執筆陣
ZYX、フラッグシップMCフォノカートリッジ「ZYX Ultimate-天空(アストロ)G/S/X」を発表。11月1日より受注開始。価格は105万円(税別)
ZYXから、フォノカートリッジのフラッグシップモデル「ZYX Ultimate-天空(アストロ)G/S/X」が発表された。受注生産で、受注開始は11月1日より。価格は¥1,050,000(税別)で、納期は約1ヵ月となる。G/S/Xは発電コイルの材質で、Gは24K金、Sは5N銀、Xは6Nクリスタル銅の3種類から選択可。
ZYX Ultimate-天空(アストロ)G/S/Xは、「ZYX-Ultimate-OMEGA」のリニューアルモデルで、MC発電に関連して起こる、音に影響を与える要因を極限まで抑制したのが特徴。
具体的には、コイルに発電された音声信号によって発生する逆起電力や、コイルボビン...
執筆陣
ティアック、外掛け式ベルトドライブ方式を採用した アナログターンテーブル「TN-3B」に新色ホワイトを追加
ティアックは、外掛け式ベルトドライブを採用したアナログターンテーブル「TN-3B」(7月末発売)のカラーバリエーションとして、欧米でのみ販売していたホワイトモデル「TN-3B-W(ホワイト)」を、10月下旬より国内でも展開すると発表した。
TN-3Bは、薄型キャビネットにMM型カートリッジ対応フォノイコライザーとUSB出力を搭載したベルトドライブ式のスタイリッシュなターンテーブル。トーンアーム部にはSAEC社とのコラボレーションにより、可動部にナイフエッジを用いた新開発品を搭載しているが特徴。これにより、ベアリング構造では得られない分解能の高いサウンドが得られるという。カートリッジには「...
執筆陣
Technics、今週末開催の日比谷音楽祭に「Technics Sound Trailer」を出展。同時に、テクニクス機器で楽しむ「レコードコンサート」も開催する
パナソニックは、6月1日(土)、2日(日)に日比谷公園で開催される日比谷音楽祭に出展。「Technics Sound Trailer」によるテクニクス製品の試聴体験と、「レコードコンサート」による試聴イベントを行なう。
イベント | Hi-Fi オーディオ - Technics
テクニクスが出展するイベント情報のご紹介
Technics Sound Trailerは、車内にTechnicsの音響システムを備え、アナログレコードからハイレゾまで、ハイエンド機器によるサウンドが楽しめる移動式の試聴ルーム。
レコードコンサートは、それとは別会場にて、Technics Reference Sys...
執筆陣
“どっちが好みかは、自分の耳で確認を!” 学芸大学のホーム商会で、『Balluchon/小川理子』LPレコード発売記念イベントが開催。78回転盤の音にみんな仰天!
5月25日(土)午後、東横線学芸大学駅近くのオーディオショップ、ホーム商会で、UA(ウルトラアート)レコード初のアナログLPレコード『Balluchon(バルーション)/小川理子』の試聴イベントが開催された。
解説に登場したのは、UAレコードの代表&副代表である潮晴男さんと麻倉怜士さん。今回はアナログレコードを発売した意図を解説すると共に、そのクォリティを実際にユーザーに体験してもらおうという狙いで開催されている。
冒頭、既発売のCD『Balluchon』についての解説からスタートした。まず今回のCD作成時に2種類のデジタル録音機器で収録したデータをディスクに焼いたCD-Rの音を聴き比べ...
執筆陣
【アナログオーディオフェア2019リポート】まとめ アナログで楽しむオーディオには、無限の可能性がある
【アナログオーディオフェア2019リポート】 「完実電気」「DS AUDIO」「ニノイニーノニ」 - Stereo Sound ONLINE
本日5月18日と19日の二日間、秋葉原の損保会館にて毎年恒例の「アナログオーディオフェア2019」が開催されている。ここでは、ステレオサウンド ONLINE編集部おススメの製品・ブースをピックアップしてお届けします。
「完実電気」(rega)
▲「P8」
完実電気ではregaのアナログプレーヤーを一挙に展示。中でも注目なのは、同室(404)の試聴コーナーでも展示・試聴が行なわれていた「P8」(¥330,000+税)。名機「RB808」の流れを汲むト...
執筆陣
【アナログオーディオフェア2019リポート】 『管球王国』主催イベントを実施。真空管アンプで、注目のハイエンド・カートリッジ4モデルを聴き比べた
去る5月18日、19日に秋葉原・損保会館で「アナログオーディオフェア2019」が行なわれ、その二日目となる19日には、小社『管球王国』主催の試聴イベントを実施した。
同イベントでは「ハイエンド・カートリッジの魅力をいま注目の真空管アンプで聴く」をテーマに、三浦孝仁先生が90分間にわたって講演。アンプは『管球王国』のリファレンスであるエアータイト製を使い、フォノ入力装備の管球式プリアンプ「ATC5」と大型直熱管211シングル・モノーラルパワーアンプ「ATM3211」の組合せ。アナログプレーヤーはテクニクス「SL-1000R」(¥1,600,000、税別)を使い、4モデルの高音質なMCカート...
執筆陣
【アナログオーディオフェア2019リポート】 「上杉研究所」「サンバレー」「トライオード」
上杉研究所
上杉研究所は新製品の6L6GCプッシュプル・インテグレーテッドアンプ「U・BROS-660」(¥550,000、税別)や昨年末発売の300Bシングル・モノーラルパワーアンプ「U・BROS-300AH」を展示。
「U・BROS-660」は出力管にヴィンテージ球GE製6L6GCを採用。真空管全盛期の優れた出力管を活かすための最適な設計が施される。「U・BROS-300AH」は直熱3極管を代表する存在の300Bを交流点火する注目機。プスヴァン製WE300B搭載の「U・BROS-300AHPS」(¥1,280,000、税別)と国産の高槻電器工業製を選別したウエスギ銘U-300B搭載の...
執筆陣
【アナログオーディオフェア2019リポート】「ヤマハミュージックジャパン」
ヤマハ
損保会館406号室では、ヤマハの「5000シリーズ」による、高品位アナログサウンドが体験できる。
同社ではハイファイ機器のフラッグシップとしてターンテーブル「GT-5000」(¥600,000、税別、11月発売予定)、プリアンプ「C-5000」(¥900,000、税別)、パワーアンプ「M-5000」(¥900,000、税別)、スピーカー「NS-5000」(¥1,500,000、ペア、税別)をリリースしているが、今回はそれらがすべて揃っているわけだ。
GT-5000は昨年のアナログオーディオフェアでも展示、デモンストレーションされて、大きな注目を集めていた。残念ながら量産上の都合に...
執筆陣
【アナログオーディオフェア2019リポート】「テクニクス」
テクニクス
損保会館502号室は、テクニクス製品がずらりと展示されている。特に先日発表されたばかりの「SL-1500C」(¥100,000、税別)は来場者の注目の的だったようだ。
セットされている試聴機器は、ターンテーブルがSL-1500Cの他に「SL-1000R」(¥838,000、税別)という構成。これに「SU-R1」(¥1580,000、税別)+「SE-R1」(¥838,000、税別)+「SB-R1」(¥2,696,000、ペア、税別)や「SU-G700」(¥230,000、税別)+「SB-G90」(¥498,000、税別)を組み合わせている。
今回は初日の12時から行われた潮晴男...
執筆陣
【アナログオーディオフェア2019リポート】「ゾノトーン」「サエクコマース」「光城精工」「アイシン高丘」
損保会館505号室では「ゾノトーン」「サエクコマース」「光城精工」「アイシン高丘」という4つのブランドが合同で試聴会を開催していたが、常に満席&立ち見の来場者で立錐の余地もないほどだった。
共通の再生システムは、ターンテーブルがラックスマンの「PD-171AL」で、トーンアームとしてサエクの新製品「WE-4700」(¥1,190,000、税別)がセットされている。その出力をラックスマンのフォノイコライザーアンプ「EQ-500」〜プリメインアンプ「L-509X」という経路で再生、タオックの「LC-200」をベースにした新製品スピーカーを鳴らしていた。
なおこれらの機器をセットしていたのはも...
執筆陣
【アナログオーディオフェア2019リポート】「オーロラサウンド」「ウインテスト」
オーロラサウンド
損保会館504号室では、オーロラサウンドの管球式パワーアンプ「PADA-300B」(価格未定、9月発売予定)のパフォーマンスを確認できる。
PADA-300Bは前段にトランジスターを使ったハイブリッド型モノーラルパワーアンプで、28Wの出力を備えているという。トランスにはルンダール製を採用し、真空管回路にはフィルムコンデンサーのみ使うといったこだわりが施こされている。
また本体はローズウッドのボックスに収められているが、ローズウッドは目の詰まった木材で、響きのよさからギターなどの楽器に使われることが多いという。入力端子はバランス、アンバランスの両方を備え、切り替え式とな...
執筆陣
【アナログオーディオフェア2019リポート】「オーディオデザイン」「ディーアンドエムホールディングス」
オーディオデザイン
損保会館503号室には、オーディオデザインの新製品フォノアンプ「DCEQ-1000」(¥1,000,000、税別)やステレオパワーアンプ「DCPW-240」(¥500,000、税別)が展示されている。
DCEQ-1000は同ブランドの製品としては高額なモデルになるが、今回はアナログオーディオフェアの来場者のような耳の肥えたオーディオファンに聴いてもらいたいという狙いで展示したようだ。試聴会ではこの両モデルにヤマハのレコードプレーヤーやB&Wのスピーアカー803Dを組み合わせたシステムが使われていた。
DCEQ-1000の特徴としては、MM/MC対応のフォノイコライザー...