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夢の“巻き上げ式大画面テレビ”に一歩近づいた? NHKが、フレキシブルディスプレイの長寿命化に向けた 有機EL用材料を開発
NHKは、巻き取りや折り曲げができるフレキシブルディスプレイの実現を目指し、有機ELの研究開発を進めている。今回株式会社日本触媒と共同で、有機ELの長寿命化に向けた新たな材料の開発に成功したという。
そもそもフレキシブルディスプレイを実現するためには、一般的に用いられているガラス基板に代わって、薄くて柔らかいプラスチックのフィルム上に、RGBに発光する有機ELを形成する必要があった。
ガラス上に形成した有機ELでは、発光に必要となる電子をスムーズに供給する電子供給材料の一部に、アルカリ金属を使用している。しかし、フィルムは酸素や水分を通しやすい性質があるため、アルカリ金属が劣化し、ディス...
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LGエレクトロニクス、有機EL&液晶ディスプレイの2019年新ラインナップ9シリーズ、19モデルを発表。AI機能を駆使して、画質・音質・操作性をブラッシュアップ!
LGエレクトロニクス・ジャパンの2019年春モデルとなる有機EL・液晶ディスプレイの新製品が一挙に発表された。LGのアイコンとも言える有機ELディスプレイは4シリーズ9モデル、液晶ディスプレイは5シリーズ・10モデルが、4月25日より順次発売となる。新4K衛星放送については全モデル対応チューナーを内蔵(1基)しており、外付けUSB HDDへの番組録画も可能だ。
それぞれのラインナップと価格は下記の通り。
<有機ELディスプレイ>
OLED W9Pシリーズ
OLED 77W9PJA オープン価格(想定市場価格¥1,700,000前後)
OLED 65W9PJA オープン価格(想定市場価格¥...
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ハイセンスジャパン、有機ELテレビのフラッグシップモデル「55E8000」を4月に投入し、「国内シェア10%を狙う」と宣言。価格は23万円!
ハイセンスジャパンは19日、同社ショウルームで会見を開き、フラッグシップモデルとなる有機ELテレビ「55E8000」、および同液晶テレビ2モデル「65U7E」「55U7E」の、合計3モデルを発表した。
価格は55E8000が¥230,000前後(4月上旬発売)、65U7Eは¥180,000前後、55U7Eは¥150,000前後(3月中旬発売)となる。
会見冒頭には、同社代表取締役 社長の李 文麗氏が登壇。昨年グループ化した東芝映像ソリューションとの共同開発によって、映像エンジンの画質をより向上させ、「優れた画質と操作性を両立させた、満足できるモデルに仕上がった」と自信たっぷりにコメントし...
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【麻倉怜士のCES2019レポート01】世界最大級の国際家電見本市、今年もいよいよスタート。8Kテレビ&放送や5Gの話題を麻倉さんがお届けします!
今年も現地時間1月8日〜11日の4日間、アメリカ・ラスベガスで「CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショウ)2019」が開催される。それに先駆けて、記者会見や基調講演がスタート、既に各社から力の入った製品や技術の発表が行なわれている。StereoSound ONLINEでは、今年もCES2019リポートをお届けする。リポーターはもちろん、麻倉怜士さんだ。(編集部)
麻倉怜士がCES2019のみどころを大指南!
正月はCESで明ける。1月7日、オープニング1日前の恒例のプレス・カンファレンスデイ。LGエレクトロニクス、パナソニック、サムスンエレクトロニクス、ハイセンス、TCLなどのC...
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【HiVi冬のベストバイ2018】ディスプレイ部門(4)〈有機EL、60型以下〉
第1位:ソニー KJ-55A9F
オープン価格(実勢価格45万円前後)
同社の新型映像プロセッサー「X1 Ultimate」により、たとえば画面内の個々の対象ごとに最適な画像処理を加える「オブジェクト型超解像」処理を実現。誇張を排して精密感が向上している。画面から音を放つ「アコースティックサーフェス」方式は “プラス”に進化。センターchを追加し、アクチュエーター自体も強化されてエネルギッシュな音になった。 また画面全体をセンタースピーカーとして使える仕様も画期的だ。(吉田)
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第2位:東芝 55X920
オープン価格(実勢価格45万円前後)
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【HiVi冬のベストバイ2018】ディスプレイ部門(5)〈有機EL、61型以上〉
第1位:パナソニック TH-65FZ1000
オープン価格(実勢価格70万円前後)
今冬の有機ELテレビの新製品は目立った動きがない中で、改めて感心させられるのは、パナソニックの同方式における絵づくりだ。同社の有機ELラインナップのフラッグシップにあたる本機は、高いコントラスト感を維持しながら、暗部の沈ませ方や階調の按配が絶妙。しかも、ノイズレスの高S/ N映像が素晴らしいのだ。ヴィヴィッドな色再現は「ダイナミック3D-LUT」の威力。音声系も充実しており、レンジが広く、分解能が高い。(小原)
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第1位:東芝 65X920
オープン価格(実勢価格6...
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シャープのエキサイティングな新提案を、IFA2018ブースで実感。石田佳久副社長にその狙いを聞いた:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート5
先般ベルリンで開催されたIFA2018について、StereoSound ONLINEでも注目トピックを麻倉さんの現地リポートで紹介した。その際に麻倉さんは、シャープブースの“目のつけどころ”の変化を感じたという。その変化について、シャープ株式会社石田佳久副社長に直撃インタビューを実施していただいた。その様子を、紹介しよう。(編集部)
麻倉 今日はよろしくお願いいたします。シャープさんのブースは一昨年のIFA復帰以来拝見していますが、今年は出し物が増えてきたなぁと実感しました。8Kテレビも、前回のLC-70X500に続いて第二弾が登場しました。まずは8Kテレビへの取組みについてお聞かせ下さ...