執筆陣
おもしろカッコイイ「ワタルヘッドホン」限定予約発売! TVアニメ『魔神英雄伝ワタル』とベイヤーダイナミックがコラボ
『魔神英雄伝ワタル』は今年で放送30周年
ティアックから、同社が扱うbeyerdynamic(ベイヤーダイナミック)とTVアニメ『魔神英雄伝ワタル』のコラボヘッドホン、「ワタルホッドホン」が12月上旬に発売される。価格は¥25,000(税別)で、同社直販のティアックストア限定で販売され、10月31日までに予約をすると購入できる。
TVアニメ『魔神英雄伝ワタル』は今年で放送30周年を迎える。これを記念してコラボが実現した。ベースとなるヘッドホンは「CUSTOM ONE PRO PLUS」。本機は交換可能なハウジングプレートを16種類同梱。加えて、ブラック、ホワイト、ベージュ、ブラウンと4種...
執筆陣
【レビュー】上質かつ滑らかなサウンドを堪能。MrSpeakersの静電型ヘッドホン「VOCE」の音は紛れもなくハイエンドだ
今回はエミライが扱う、MrSpeakers(ミスタースピーカーズ)のヘッドホン「VOCE」(MRS-VC-20)を紹介したい。本機は前回紹介したスタックスと同じ静電(コンデンサー)型のヘッドホンで、想定市場価格は39万前後と製品セグメントとしてはハイエンドな部類に入る。
MrSpeakersは2013年にアメリカのサンディエゴでダン・クラーク氏によって設立された、ヘッドホン専業の新興オーディオメーカー。独自技術の開発に熱心で、多くの特許も取得しているのが強みだ。2015年の日本上陸以来、高音質ヘッドホンブランドとして知名度を広げつつある。現時点でのライナップは7製品(厳密に言えば仕様違い...
執筆陣
sudio、初のノイズキャンセル機能付Bluetoothヘッドホン「KLAR」を発売。北欧デザインとロングバッテリーで使い勝手のいい仕上がり
北欧テイスト溢れるオーバーイヤータイプのBluetoothヘッドホン「KLAR」
スウェーデンのオーディオブランドsudioから、Bluetoothヘッドホン「KLAR」が、8月中旬より発売される。価格は¥17,800(税別)。
KLARは、同社初となるノイズキャンセル(ANC)機能搭載のモデル。ANCは、耳元にあるボタンで簡単にON/OFFでき、約25dBのノイズ低減効果を得るという。
ヘッドホンとしては、40mm径のダイナミックドライバーを搭載した密閉型であり、再生周波数特性は20Hz~20kHzのスペックを持つ。
内蔵バッテリーの駆動時間は、ノイズキャンセル機能ONで約20時間、O...
執筆陣
フォステクスの木製ハウジングを使ったヘッドホン「T60RP」レビュー:中域に厚みを持たせた甘く温かみのある音色は聴いて楽しい
平面振動板を採用したRPシリーズの最新ヘッドホン
フォステクスの「T60RP」セミオープン型に仕上げられたRPシリーズの新モデル。RPはRegular Phase(平面振動板)の略で、同社の独自技術。シリーズの既発モデルをベースに、アフリカンマホガニー材のウッドハウジングを採用し、RP振動板の持つ繊細な表現力に深みを加えたチューニングが施されているという。
ケーブルは片出しの着脱式となっており、付属する純正の3.5mmステレオミニのほか、別売で2.5mm/4.4mm/XLRの3種のバランスケーブルが用意されているのが嬉しい(今回は付属ケーブルを使用)。
MacBook AirにコードMo...
執筆陣
【レビュー】スタックスのヘッドホン「SR-L300Limited」は静電型入門用のベストバイ。音像はくっきりと立ち、厚みのある力強い表現力だ
「SR-L300Limited」は創立80周年記念で800台限定。見つけたら即購入せよ!
静電(コンデンサー)型ヘッドホン「SR-L300Limitedは、スタックスの創立80周年を記念した限定モデル。エントリークラスの「SR-L300」をベースとしながら、発音体に上級機で採用されている「MLER長円形発音ユニット」を使って、実力を高めている。高級人工皮革のイヤーパッドや低容量OFCケーブルなどはベースモデルと同様となる。
同社の静電型スピーカー(ヘッドホン)では、専用アンプが必須。まずはトランジスター式で、こちらも80周年を記念した限定色仕上げの「SRM-353X」を組み合わせて、テオ...
執筆陣
【レビュー】ウルトラゾーンのオープン型最上位ヘッドホン「Edition 15」の 小気味のいいリズム感、清々しい空間が満喫できる
ヘッドホン「Edition 15」は独創的技術を積極的に投入した意欲作
今回紹介する開放(オープンエア)型ヘッドホン「Edition 15」は、脳内定位の違和感を改善する「S-LOGIC」や、大幅な電磁波低減を可能にしたULE(Ultra Low Emission)など、独創的かつ有益な技術が積極的に投入されたウルトラゾーンの話題作だ。同社としては「Edition 5」以来約4年ぶりの、オープンエア型のフラッグシップモデルとなる。
ドライバー口径は40mm。振動板も新規開発となるが、ベース素材には同社が使い慣れるマイラーを採用。ただ振動板を含めて、ゴールドでプレートをかけた仕上がりで、そ...
執筆陣
オンキヨー&パイオニア、桐製品第2弾「桐ヘッドホン」、8/1よりクラウドファンディングで先行販売を開始。合計30台を用意
木製の専用スタンド付モデルも用意
オンキヨー&パイオニアは、桐をハウジングの材料に使ったヘッドホン「桐ヘッドホン」を開発。明日8月1日からクラウドファンディングによる先行販売を開始すると発表した。期間は8月1日から9月30日までで、価格は桐ヘッドホン+オリジナルヘッドホンスタンド付モデルが¥324,000(税・送料込)、桐ヘッドホンが¥302,400(税・送料込)となる。
今回の桐ヘッドホンは、昨年同様の形態で発売された「桐スピーカー」に続く、桐を材料した製品の第2弾。
和楽器にも使われる桐に注目し、同時に、主に箏の内部に施される「綾木彫り」を採用することで、ハウジング内部の定在波を抑制...
執筆陣
一度聴いたら虜になる! STAXの静電型ヘッドホン「SR-009S」は、繊細で原音に忠実な魅惑のサウンドだった【SSOレビュー】
今回のステレサウンドオンラインレビューは、STAX(スタックス)から4月に発売された開放型のイヤースピーカー(同社ではヘッドホンではなく、イヤースピーカーと呼ぶ。本稿では以降はヘッドホンで統一する)「SR-009S」を紹介したい。ヘッドホン好きのみならず、オーディオファンの間では『STAXと言えば静電型(コンデンサー型とも言う)ヘッドホン』と言われるほど有名。それもそのはず、同社は1960年に世界で初めて静電型ヘッドホンを世に送り出し、以来58年もの長きにわたって静電型ヘッドホンを作り続けている希有なメーカーなのである。
執筆陣
フォーカルのプロ用ヘッドホン「Clear Pro」レビュー:驚くべき打楽器の質感。この再現力は並大抵ではない
フォーカル「Clear Pro」はプロ向け開放型モニター・ヘッドホン
「Clear Pro」はフォーカル初のプロ用オープンバック型(開放型)ヘッドホンである。民生用のハイエンド機「Elear」や「Utopia」の要素技術を活用しながら、音楽制作におけるプロフェッショナルの現場向けに、フラットでクセのない『プロ・チューニング』が施されている点が本機の特徴だ。
一般的にプロの音楽制作現場では、スタジオブース、ミキシングルームとも、密閉型ヘッドホンが使われるのが慣例だ。なぜならば、外部の音が遮断でき、音に集中できるからである。しかし、Clear Proはオープン型。そこがフォーカルの大いなるチ...
執筆陣
ゼンハイザー、最上位ヘッドホン「HD 820」を29万円で発売。ハウジングに曲面強化ガラスを用いて減衰特性を最適化
ゼンハイザーの高級機で初めて密閉型構造を採用
SENNHEISER(ゼンハイザー)から、オーバーイヤータイプの密閉型ヘッドホン「HD 820」が8月2日に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥290,000前後。
HD 820は、ゼンハイザーのハイエンド製品で初めて密閉型構造を採用したフラッグシップモデル。ドライバーには大口径のφ56mmリングラジエータートランスデューサーを搭載する。
本機は、ハウジングのカバー部に曲面形状のゴリラガラス(強化ガラス)を用いているのが特徴だ。ドライバーから後方に放射された音はゴリラガラスで反射され、ハウジング内に設けた減衰チャンバーへと導かれる。...
執筆陣
パナソニックのBluetoothヘッドホン「RP-HD600N」レビュー:堂々とした正統的な鳴りで定番的製品にもなり得る出来映え
Bluetoothヘッドホン「RP-HD600N」は、最新コーデックに対応しノイキャン機能も備える
パナソニックRP-HD600N(以下、HD600N)は、ハイレゾ相当の再生&ノイズキャンセリングに対応したワイヤレスヘッドホン。40mm径ドライバーは超多層フィルム(MLF : Multi Layer Film)を採用しており、玉虫色の光沢が特徴的だ。数百層に重ねられたフィルムが余計な残響を軽減するとともに、ワイドレンジで分解能の高い再生を実現するという。
このHDドライバーを支える制振フレームは新開発されたもので、制振性を向上させることにより、さらなる音場感の拡大を図っている。3Dボール...
執筆陣
ソニーのサラウンドヘッドホン「WH-L600」レビュー:7.1ch再生はナチュラルで力強い。質の高いサラウンド体験を楽しめた
WH-L600なら最大7.1chサラウンドを楽しめる
ソニー「WH-L600」は、独自技術により最大7.1 chサラウンドを体験できるソニーのワイヤレスサラウンドヘッドホンだ。ヘッドホン本体とそれを掛ける充電機能付きベースユニットでひとつのセットが構成される。ソニーには「MDR-HW700DS」(⇒本機の編集部インプレ記事)という同趣向の製品があり、価格的に本機はその弟モデルという位置づけになる。
ヘッドホンは40mm径の密閉型ドライバーを採用。ARC対応のテレビと本機ベースユニットをHDMIケーブルで接続することで、テレビの音声信号がベースユニットからヘッドホンに転送される。バッテリー...