンプにより、低雑音と正確なイコライジングを実現している。新たにMC専用フォノ・バランス入力端子を搭載し、アナログ・プレーヤーとのバランス接続に対応した点にも注目したい。
C-47の主な特長は以下の通り。
●優れた雑音性能と正確なイコライザー特性
MC/M...
執筆陣
【2019東京インターナショナルオーディオショウ速報】-G棟4F- ロクサン/アキュフェーズ/ラックスマン
ナスペック(G405)
●製品ジャンル:アナログプレーヤー+トーンアーム
●ブランド名:ロクサン
●製品名:Xerxese20 RPM+Sara
●価格:¥950,000+¥350,000(どちらも税別)
●発売時期:発売中
ナスペックブースには、実に多くの新製品が並んでいる。
第一は、ロクサンのアナログプレーヤー「XERXES」(ザクシーズ)で、会場では「Xerxese20 RPM」とトーンアームの「Sara」を組み合わせている。方式としてはベルトドライブタイプで、プラッターにはアルミ製の二重構造(インナプラッター+アウタープラッター)を採用している。
SACD/CDプレーヤーでは、人...
執筆陣
ダイヤトーンとアキュフェーズの合同試聴イベントが開催決定。11月16日〜17日は、松本の老舗ロイヤルオーディオで、ハイエンドモデルの競演を楽しもう。
ダイヤトーンが開催している、同社NCV-Rスピーカー「DS-4NB70」体験試聴会。次回は、ハイエンドオーディオ機器の名門ブランド・アキュフェーズとの合同試聴会に決定した。会場は松本のロイヤルオーディオ2F試聴室だ。
ダイヤトーンの試聴会では、これまでもアキュフェーズのプリメインアンプやSACD/CDプレーヤーが頻繁に使われており、その相性のよさは折り紙付きだ。今回はプリメインアンプだけでなく、C-2850+A-48、P-4500といったセパレート型も用意され、様々な国内ハイエンド機器の組み合わせによるサウンドが楽しめるようになっている。
イベントの概要は以下の通り。
●日時:11月16...
執筆陣
アキュフェーズの創立50周年記念モデル第一弾は、純A級プリメインアンプの「E-800」。定価¥980,000で、11月下旬の発売予定
アキュフェーズから、創立50周年記念モデルの第一弾となる純A級プリメインアンプ「E-800」が発表された。定価¥980,000(税別)で、11月下旬の発売予定という。
E-800はC-3850、A-250などの技術を惜しみなく注入し、セパレートアンプと遜色ない性能と音質を目指して開発されたフラッグシップ・プリメインアンプとなる。
第一の特長は、ボリュウム・コントロールに可変抵抗を使わない、Balanced AAVA(Accuphase Analog Vari-gain Amplifier)方式を採用している点だ。AAVAでは、入力された音楽信号を16種類の重み付けをした電流信号に変換し、...
執筆陣
アキュフェーズのプリメインアンプ「E-380」が11月上旬に発売。人気モデル「E-370」を4年ぶりにリファインし、定格出力も20%アップ
アキュフェーズから、プリメインアンプのニューモデル「E-380」が発表された。定価は¥450,000(税別)で、11月上旬の発売予定となる。
E-380は、2015年に発売された「E-370」の後継モデルとなる。E-370は、性能の高さや信頼性、音質といった点で市場から高い評価を集めている。E-380はその人気モデルをベースに、電力増幅部や電源部の強化により定格出力を20%アップしている。
さらに、ボリューム・コントロール回路には進化したAAVA方式を搭載し、音楽信号の鮮度を落とさず音量調整を可能とした。加えてパワーアンプ部には、インスツルメンテーション・アンプを採用し、高いS/Nを実現...