執筆陣
【麻倉怜士のIFAリポート 2018】その05 JVCが世界初の家庭用8Kプロジェクター「DLA-NX9B」を発表。ネイティブコントラストは10万対1!
ビクター(JVCケンウッド)のプロジェクターづくりには、ふたつの法則がある。
①まずはハイエンドのB to B用に先端映像技術を開発し、数年を経て家庭用に移管する。
②家庭用では数年に一回、画期的な技術アドバンスを成し、それも数年掛けて移管
−−である。マーケティング用語では「スキミング戦略」もしくは「展覧会戦略」という。
今回のIFAでは、「8K」「ネイティブ画素数」のふたつで、これが見られた。ビクターはNHK技研とのコラボレーションにて、多くの8Kプロジェクターを開発してきた。その目玉が4K画素のD-ILAデバイスによるe-shift・8K。
原理はホームプロジェクターでお馴染みの、...
執筆陣
ルクソス、DLPプロジェクターに77インチスクリーンを組み合わせ、手軽に大画面を始められる3つのセットを発売
オーエスのプロジェクターブランドとして、昨日発表された「LUXOS」(ルクソス)。画素数の異なるDLPプロジェクター3機種をラインナップしているが、そこにスクリーンを組み合わせたセット商品も販売されることになった。
これはプロジェクター自体が比較的手頃な価格帯であり、ユーザーとしても初めて大画面を導入する人が多いのではないかという観点からの提案だ。同梱されるスクリーンは持ち運びも可能な掛図式(上下にパイプの付いた巻き取り式)で、画面サイズは16:9で77インチ。広げたときのサイズは幅1904×高さ1050mmで、重さは2.1kgとなる。
スクリーンの膜面はオーエス製品でも人気の高いホワイ...
執筆陣
プロジェクターの新ブランド「LUXOS(ルクソス)」から、 2K DLPプロジェクターなど3機種が登場。価格は13万円前後〜
株式会社オーエスは、プロジェクターの自社ブランドとして「LUXOS」(ルクソス)を立ち上げ、DLPプロジェクター3モデルを発売する。
オーエスは家庭用、業務用を問わず高品質なスクリーンを開発・販売するブランドとしてStereoSound ONLINE読者にも広く認識されている。だが同社は総合映像システム企業として、プロジェクターの自社ブランドを持つことを長年の課題としてきたという。
そこで今回、創業65周年記念事業の一環としてLUXOSブランドを発足、以下の3モデルをリリースする。いずれも9月3日発売で、同社Eコマースサイト「アウンノオンライン」などのネット販売が中心となる。
新製品ライ...
執筆陣
LGエレクトロニクス・ジャパン、可搬型の4K&HDR対応プロジェクター「HU80KS」を8月17日に発売。33万円!
HDCP2.2にも準拠した4K&HDR対応プロジェクター「HU80KS」
LGエレクトロニクス・ジャパンから4K&HDR対応のDLPプロジェクター「HU80KS」が8月17日に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥330,000前後。
HU80KSは、レーザー光源を使ったDLPプロジェクター。0.47型のDMD素子を搭載し、4K解像度(水平3840×垂直2160)の映像と、HDR映像の投写が行なえる。
ボディはスリムな縦型(四角柱)で、ハンドルがついているので持ち運びも簡単。加えて、電源コードを本体内に巻き取る機構もあり、必要なパーツがかさばらない設計となっている。寸法はW165...
執筆陣
ソニー、ポータブルプロジェクター向けのフルHD解像度のSXRDデバイスを開発。各種映像補正技術と合わせ、設置の自由度を向上
0.37型SXRDデバイスで、フルHD解像度を実現
ソニーは、ポータブルプロジェクター用の投写デバイスとして、フルHD解像度では世界最小となる0.37型のSXRD「SXRD241A」を開発、8月より量産出荷すると発表した。同時に、同デバイスと組み合わせる信号処理駆動LSI「CXD3554GG」も発表された。
SXRD241Aは、ソニー独自の反射型液晶ディスプレイデバイスで、家庭用プロジェクター「VPL-HW60」や「VPL-VW245」、あるいはポータブルプロジェクター「XPERIA Touch」などにも搭載されているもの。XPERIA Touchには、本モデルと同じ0.37型のSXRD...
執筆陣
JVC、業務用の8Kプロジェクター「DLA-VS4700」を7月中旬に発売。専用の8K/e-shiftテクノロジーで8K解像度を実現
4K仕様の「DLA-VS4600」、「DLA-VS4550」も同時発売
JVCから業務用プロジェクターの新製品「DLA-VS4700」、「DLA-VS4600」、「DLA-VS4550」が7月中旬より発売される。価格はいずれもオープン。レンズは別売りだ。
DLA-VS4700、DLA-VS4600、DLA-VS4550の3台は、同社の家庭用4Kプロジェクターにも採用されている0.69型のD-ILAデバイスとレーザー光源技術「BLU-Escent」を搭載した業務用モデル。
いずれも、業務用途で求められる耐久性を重視した設計となっており、光源の明るさを一定に保つ「輝度一定モード」、複数のプロ...
執筆陣
6/21(木)お台場にインスタ映えするアート施設「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス」誕生
6月21日(木)、東京・お台場に常設のアート体感施設「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス」がオープンする。これに先立ち、ひと足先に体験したこのミュージアムの様子をリポートしよう。
なぜ、Stereo Sound ONLINEで「ミュージアム」を? と思われるかもしれないが、森ビルとチームラボが共同で運営するこの施設は、エプソンがプロジェクションパートナーとして参加しているのだ。施設面積10,000平方メートルというミュージアム内は、同社製プロジェクター470台で埋め尽くされている。
エプソン チームラボ ボーダレスには約50の「作品」が展示されており、...
執筆陣
エプソン初のネイティブ4Kパネル搭載! 業務用レーザー液晶プロジェクター「EB-L12000Q」など7機種を発表
エプソンが、業務用レーザー光源プロジェクター、2シリーズ7機種を発表した。いずれもレーザー光源を搭載した業務用モデルで、高い光出力性能を活かして、デジタルサイネージやホール用途などシステムユース向けのモデルとなる。
最上位機は、同社として初めてネイティブ4Kパネルを搭載した「EB-L12000Q」(2019年1月発売、予価850万円、レンズ別売・税別)。パネルサイズは1.0インチで、3LCD方式としても初めてのネイティブ4Kパネルの搭載モデルとなる。光源はブルーレーザーで、光出力は12,000ルーメンと強力。高解像度と強力な光出力を用いて、デジタルサイネージやパブリックビューイングなどの...