執筆陣
【2022東京インターナショナルオーディオショウ速報】D棟5F アクシス/ヨシノトレーディング/ユキム
アクシス(Hall D5)
●製品ジャンル:スピーカーシステム
●ブランド:Fyne Audio
●製品名:Vintage Twelve
●価格:¥5,170,000(ペア、税込)
●発売時期:2022年12月
●製品ジャンル:スピーカーシステム
●ブランド:Fyne Audio
●製品名:Vintage Classic X
●価格:¥1,540,000(ペア、税込)
●発売時期:2022年12月
今回の目玉は、元タンノイのポール・ミルズ率いるエンジニアたちがスコットランドで2017年に創設したFyne Audioによるスピーカーシステム「Fyne Vintageシリーズ」。このシリーズ...
執筆陣
ELACのブックシェルフ型スピーカー「UBR62」、フロアスタンディング型スピーカー「UFR52」は軽快なリズムと艶やかさを両立。新型同軸ユニットの威力に驚く
「HiViベストバイ」ナンバーワンモデルの実像
スピーカー部門Ⅲ(ペア20万円以上40万円未満)第1位 URF52
スピーカー部門Ⅱ(ペア10万円以上20万円未満)第4位 UBR62
KEF、インフィニティ、TADと、世界の名門で名を馳せたスピーカーエンジニア、アンドリュー・ジョーンズ。独エラックに移籍して早7年、高度な技術、ノウハウを駆使し、順調にラインナップを拡充しているが、ここで紹介するUni-FiReference Lineの2モデル、ブックシェルフ型のUBR62とフロアスタンディング型のUFR52も、アンドリューが精根込めて開発した意欲作だ。
SPEAKER SYSTEM
EL...
執筆陣
イヤーメンのD/Aコンバーター「Tradutto」は、コンパクトながら繊細かつ濃密な高分解能で、3次元的な音場が展開
イヤーメン(Ear Men)は2019年に発足した新進メーカー。アメリカ・シカゴに拠点があり、東欧セルビアのオーリスオーディオ(Auris Audio)の協力を得て、製造はすべてヨーロッパで行なわれている。このトラデュット(Tradutto)は、小型のデスクトップサイズのD/Aコンバーターだが、内容はすこぶる高水準だ。
D/A Converter
イヤーメン
TRADUTTO
オープン価格(実勢価格9万円前後)
●デジタル入力:3系統(USB、RCA同軸、TOS角型)、Bluetooth
●対応フォーマット:PCM768kHz/DSD512/DXD768kHz(USB、最大)、192kH...
執筆陣
吸着式のスタビライザー ユキム スーパーオーディオアクセサリー CVS1 反りのあるLP盤では音の安定感が増し、音像定位が格段にしっかりと
ユキムが自社ブランドのユキムスーパーオーディオアクセサリーで扱う吸着式ディスクスタビライザーである。原型はアイコールから発売されていたIQ1300Aのようで、フレキシブルな機構の吸引ホースがある専用スタビライザーを乗せて使う、ユニークなスタイル。フローティング機や回転トルクの弱いプレーヤーには不向きと思われるので、事前に問い合わせるといいだろう。
アナログ盤と密着する金属部分は純マグネシウム製だという。このマットを背面から見ると、大部分を占めているのは合成ゴム。おそらくは外周用と内周用のシーリングを含めたワンピース構造になっているのだろう。吸引を行なうスタビライザー部分は、純マグネシウム...
執筆陣
イヤーメンのHiVi冬のベストバイ1位の2モデル、ヘッドホンアンプ「TR-Amp」、D/Aコンバーター「Tradutto」の音像に迫る
HiViベストバイ2021冬にて、DAC部門とヘッドホンアンプ部門で1位を獲得したブランドがEARMAN(イヤーメン)だ。2019年に始動したこの新進気鋭ブランドはどんな点を評価されたのか。小原由夫さんにその魅力をひもといていただいた。(HiVi編集部)
ヘッドホンアンプ部門Ⅰ(20万円未満)第1位
TR-Amp
オープン(実勢価格4万1,800円前後)
●定格出力:2.5V/400mW以上(16Ω)、3.4V/350mW以上(32Ω)
●接続端子:デジタル音声入力1系統(USBタイプC)、アナログ音声出力1系統(RCA)、ヘッドホ出力2系統(6.3mm、3.5mm、同時使用可)、充電用...
執筆陣
【HiViレビュー】エアパルス「A80」はAV再生にきわめてマッチするアクティブスピーカー
家庭用スピーカーシステムの主流はアンプを内蔵しないパッシブ型。アンプを内蔵するアクティブ型を選ぶ方はまだまだ少数というのが現状だ。しかし、そうした中で時宜を得た製品企画でヒットを飛ばし、アクティブ型スピーカーの魅力を広く知らしめたブランドがある。それがエアパルス。ここでは、アクティブスピーカーの代表として、改めて人気モデルの実力を確かめていく。(編集部)
昨年(2020年)春に日本上陸を果たし、大旋風を巻き起こしたエアパルスのアクティブスピーカーA80。今般その白木(パインウッド)仕上げが登場したので、これを機に改めてエアパルス・ブランドの紹介と本機の魅力を詳らかにしてみたい。
SPEA...
執筆陣
熟練の時計職人が組み立てるスイス製MC型。 ゴールデンバーグ Brilliant
スイスからMC型の新しいフォノカートリッジ、ゴールデンバーグが登場した。現在のEMTやエクスクィジット、ターレス・トーンアームを手掛けるハイフィクション社の新ブランドで、熟練の時計職人が組み立てる製品という。ここで紹介するのは3機種あるうちの中間モデル「ブリリアント」だ。ボロン製カンチレバーにマイクロリッジ針を搭載しており、6Ωのインピーダンスで0.4mVの出力というから、鉄芯タイプであろう。コイル巻線は4N銅線ということだ。磁石には強力なネオジムに渦電流を防ぐアールコ鉄を使っているというが、その詳細は不明である。ハイフィクション社はEMTの継承からフォノカートリッジ製造を始めた経緯があ...
執筆陣
【HiViレビュー】ユキム、高周波ノイズ除去フィルター「PNA-RCA01」は音質、画質が見違えるほどの効果抜群アイテム。
アナログ、デジタルを問わず、AV機器が備えているRCAピン端子に差し込んで、有害なノイズが抑えられるという高周波ノイズ除去フィルターPNA-RC01(以下RCA01)。この類のアクセサリーはすでに他メーカーからも製品化されているが、この春、発売されると、その確かな効果が口コミで伝わり、静かなブームに。いまも順調に売り上げを伸ばしているという。
YUKIMU SUPER AUDIO ACCESSORY
PNA-RCA01
¥49,500(税込)
●ノイズ減衰値:18dB(3MHz以上の高周波ノイズの減衰値/出力抵抗220オームの場合)
●寸法:全長52×直径16.5mm(グリップ部)
●問...
執筆陣
超小型ハイブリッドアンプの進化形。 キャロットワン ERNESTOLO 50K EX EVO
ガラス工芸品でもある真空管を、オブジェ感覚で配置した意匠が人気を集めるキャロットワンのシリーズ。ガラスのブロックは重しであると同時に、内部照明のLED青色光を立体的に導いて真空管を引き立てている。
これは以前のLIMITED版に採用されたバーブラウンの高性能オペアンプOPA627AUを採用したのが特徴。このオペアンプはかつて小売りで数千円もした高級品だ。しかも本機ではTIに買収される前のバーブラウン製というヴィンテージ品を採用。現行のプロセスルール=回路パターン形成の基準とは異なり、内部配線が太いのだという。
真空管はEX版と同様にECC802S GOLD(12AU7の高信頼管)であり、...
執筆陣
エアパルス「A80」「A300Pro」は万能、小型、そして強力サウンドのスピーカー
〝デスクトップスピーカー〟と聞いて、貴方はどんなシチュエーションを思い浮べるだろうか。PCとの組合せ?パーソナルなサブシステム?メインシステムとは傾向の違う気分転換用?私の場合はそのすべてが該当する。とはいえ、サウンドクォリティや機能に妥協はしたくなく、最新フォーマットに対応したフィーチャーにも期待して、先頃私はエアパルスA80を新たに迎え入れた。
Active Speaker System
AIRPULSE
A80
オープン価格(実勢価格¥77,000前後)
●型式:デジタル入力対応アンプ内蔵スピーカーシステム
●使用ユニット:リボン型トゥイーター、115mmコーン型ウーファー
●アン...