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名盤ソフト 聴きどころ紹介32/『テレサ・テン ファーストコンサート』Stereo Sound REFERENCE RECORD
ステレオサウンドオリジナルセレクション・シリーズに、テレサ・テンの稀少盤が加わった。1977(昭和52)年の春、東京・新橋のヤクルトホール(当時)で催されたファーストコンサート。アナログのテープ音源をデジタルコンバートして、SACD+CDの2枚組ディスクにまとめたアルバムだ。このシリーズのお約束どおり、SACDはシングルレイヤーの独立ディスクで、新たに起こしたDSDマスターによって全曲を1枚に収録。CDについては、別のA/Dコンバーターを通し、SACDと同一内容のPCM音源を直接制作した。
熱心なテレサ・ファンの読者諸氏だったら先刻ご承知かもしれないが、ひと月ほど前におなじタイトルのアナ...
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当時24歳、初々しいテレサの1stコンサート。9月2日、アナログで発売されます!
株式会社ステレオサウンドは、テレサ・テン日本初となる本格的コンサート(1977年4月22日、東京・新橋のヤクルト・ホール)を収録したアナログレコード2作品を、来たる9月2日より発売いたします。
今回使用した1/4インチ・アナログマスター音源に収録されている全曲は、もともとは当時カセットテープで発売されたもので、初出のアナログ盤や復刻盤は、いずれもその抜粋版となっていました。そこでこのアナログレコードにおいては、オリジナル盤では未収録だった「女ひとり」「港町ブルース」「香港の夜」「夜の乗客」「空港(アンコール)」を含む、全長版のオリジナル・マスターテープから新たに全曲のカッティングを行ない...
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LP『テレサ・テン ラストコンサート』は、まるで昨日収録されたかのような鮮度の高い臨場感。フルリミックス音源から作られた、初めてのレコードの魅力を堪能!
その甘い歌声と確かな歌唱で多くのアジア人を魅了したカリスマ歌姫テレサ・テン。この度ステレオサウンドからリリースされた2枚のLP『テレサ・テン ラストコンサート -1985.12.15 at NHK Hall-』は、今から30数年前に収録された、生前の彼女のソロコンサートを前編/後編に分けたものだ。
初めにお断わりしておくが、私はテレサの熱心なリスナーではない。したがって彼女の活動歴の中でこのコンサートがどれほど貴重なものか、あるいは当時の彼女を取り巻く環境がどうだったかは知る由もない(再来日/再デビュー後、紅白出場を果たした人気絶頂期であったようだ。詳細はコラムを参照)。
それでもこのコ...
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テレサ生前最後のソロ公演。いちだんと音を磨いたLPとして、新発売です!
3月24日より、ステレオサウンド読者のみなさまからのご予約を承ってきた「テレサ・テン ラストコンサート 前編 -1985.12.15 at NHK Hall- 」が、4月24日、ついに発売となりました。
このレコードには前編と後編の2枚があり、お好みの曲が収録されているどちらかを手にできるのはもちろん、その両方をお求めいただけば、ラストコンサートの臨場感がいちだんと高まることでしょう。
テレサ・テン ラストコンサート 前編 -1985.12.15 at NHK Hall- (LP) SSAR-052
フルリミックス音源から本邦初のアナログ・カッティング
1985年、「愛人」でヒットチャー...
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「テレサ・テン名曲熱唱~没後25年目の真実~」再放送。その歌声は高品質なレコードやSACDでも楽しめます!
今年も、まもなくアジアの歌姫テレサ・テンの命日(5月8日)がやってくる。BS-TBSでは、その「テレサ・テン名曲熱唱~没後25年目の真実~」と題した特別プログラムを、2021年5月7日(金) よる9:00~10:54の約2時間にわたって再放送(初回放送は2020年5月8日)することになった。この番組では、生前のテレサの姿を収めた貴重な歌唱シーンやプライベートショットを交えながら、音楽プロデューサーでありテレサの日本の父とよばれた舟木稔氏や、最後の担当ディレクターだった鈴木章代氏らのインタビューを軸に、彼女のありし日の活躍や苦悩が克明に描き出される予定。
テレサ・テン名曲熱唱~没後25年目...
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ステレオサウンドから、テレサ・テンの全曲中国語歌唱SACD(シングルレイヤー)+CD(2枚組)ソフトを2月11日に発売します
ステレオサウンドは、Stereo Sound ORIGINAL SELECTIONのvol.9&vol.10として、アジアの歌姫テレサ・テンの全曲中国語歌唱コンテンツを収録したシングルレイヤーSACD+CD(2枚組)タイトルを2作、2月11日に発売するにあたって、本日より予約の受付を開始いたしました。
これは、昨年12月21日に『テレサ・テン≪全曲中国語歌唱≫』アナログレコードの第7弾&第8弾として先行リリースした作品を、シングルレイヤーのSACDとしたものになります。
1982年、香港のクイーン・エリザベス・スタジアムで行なわれた名ライブ録音が、SACDでお楽しみいただけるようになりま...
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アジアの歌姫「テレサ・テン」の生涯に迫った特番『テレサ・テン名曲熱唱~没後25年目の真実~』が9月26日にBS-TBSでオンエア。弊社のアナログレコード&SACD/CDと一緒にお楽しみください
明日9月26日(土)、BSデジタル放送「BS-TBS」(19:00~)にて、アジアの歌姫として今なお慕われている「テレサ・テン」の生涯を、貴重なVTRと証言で綴った特別番組『テレサ・テン名曲熱唱~没後25年目の真実~』が放送されます。
これは今年5月にオンエアされた番組の再放送となりますが、タイトルにもあるように、今年は彼女が亡くなってから25年。1974年に日本でデビューした彼女は、レコード大賞など、さまざまな賞を獲得するヒットを記録し、日本のみならずアジアでも広く活動を展開していきます。そして、『つぐない』『愛人』『時の流れに身をまかせ』と立て続けにヒットを重ねるなど、今なお記憶に残...
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本日発売! テレサ・テン初のシングルレイヤーSACD+CD。 発売即完売となったアナログ盤≪全曲中国語歌唱盤≫と 同じ選曲・同じマスターテープで制作されています
いよいよ本日発売となったテレサ・テン初のシングルレイヤーSACDは、2019年1月に発売された、テレサ・テン≪全曲中国語歌唱盤≫(SSCH-002)のアナログレコードと同じ選曲・構成としたシングルレイヤーSACDと通常CDの2枚組です。12曲収録の選曲・構成は、中国語版ステレオサウンド編集長によるもの。そのすべての音源は、日本のユニバーサル ミュージック管理の元、良好な状態で国内保存されてきたアナログ・マスターテープです。
マスターテープの再生には、日本コロンビアのスタジオにおいて厳正なるチューニングが施されたStuder A80再生専用機を使用しています。再生された音源は、日本コロムビ...
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テレサ初のSingle Layer SACD + CD 5月24日発売! 全曲アナログマスターを採用した中国語歌唱盤。
ステレオサウンドは、テレサ・テンが母国語で歌う「中国語歌唱」作品全12曲を収録した、「オリジナルセレクション」シリーズのSACD第2弾を発売する。発売日は5月24日で、本日4月24日より予約を開始した。
Stereo Sound ORIGINAL SELECTION Vol.2 「テレサ・テン 《中国語歌唱》」
ステレオサウンド社独自の選曲・構成によって、「永遠の名曲」をアナログ・マスターテープからダイレクトにDSD2.8MHzにトランスファーして作り上げたステレオサウンド・オリジナル・セレクションSACDシリーズです。
テレサ・テン初のSingle Layer SACD + CD誕生。...
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歌の神様に愛されたテレサ・テンの音彩が、胸の奥まで染み透る。堀切日出晴さんが語る。SACD『テレサ・テン』の聴き所はここだ
歌の神様はことのほかテレサを愛している。12cmの円盤をトレイに乗せ、音彩が空気を震わせた瞬間、アジアの歌姫を包み込む深い愛情を感じて涙した。
思えば5年前、テレサが降臨したスタジオマスターCD-R第1弾から制作にかかわってきたが、昨年のテレサ最終章となるファーストメタル・ダイレクトプレスのアナログ盤シリーズ第7弾で天に還る歌姫を見送ったつもりでいた。ところがどうだ。歌姫はあのふくよかな笑みとともに、ふたたび耳元で囁いてくれたのだ。ピュアな音質を追求してより透明感を増した歌声、その何物にも代えがたい気品とともに。
テレサのアナログレコードコレクションは高い完成度を持った逸品であったが、ア...