執筆陣
いま、時空を超えて甦る『戦国自衛隊』。ぬるま湯につかった平和な時代に放たれた青春映画の傑作【4Kデジタル修復版制作リポートその2】
『戦国自衛隊』4Kデジタル修復版制作リポート、前回の【映像篇】に続いて今回は【音声篇】をお届けしよう。
本作の音響面では大きなトピックがふたつある。その第一が4chステレオサウンド版の復元だ。この音声方式は1979年の劇場公開当時に一部の主要な劇場で採用されていた、サラウンド(フロントL/C/R+リア・モノーラル)トラックである。
『戦国自衛隊4Kデジタル修復 Ultra HD Blu-ray【HDR版】』
¥18,480(税込、10月28日発売)
●DAXA-5873●本編138分+特典110分以上/4K Ultra HD Blu-ray+Blu-ray+特典Blu-ray+CD 計4...
執筆陣
3年ぶりの「NHK技研公開」で、放送技術の進むべき方向が見えてきた。2022年の注目テーマをより詳しく紹介する(前):麻倉怜士のいいもの研究所 レポート81
NHK放送技術研究所では、去る5月26日〜29日に「NHK技研公開2022」を実施した。コロナ禍の影響もあり、リアルでは3年ぶりの開催で、「技術が紡ぐ未来のメディア」をテーマに、東京・砧の研究所に様々な研究成果が展示されていた。
その詳細はStereoSoundONLINEでもリポートしているが、今回はその中から麻倉怜士さんが注目した5つのテーマについて、改めて詳しい取材をお願いしている。以下で麻倉さんが注目したテーマと、それに関するインタビューを紹介しよう。(編集部)
<テーマ1>地上放送高度化に向けた伝送方式と放送サービス
NHKでは、将来の放送通信融合による新しい地上放送サービスの...