執筆陣
真空管/半導体出力をもつCD専用機。MQA対応でDSD変換モードも装備。 トライオード TRV-CD6SE
トライオードのTRV-CD6SEは、型番からもうかがえるようにCDとCD-Rのためのプレーヤーだ。しかしありふれた外観の内部には信号処理に最新のハイレゾオーディオ系の技術が満載されている。MQA-CDは最大352.8k㎐/24 bitに対応。またBNC端子によるワードクロックと10M㎐基準信号の2系統の外部クロック入力を受信可能だ。デジタル出力も光とRCA同軸に加えてHDMI端子による I²S(IC間伝送)端子を装備。通常のCDは信号処理にて352.8k㎐/32 bit、あるいはDSD5.6M㎐に上位変換してからD/A変換する再生モードを用意。DACはESSのES9038Q2Mを使用。さ...
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今は行けない、でも「ベイシー」で流れているかもしれない曲を聴くことはできますね。
ジャズ喫茶ベイシー読本 BASIE 50th Anniversary
今年、開店50周年を迎えた岩手県一関市にあるジャズ喫茶「ベイシー」。オーディオマニアの心情である“レコードを演奏する”という言葉の通り、店主の菅原正二氏は、店内に据え付けられたアメリカJBL社黄金期の最高級スピーカーユニットを中心とする大規模なオーディオ装置を駆使して、LPレコードから生きた音楽を蘇らせることに情熱を注ぎ続けている。開店当時からその音の凄さは話題であり、いまでは、その音を聴きに世界中から客が集う。そして、 “世界一音のいいジャズ喫茶”と呼ばれるようになってひさしい。
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好評発売中の別冊ステレオサウ...
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今日は美空ひばりさんの誕生日。SACDで「悲しい酒」のデジタル録音・アナログ録音聴き比べはいかが?
ステレオサウンドでは、日本歌謡界の女王として今もなお称賛を集める、美空ひばりさんのシングルレイヤータイプのSACDを発売しています。シングルレイヤーとは、スーパーオーディオCD(=SACD)の能力を最大限生かすことができる、超高音質のデジタルディスクのこと。本盤には1966年のアナログ録音ヴァージョンと、1982年のデジタル録音ヴァージョンという、2種類の「悲しい酒」が収録されているので、両者を聴き比べるのもまた一興。ちょうど5月17日に発売となった、月刊HiVi6月号で、オーディオ評論家の高津修先生がこの2つのヴァージョンについて、たいへん興味深い考察を行なっているので、それを読みなが...
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あたかもそこで歌っているかのような自然な音のSACD。今井美樹「Dialogue -Miki Imai Sings Yuming Classics-」
オーディオ愛好家の間で人気があるのはなんといっても女性ヴォーカルだ。海外アーティストならヘレン・メリル、リンダ・ロンシュタットやホイットニー・ヒューストン。ジャシンタ、ダイアナ・クラールの歌声も、オーディオイベントで耳にする機会が多い。海外組がやはり人気だが、彼女たちに勝るとも劣らない人気を誇っているのが日本の今井美樹だ。良い曲に恵まれているのはもちろん、それをきちんと歌いこなす歌唱力の確かさがあり、彼女を支えるサポートスタッフにもたいへん優秀なメンバーが揃っていることから秀作が多い。オリジナル曲(一部カバーを含む)については、Premium Ivory -The Best Songs ...
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脳が喜ぶいい音を聴こう! 五輪真弓やアリス、78回転LPシングルを、老舗オーディオショップ、ホーム商会のリファレンスで体験し、アナログレコードの深みに触れた
アナログブームと言われて久しい。最近は若いレコード愛好家も増え、中古店では70〜80年代のレコードが人気だという。さらに、最新技術を使って製作された“音のいい”アナログレコードも各社から登場している。弊社のアナログレコードシリーズもそのひとつで、多くのオーディオファンからお褒めの言葉もいただいている。今回はこの4〜5月に発売したディスクを、老舗オーディオショップ・ホーム商会に持ち込んで、同店責任者の船橋康雄さんと、お馴染み潮晴男さんに聴いてもらった。(編集部)
--今日は、目黒の学芸大学にある老舗オーディオショップのホーム商会さんにお邪魔して、アナログレコードの音を聴かせていただきたいと...
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名盤ソフト 聴きどころ紹介12/『ボビノ座のバルバラ・リサイタル ‘67』『シナトラ・ライヴ・アット・ザ・サンズ』 Stereo Sound REFERENCE RECORD
アナログ黄金時代にライヴ収録された
極め付きの超名盤の理想的な再生
ステレオサウンドから発売された、音質も演奏内容も極め付きの名盤2タイトルをご紹介したい。
ひとつはフランスのシャンソン歌手バルバラの『ボビノ座のバルバラ/リサイタル'67』(以下『ボビノ座のバルバラ〜』)で、もうひとつはフランク・シナトラの『シナトラ・ライヴ・アット・ザ・サンズ』。どちらも音匠仕様(グリーンレーベルコート)のSACDシングルレイヤー+CDの2組で、音にうるさいオーディオファイルにも満足いただける高品位ディスクである。
『ボビノ座のバルバラ〜』は1967年録音で『シナトラ・ライヴ・アット・ザ・サンズ』は19...
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ピンク・レディーがシングルレイヤーのSACDに! 最良のアナログマスターを採用したオーディオファイル仕様です
ステレオサウンドは、JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントの全面的な協力の下、ピンク・レディー「阿久悠作品集」に新たなマスタリングを施し、SACD+CDの2枚組による高音質仕様盤としてリリースすることになりました。
今回、SACD、CDのためのマスタリングをお願いしたのは、東京・池袋の「STUDIO Dede」 用意された9本のアナログ・マスターテープは、常設の「テレフンケンM21 1/4'」によりプレイバック。同スタジオの吉川昭仁エンジニアが、マージング・テクノロジーズPyramix+Horusを駆使してマスタリングを実施しました。
こうして完成したSACD+CDの2枚組仕様は、...
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美空ひばりさんの銘録音が待望のシングルレイヤーSACD+CD 2枚組で発売!
ご購入はこちら
昭和を代表する国民的歌手として活躍し、1989年に惜しまれながら他界した美空ひばりさんの歌声を余すことなく収録したシングルレイヤーSACDが、いよいよ本日、ステレオサウンドから発売された。このシングルレイヤーSACDに収録されているのは、2016年に同じくステレサウンド から発売されたアナログレコードに収めた8曲に、新たな2曲を加えた全10曲。新たな2曲とは、日本コロムビア所属のプロデューサー衛藤邦夫さんが選んだ「からたちの花」と「スターダスト」。アナログレコード用にピックアップした8曲とは趣の異なる選曲が大変興味深い。
この度発売するシングルレイヤーSACDでは、アナ...
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愛知・幸田プレイバッハ.にステレオサウンドの音楽ソフトが大集結! 4月17日(金)から30日(木)まで
愛知県幸田町のオーディオ専門店「プレイバッハ.」は、来たる4月17日(金)から30日(木)の期間、ステレオサウンドが制作した高品質音楽ソフトの重点販売を実施する。同店では、4月19日(日)の午後、ステレオサウンド レコード事業部からスタッフを招いて、同店試聴室で特別試聴会を開催する予定で準備を進めていたが、昨今の感染症の広がり、本日から約1ヶ月にわたり効力を発揮する「緊急事態宣言」の発出をうけ、このような形に変更することで、貴重な機会を失うことなく地元オーディオ愛好家の方々へ提供することにしたという。
バルバラ『ボビノ座のバルバラ・リサイタル ’67』(Single Layer SACD...