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【麻倉怜士のCES2024レポート06】LGディスプレイは「META Technology 2.0」で、カラー輝度を倍増! 次世代有機ELテレビの画質が大いに楽しみになった
ディスプレイ開発は、2年おきにテーマが変わる。2023年は、マイクロレンズアレイのMETAパネルが登場した。これは大イノベーションであり、毎年はさすがに無理だ。そこで2024年の有機ELパネルは、マイクロレンズアレイ(MLA)技術の第2弾として、回路での改良に力を入れた。
LGディスプレイが画質改善を始めたのは、2022年の第2世代パネル「OLED.EX」がその第1弾(EXとはEvolution=進化とeXperience=体験の頭文字)。パネル寿命を長期化させる重水素効果により、ピーク輝度を30%高めることに成功した。第2弾が、2023年のマイクロレンズアレイ。ブランドは「META」(...
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ヤマダデンキが、「AWOL VISION」の4K超短焦点プロジェクター&専用スクリーン一体型レーザーTVボードを、IDC OTSUKA 有明ショールームで4月9日まで展示・販売
ヤマダデンキ 大塚家具事業部は、IDC OTSUKA 有明ショールームで、アメリカ「AWOL VISION(エーウォル ビジョン)」の4K超短焦点プロジェクターおよび、専用スクリーン一体型レーザーTVボードを、4月9日(火)までの期間限定で展示・販売を行う。
AWOL VISIONは、フロリダ州マイアミに拠点を構える、最新のテクノロジーを搭載した4K超短焦点ハイエンドプロジェクターを中心に展開している、ホームエンターテインメントブランド。
有明ショールームでは、ボタンひとつでスクリーンを収納することができ、昼夜問わず美しい映像を楽しめる4K超短焦点プロジェクター「LTV-3500」と、専...
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ベルキンが、新しいワイヤレス充電規格「Qi2」に対応した新製品を3モデル発表。従来の2倍となる最大15Wでの急速充電が可能に
スマートホンやPC関連デバイスのブランド、Belkin(ベルキン)は、ワイヤレス充電の新規格「Qi2」に対応、世界で初めて公式認証を取得した充電器シリーズを発表した。それぞれの仕様と価格、発売時期は以下の通り。
Belkin Qi2 2-in-1 ワイヤレス充電パッド(WIZ021) ¥9,990(税込)
Belkin Qi2 3-in-1 ワイヤレス充電パッド(WIZ022) ¥14,400(税込、2月末頃出荷予定)
Belkin Qi2 折りたたみ式 充電スタンド(WIA008) ¥7,770(税込、2月中旬出荷予定)
Qi2は、WPC(Wireless Power Consorti...
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【麻倉怜士のCES2024レポート05】「神の目」を持って試合に参加できる! キヤノンの、自由視点映像ボリュメトリックビデオ「テーブルトップMR」が凄い
CES2024、キヤノンブースの「自由視点映像」は衝撃だ。
スポーツのアリーナやフィールドを取り囲むように設置した100台以上の4Kカメラで同時撮影した画像から、空間全体を3Dデータ化するシステムはすでに日本では野球、競輪、サッカーなどの中継で活用されているが、アメリカでは、バスケットボールで活用されている。CESでは今回が初めてのお披露目。
多数のカメラ+映像処理サーバーにて、「仮想カメラ」の視点を設定し自由視点映像を制作するわけだが、キヤノンの強みは、多数のデータから任意の視点映像をつくる時間が、わずか「3秒」という迅速さ。それゆえ、導入が増えている。
アメリカではNBA(Natio...
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【麻倉怜士のCES2024レポート04】AURO-3Dの新展開が打ち出された! ストリーミング用コーデックAuro-Cxの音に驚く
ベルギーのギャラクシー・スタジオで開発されたイマーシブ・フォーマット、AURO-3Dは、資本構成を変え、新会社NEWAUROB.V.の元で新展開している。
昨年までは、オーディオ・ビジュアルマニア向けのイマーシブオーディオコーデックというイメージが強く、製品も高級なAVアンプにほぼ限定されていたが、CES 2023で、ストリーミングとスマートフォンの新世界に参入を宣言。さらにストリーミングのためのスケーラブル・オーディオコーデックAuro-Cxも発表した。
CES 2024では、その方向に添った新しい展開が打ち出された。チーフ・テクノロジー・オフィサーのBert VanDaele氏は、「...
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溜め込んだフィジカルディスクを、年末年始のお休みに片っ端からチェック! その中で感銘を受けた3本を紹介【フィジカル万歳18】
毎年のことなのだが、夏の終わり頃から12月まで各社の新製品をチェックしにあちこち歩いたり、原稿締切りが立て込んだりで、買い込んでいたUHDブルーレイやブルーレイの封を開けることができず、床に積んだままだったりする。
年末年始のお休みはそれらを片っ端から観ることになるのだが、そんな中から面白かったディスク、感銘を受けた作品を3本ご紹介しよう。
暗殺の森 【4Kレストア版】 UHD+Blu-ray ¥8,580(税込)
●販売元:TCエンタテインメント
© 1971 Minerva Pictures Group All rights reserved.
最初はベルナルド・ベルトルッチ監督の『...
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【麻倉怜士のCES2024レポート03】MQAの新展開が分かった! MQAとモバイル用のコーデックSCL-6、そしてBluOSが融合的に展開する
昨年春、MQAが破綻したというニュースが駆け巡り、私を含めてMQAファンは心配していたが、その一連の真相が分かった。エンコーディングや採用メーカーへのサービスは、その後も従来と同じく続けられ、そして今、新しい展開が明らかになった。
まず、事態は正確には「MQA社が売りに出された」――だ。投資していた会社が、非戦略部門をリストラする事態になり、MQA社がその対象になった。ファンドやCEメーカーなどの数社の買い手から、カナダのレンブロック社(The Lenbrook Group)が選ばれた。
同社はもともとはオーディオ関係の流通から出発し、その後、M&Aで成長。NAD Electronics...
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ECLIPSEの人気小型スピーカーが「TD508MK4」に進化。8cmフルレンジユニット搭載モデルがいっそうのクリアーさとリアルさを身に着けて、より高い没入感を提供
デンソーテンは、ECLIPSE(イクリプス)のホームオーディオシステム新製品として小型スピーカー「TD508MK4」を本日発表、2月1日から発売する。
●8cm口径フルレンジスピーカー
TD508MK4BK ¥74,800(税込、1本、ブラック)
TD508MK4WH ¥74,800(税込、1本、ホワイト)
TD508MK4は、ホームシアター市場で高い評価を集めている現行モデルTD508MK3」を上回る「正確な音」を実現し、操作性、設置性の面でもさらなる進化を遂げた製品となる。
ストリーミング・サービスの高音質化、高画質化が進み、手軽に高品位な音楽・映画コンテンツの再生を楽しめる中で、「...
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4K液晶レグザの「C350M Professionalシリーズ」が本日発売。テレビの省エネ性能を示す多段階評価点基準で3.0以上を達成した法人向けラインナップ
TVS REGZAは、省エネ法に基づいた統一省エネラベルに表示されるテレビの省エネ性能を示す多段階評価点の算出基準において3.0以上を達成した、法人向け4K液晶レグザ「C350M Professionalシリーズ」を本日発売した。価格はすべてオープン。
65C350M、55C350M、50C350M、43C350M
これは、市場における製品の省エネ性能を高い順から5.0〜1.0の41段階で表示するもので、C350Mシリーズは2020年モデルのC350Xシリーズ比で、年間消費電力量を約24%削減している。映像を解析し、シーンに応じたバックライト制御と液晶パネルを適切に階調補正する新技術を搭...
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DTSがCES 2024会場で、同社技術の新展開を発表。「DTS AutoStage」や「HD Radio」「DTS Play-Fi」など車載からリビングまで幅広いエンタテインメントが進化する
DTS,Inc.は現在開催中のCES 2024で、同社技術の新展開、進化点を紹介している。
まず、コネクテッドカーエンタテインメント技術「DTS AutoStage」と「HD Radio」がBMW、フォード、ハーレーダビッドソンなど、より多くのOEM車両モデルで採用されることが発表されている。さらに、会場では、DTS AutoStageプラットフォームに追加予定のゲーミングプロトタイプのデモも行われている。
DTS AutoStageは、ラジオやテレビなどの放送コンテンツとIP配信コンテンツをシームレスに組み合わせて提供する、コネクテッドカー向けのグローバルエンタテインメントプラットフォ...
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モニターオーディオが、Anthraシリーズ密閉型サブウーファー3モデルをリリース。スタンドアローンなラインナップとして、様々なスピーカー、シアターシステムとの組み合わせにもぴったり
ナスペックから、モニターオーディオのサブウーファー、Anthra(アンスラ)シリーズが発表された。型番、価格は以下の通りで、それぞれHigh Gloss BlackとSatin Whiteの2色を準備、1月15日から発売を開始する。
Anthra W10 ¥297,000(税込)
Anthra W12 ¥385,000(税込)
Anthra W15 ¥550,000(税込)
アンスラシリーズは、モニターオーディオが「シンプルな製品」をキーワードに送り出す、スタンドアローンのサブウーファーラインナップ。同ブランドがこれまでに培ってきた音響ノウハウと、使いやすさを結びつける製品となっている。...
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FX-AUDIO-から2.1chプリメインアンプ「FX-502J+SW」が本日21時に発売。小型スピーカーとサブウーファーの組み合わせで迫力充分のデスクトップシステムも構築できる
ノースフラットジャパンから、FX-AUDIO-の新製品となる、Bluetooth入力&2.1ch対応プリメインアンプ「FX-502J+SW」が登場、本日(1月10日)21時より同社のオンラインショップで発売される。価格は¥11,980。
FX-502J+SWは、デジタルアンプIC「TPA3116D2」を2基搭載することで、最大50W×2の出力を確保、さらに最大75Wのパッシブサブウーファー出力も実現した、2.1chプリメインアンプとなる。
Bluetoothとアナログ入力2系統(RCA、3.5mmステレオミニ)の合計3系統の入力切換機能を備え、サブウーファー用の独立ボリュウムコントロール...