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人間の夢を叶える、そのために常に現行技術の先を行く! アストロデザインが目指す次の8Kの世界を鈴木社長に聞く(後):麻倉怜士のいいもの研究所 レポート118
6月20日(木)〜21日(金)に開催されたアストロデザインの技術展示会「アストロデザインプライベートショー2024」。本連載では毎年この展示会にお邪魔し、8Kを中心とした最新映像技術についてリポートしている。今回は麻倉怜士さんによる同社代表取締役社長 鈴木茂昭さんへのインタビュー・後編をお届けしたい。(StereoSound ONLINE編集部)
麻倉 話をプロジェクターに戻しますが、今回の展示では8K/240p(プログレッシブ)のデバイスを使って3D映像を上映していました。昨年は8K/240pで動きの自然さをアピールしていましたが、今回はそこに3Dが加わったと。
鈴木 両眼視差を使った...
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驚異的レベルに達した3D映像と進化した3D表示能力の合せ技で未体験の現実感覚に圧倒された!VICTOR「DLA-V90R」「DLA-V50」【HiVi流『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』最高再生術】
ヒットメイカー、ジェームズ・キャメロン監督の最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。前作の『アバター』で3D映画のムーブメントを作り上げたことはご存知の通り。本作ではより進化した立体映像を作り上げた。今回は、この最新・最高峰の3D映像をホームシアターで体験すべく、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 4K UHD』ボックスに収められたブルーレイ3Dを用いた視聴取材を敢行。ビクターのD-ILAプロジェクターDLA-V90R/同V50の2機種とキクチの120インチスクリーンを核にした、最新・最高峰の再生環境で体験している。リポートは3D映像の進化を見続けてきた、麻倉怜士さんと藤原陽祐さ...
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SFクラシックが4K化『イット・ケイム・フロム・アウター・スペース』【海外盤Blu-ray発売情報】
米国盤『イット・ケイム・フロム・アウター・スペース』 2023年10月3日リリース
IT CAME FROM OUTER SPACE - 4K UHD BLU-RAY
4K DIGITAL RESTORATION
ユニバーサルから、レイ・ブラッドベリ原作の映画化『イット・ケイム・フロム・アウター・スペース』(1953)の4K UHD BLU-RAYリリース・アナウンスが届きました。2017年4KデジタルレストアDSM(デジタルソースマスター)採用/最新HDRグレード。HDRはHDR10のみ。同梱BLU-RAYには2D版と3D版(2018年BLU-RAYリリース)を収録。通常版とコレクター...
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裸眼で自然な3D映像を楽しめる、ソニーの空間再現ディスプレイが27インチに大画面化! 「ELF-SR2」はデザインや建築から医療分野まで、活躍の場が広がる
ソニーは、空間再現ディスプレイの新製品「ELF-SR2」を6月12日に発売する。市場想定価格は¥550,000前後(税込)。
ELF-SR2は、裸眼で立体映像(3DCG)が楽しめるモニターで、解像度は4K(水平3,840×垂直2,160画素)、明るさ400nitsで、コントラスト比1,000:1というスペックを備えている。
画面上部にカメラが内蔵され、視聴者の顔(両目)の位置を検出、その情報を再生用PCに送り、リアルタイムレンダリングアルゴリズムによって立体視聴に最適なコンテンツが作成されるというものだ。実際にモニターを上から覗き込むと見下ろした映像が、斜めから見ると被写体の側面が表示さ...
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スコセッシ監督ファンタジーが4K化『ヒューゴの不思議な発明』【海外盤Blu-ray発売情報】
米国盤『ヒューゴの不思議な発明』 2023年7月18日リリース
HUGO - 4K UHD BLU-RAY with DOLBY VISION
BRAND NEW 4K DIGITAL RESTORATION
アロー・ビデオから、ブライアン・セルズニックのベストセラーを監督マーティン・スコセッシが映画化した『ヒューゴの不思議な発明』(2011)の4K UHD BLU-RAYリリース・アナウンスが届きました。2011年2.8K DMS(デジタルソースマスター)使用/2022年4Kデジタルリマスター。HDRはHDR10とドルビービジョンをサポート。BLU-RAYは2D版と3D版を収録。
ヒ...
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アストロデザインが、“さっぽろ雪まつり”8K非圧縮映像伝送実験に参加。札幌・大阪間で8K/3Dのライブ映像伝送と、大画面上映に成功
アストロデザインは、国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)総合テストベッド研究開発推進センターが主催する、“さっぽろ雪まつり”8K非圧縮映像伝送実験に参加、札幌・大阪間で8K/3Dライブ映像の伝送に成功したと発表した。
今回の実験は、NICTと産学官57組織が技術や人材、機材を持ち寄り、札幌・大阪・東京・沖縄などの複数拠点を結んで、通信・映像に関する技術検証を中心として行われたものという。
アストロデザインは、「フル解像度8K非圧縮ストリームによる立体映像配信」の実験に参加し、フル解像度8K映像(YUV4:2:2/10bit)を非圧縮で遠隔伝送、大型プロジェクターによる3D映像再...
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【麻倉怜士のCES2020レポート12】ソニー、裸眼立体ディスプレイ「視線認識型ライトフィールドディスプレイ」の驚異。ブラビアへの展開も期待
3Dが流行っていた頃、3Dの理想は裸眼方式だといわれたが、私は到底、信じられなかった。だって、もの凄く画質が悪いし、ある一定の方向でしか3Dに見えないし、とにかく不快であった。しかるにソニーがCESで発表した「視線認識型ライトフィールドディスプレイ」は凄い立体空間だ。
裸眼だが、解像感が高く、しかも見る位置が一定でなくとも、上からでも、斜め横上から様々な角度から見ても、まるでそこに本物の立体物があるような、見え方だ。CGに人物のテクスチャーを貼り付けたダンスの男女二人が踊っている姿が、実に自然なのだ。まるでリアルな小人が踊っているよう。レイトラッキング(光の当たる方向に応じて影をリアルに...
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「放送&配信時代の8Kはどうあるべきか?」 アストロデザインの鈴木茂昭社長に、これからの8Kの展望を聞く:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート22
6月13日〜14日、東京・大田区のアストロデザイン本社において、恒例の「アストロデザインプライベートショー」が開催された。8Kを始めとする超高精細映像技術がずらりと並ぶこの催しには、今年も多くの映像のプロが詰めかけていた。そんなアストロデザインの代表取締役社長 鈴木茂昭さんに、これからの高画質展開についてインタビューを実施した。常に“次”を見つめている鈴木社長の今年の展望とは。
麻倉 今年も「プライベートショー」にお招きいただき、ありがとうございます。アストロデザインさんは、これまでも8K技術の最先端を走っていました。先日開催されたNHK技研公開でも、アストロデザインとLGが技術協力した...