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【HiVi冬のベストバイ2018】ヘッドホン部門(3)〈10万円以上〉
第1位:ゼンハイザー HD 820
オープン価格(実勢価格29万円前後)
オープン型ヘッドホンのイメージが強いゼンハイザーが、満を持して登場させた密閉型ヘッドホンのフラッグシップ機。今期試聴したヘッドホンの中でも特に印象がよかったモデルだ。開放型機HD 800 Sのクリアーな質感と広大なサウンドステージ表現を受け継ぎ ながら、密閉型のよさである中低域のエネルギー感をプラスした音質には大いに感心した。曲面のガラスが装着された、ハウジング内部が見えるデザインも素晴らしい。(土方)
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第2位:デノン AH-D9200
¥195,000+税
50mmナノフ...
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【麻倉怜士のIFAリポート 2018】その08 ゼンハイザー、初のイマーシブサラウンドバー「AMBEO Soundbar」をIFAで発表
ドイツのヘッドホンメーカーの話題の新製品は、意外にも音が空中に放出されるサウンドバー、それも立体音響の「3Dサウンドバー」だ。視聴したが、サウンドバーなのに、立体的に音場が形成され、方向性・音場密度も予想外に素晴らしいではないか。
名称は「AMBEO Soundbar」。AMBEOはゼンハイザー独自の「3D技術プログラム」だ。再生環境だけでなく、録音、伝送、再生の各分野で独自技術を展開するのがAMBEO。3Dサウンドバーはその一環である。
ドイツの研究機関「フラウンフォファー」と共同開発した3D仮想化技術を搭載。13のドライバーユニットがビームフォーミングにて、360度に音を発する。チャ...