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【動画】オーディオイベントが京都に帰ってきた! 6月8日と9日、会場はみやこめっせ
↑株式会社ディバイン 社長 木村直樹氏(写真左)、株式会社ノア 社長 牧野文保氏(写真右)
お待たせしました! 2024年6月8日(土)、9日(日)の2日間にわたって、京都で待望の本格オーディオイベントが開催されます。
今回の動画では、その京都オーディオフェスティバル実行委員会のおふたりを、ステレオサウンド社へお招きし、今回のイベントにかける意気込み、会場のご案内、出展社、ブランドの紹介、そして具体的な内容について、存分に語っていただきました。
ご登場いただくのは、株式会社ノア 社長の牧野文保氏と、株式会社ディバインの木村直樹氏です。
このイベントには、ステレサウンドストアも参加させて...
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『越路吹雪:コシジ・イン・ベラミ−ナイトクラブの越路吹雪−』SACD/CDハイブリッド盤/ステレオサウンド オリジナルソフトの魅力を語る58
みずみずしく、すこぶる居心地のいい楽曲群。時とともに忘れ去られてしまった極上級の魅力作
広くは知られざる、そうでなければ時とともに忘れ去られてしまった逸品傑物の類が、世の中にはあって、どこかで眠っているものだ。そう思わずにいられない、極上級の魅力作がここに登場。覚醒した。
それは遥か遠い1967年11月のライヴ録音『コシジ・イン・ベラミ−ナイトクラブの越路吹雪−』。SACD/CDハイブリッド仕様によるSSリファレンスレコード・デビューだけれど、オリジナルはもちろんアナログ記録。初のSACD化にあたって今回使用された音源も、アナログのマスターテープである。
1967年といえば、日本は高度成...
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ステレオサウンド オリジナルソフトの魅力を語る 名盤ソフト 聴きどころ紹介55/石川さゆり『Transcend Extra edition』45回転アナログレコード
リミックス「残雪」「花火」を加えた極上のLP盤。身を正して聴かせる石川さゆりのスケール感
大晦日の夜「NHK 紅白歌合戦」を眺めていて、自分でも驚くほど心を持っていかれるのが女性演歌歌手だったりする。ぼくは中学生の頃から洋楽ロックやジャズばかり聴いていて、演歌特有の「湿った叙情」とか「女の情念」が苦手で、一生自分とは縁のないものと思っていたのだが。知らない歌手だらけの紅白歌合戦だけど、派手な着物姿の島津亜矢とか石川さゆりの歌には、つい本気になって聴き惚れてしまう凄さがあるのだった。それにひきかえおっさんロック歌手たちの歌の悲惨なこと……。
さて、そんな与太話はともかく。1958年生れ、ぼ...
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ディナウディオ「FOCUS30」で、『情家みえ/エトレーヌ』を聴くイベントを開催! 無線技術 WiSAの魅力や、電源アクセサリーの効果まで体験できる貴重な会が盛り上がった
ディナウディオは去る12月2日(土)に、麻倉怜士さんと潮晴男さんが共同代表を勤めるUA(ウルトラアート)レコードの最新SACD/CDハイブリット盤『情家みえ/エトレーヌ』の体験試聴会を、東京・新富町のon and onで開催した。
本SACD/CDについては、マスターに76cm/秒の24トラック、2インチアナログマスターからトラックダウンを行ったハーフインチのアナログテープを使用しており、UAレコードとしての音質へのこだわりが詰まった一枚だ。試聴会ではそのディスクをディナウディオの最新スピーカー「FOCUS」シリーズで再生したらどんなクォリティで楽しめるかが実演された。
情家みえさんから...
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ステレオサウンド オリジナルソフトの魅力を語る 名盤ソフト 聴きどころ紹介54/南沙織『シングルコレクション』SACD
青春時代が蘇り、懐かしい気分にさせてくれる。シングルカット計31曲は文句なしのクォリティ
私と同じ時期に、青春時代を過ごした人たちにとって、憧れのアイドルだった南沙織。たとえ彼女の歌をリアルタイムで聴いていなくても、その名前だけで、ひと時代前の人気アイドルと認識できる人は多いだろう。
日本のアイドルの草分け的存在であることは間違いないが、デビュー前から通っていたインターナショナルスクールを5年かけて卒業したり、大物外国人俳優を相手に、直接、インタビューを試みたり、はたまた人気絶頂期、学問に専念(上智大学に復学)するために、あっさりと芸能活動を引退したり、一般的に知られる“アイドル”のイメ...
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ESOTERIC「名盤復刻シリーズ」に、『べートーヴェン:交響曲第9番「合唱」』『モーツァルト:ピアノ協奏曲集』『ワーグナー:序曲・前奏曲集』の3タイトルが登場。12月9日発売。予約受付中!
エソテリックの「名盤復刻シリーズ」から『べートーヴェン:交響曲第9番「合唱」』『モーツァルト:ピアノ協奏曲集(第21~23、25~27番)コンサート・ロンドK・382』『ワーグナー:序曲・前奏曲集』の3作品が、12月9日に発売される。
価格は『べートーヴェン:交響曲第9番「合唱」』と『ワーグナー:序曲・前奏曲集』が¥4,000(税込)、『モーツァルト:ピアノ協奏曲集(第21~23、25~27番)コンサート・ロンドK・382』が¥9,900(税込)となる。
今回のタイトルも同社が社内に構築した「エソテリック・マスタリング・センター」にてリマスタリングを行っており、独自のデジタル技術を駆使し...
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【追悼】谷村新司
シンガー・ソングライターの谷村新司さんが、10月8日に亡くなったことが明らかになりました。享年74。すでにテレビや新聞などで報道されているので、ご存じの方も多いことでしょう。
長年にわたる活動の中で、数々のヒット曲を作り、これからも永年にわたって歌い継がれていくであろう名曲を残してくださいました。心よりご冥福をお祈りいたします。
Stereo Sound ORIGINAL SELECTION Vol.4 「谷村新司」 (SACDハイブリッド)
アリス時代の楽曲を含めた全16曲を収録
谷村新司 初のSACD/CD誕生
■発売日:2019年11月10日
■品番:SSMS-029
■仕様:SA...
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ステレオサウンド オリジナルソフトの魅力を語る 名盤ソフト 聴きどころ紹介53/テレサ・テン『つぐない』アナログレコード、SACD
透き通る美声と品のいい唱法が堪能できる
歌謡曲の異風と微風とサウダージ
テレサ・テンが日本でデビューして10年目になる1984年、アルバム『つぐない』がリリースされた。
所属がポリドールからトーラスレコードに変わり、その後「愛人」、「時の流れに身をまかせ」と、国籍問題での中断を補ってあまりある大ヒットを連発するきっかけになったヒット曲が「つぐない」だった。
今回は、そのアルバムのオリジナルマスターテープから誠実カッティングしたLP盤とSACD/CD盤の満を持したリリースだ。
その録音だが、特にSACDの鮮度と豊かな音色が魅力だ。各パートのエネルギーを蓄えては素早く放射する活性、凝集度の高...
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公開! 2023 東京インターナショナルオーディオショウ スペシャルプレビュー
いよいよ開催間近となった東京インターナショナルオーディオショウ2023。ステレオサウンドオンラインでは今年も動画取材によるスペシャルプレビューをお届けいたします!
今回は、メインキャスターにオーディオ愛好家の間でも人気の高いジャズシンガー ウィリアムス浩子さんをお迎えし、昨年にも増して多くの情報を引き出していただきます。ミュージシャン、そしてアーティストとして活躍するウィリアムス浩子さんだけに、音楽制作に根差したコメントや音楽再生に関する鋭い考察がどんどん飛び出します。そんな彼女を相手に、オーディオ機器メーカーや輸入商社スタッフのみなさんがどんなアンサーで応えるのか、その丁々発止もまたお...
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ステレオサウンド オリジナルソフトの魅力を語る 名盤ソフト 聴きどころ紹介51/『恋すれど廃盤シリーズ Vol.1 艶夢十二変』アナログレコード
アナログ全盛期の日本コロムビアの名曲12曲が時代性から解放されたエヴァーグリーンな響きで復活
『恋すれど廃盤シリーズVol.1 艶夢十二変』のオリジナルリリースは1983年。1960〜1970年代に日本コロムビアが世に送り出した数多くの歌謡曲のシングルから、女性ヴォーカルのヒット曲を中心に集めたコンピレーション盤である。1983年といえば、アナログレコードが全盛の時代。あらゆる時代の音楽に容易にアクセスできるサブスク全盛の現代とは違い、いくら一世を風靡した曲でも数年が経てば廃盤になってしまうことが少なくなかった。
そんなわけで、聴き馴染みはあるけれど微妙に手に入れにくいヒット曲を集めたこ...