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J-POP史に名を残す名盤の録音エンジニア吉田 保氏が、360 Reality Audioを採用した新作をレコーディング
ソニーが開発したイマーシブ・オーディオ(立体音響)が楽しめる新たなフォーマット“360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティ・オーディオ)”。このフォーマットはドルビーアトモスと同様にオブジェクト・ベースを採用しているが、大きな違いは名前の通り360°全天球の中心にリスナーが位置し、全方向から音が聴こえてくる所にある(ドルビーアトモスは、上半球状のサウンド)。
360 Reality Audioのコンテンツは、欧米で2019年よりAmazon Music HDによって配信されていたが、日本も2021年3月19日より本格始動。ポニーキャニオン、ワーナーミュージック、ソニー・...
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【麻倉怜士のCES2021 レポート15】対応コンテンツは、既に4000曲! 新たな音楽体験、ソニー「360 Reality Audio」が注目を集めている理由とは?
ソニーの「360 Reality Audio」は、オブジェクト方式の立体音響再現技術を活用した新しい音楽体験として2018年のIFAで発表された。視聴位置を取り囲む360度の全球上に複数のオブジェクトを配置し、それらを自在に動かすことができる技術で、すでにAmazon Music HDでも対応コンテンツが配信されている(Echo Studioで試聴可能)。そんな360 Reality Audioの新展開が、CES2021で発表された。今回はその詳細について、ソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ株式会社V&S事業本部 事業開発部 統括部長 岡崎真治さん、担当部長 横山達也さん...
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【麻倉怜士のCES2021 レポート12】ソニー「Crystal LED」は、単なるディスプレイではなかった。新シリーズも加わり、バーチャルプロダクション用途にも活躍の場を広げる
先日、ソニーの業務用大型ディスプレイ「Crystal LED」の新シリーズが発表された。Crystal LEDは8Kなどの展示会で主に使われているビデオウォールの一種で、小型のキャビネットを複数組み合わせることで解像度やアスペクト比を自由に変更できる。今回は用途やLEDのピッチ違いで2シリーズ、4モデルをラインナップし、幅広い用途に対応する構え。そこでCrystal LEDの開発を担当したソニー ホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ株式会社HES商品戦略室部門長の長尾和芳さんに、麻倉さんがインタビューした。(編集部)
麻倉 ご無沙汰しております。長尾さんというと、例年のCESでも...
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【麻倉怜士のCES2021 レポート10】ソニーの新映像エンジン「Cognitive Processor XR」は、感動を“認識”する。その特長と今後の展開を担当者に直撃した
オンライン開催されたCES2021のソニーブースでは、同社テレビの新しいラインナップとして「ブラビアXR」が発表された。8K液晶テレビの「Z9J」と、4K液晶テレビの「X95J」「X90J」、4K有機ELテレビの「A90J」「A80J」シリーズという構成だ。これらに共通した特徴が、新しい映像エンジンとして「Cognitive Processor XR」を搭載していること。今回は、その新エンジンの特長や今後の製品展開について、ソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ株式会社TV 事業本部 技術戦略室Distinguished Engineer 小倉敏之さんと、同 商品企画部 統括...
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【麻倉怜士のCES2021 レポート08】ソニーがEVを作るとこうなるのか! 走ることをエンタテインメントにした「VISION-S」試乗リポート
ソニーは、2020年のCESで「VISION-S(ビジョン エス)」の試作車を展示した。同社の先進技術を結集し、車内外の人や物体を検知・認識し、高度な運転支援を実現するために、独自の車載向けCMOSイメージセンサーやToFセンサーを搭載している。それから1年、CES2021ではさらに進化し、公道を走れる車として登場した。今回は、この1年でのVISION-Sの進化について、ソニー株式会社 執行役員AIロボティクスビジネス担当 AIロボティスクスビジネスグループ 部門長の川西 泉さんにインタビューを実施した。(編集部)
【麻倉怜士のCES2020レポート02】これが超話題のソニーのニューカー...
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ソニーの「AIによる音源分離」は、過去の名作に新しい魅力を与える。世界初の画期的技術はどうやって実現できたのか(後):麻倉怜士のいいもの研究所 レポート43
MIPCOMオンラインで発表されたソニーの「AIによる音源分離」はオーディオビジュアル界に新しい可能性を提示している。前編ではその技術がどのようにして作られたのか、どんな仕組で音を認識しているのかを紹介した。後編では具体的な応用例や、今後の方向性について聞いている。インタビュー取材に応じてくれたのは、ソニー株式会社R&DセンターDistinguished Engineerの光藤祐基さんと、コンテンツ開発課ビジネスプロデューサー池田裕司さんのおふたりだ。(編集部)
※インタビューは2020年12月に実施しました
ソニーの「AIによる音源分離」は、過去の名作に新しい魅力を与える。世界初の画期...