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HeadAmp Audio Electronics、ヘッドホンアンプ「Blue Hawaii Special Edition」ほか全3モデルを今秋より発売
「秋のヘッドフォン祭2018」で製品を間近に見られる
エミライは、今春に取扱いのアナウンスをしたHeadAmp Audio Electronics社のヘッドホンアンプ「Blue Hawaii Special Edition」、「GSX Mk2」、「GSX-mini」の続報を発表した。製品の発売は、Blue Hawaii Special Edition、およびGSX Mk2が2018年11月を、GSX-miniは2019年第一四半期を予定している。価格は、Blue Hawaii Special Editionは80万円台(アッテネーター版)/90万円台(ポテンショメーター版)を、GSX M...
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手のひらサイズの超小型USB DAC&ヘッドホンアンプ、FiiO「K3」の発売が決定。外でも自宅でも、ハイエンドクォリティを実現できる
エミライが新たに取り扱いをスタートしたFiiO Electronicsの新製品、デスクトップアンプ「K3」が発表された。現時点では発売時期・価格とも未定で、準備ができ次第同社の直販サイト等で取り扱いをスタートする。
FiiOでは、SNS等を使ってエンドユーザーの声を積極的に拾い上げており、このK3もそんなリサーチ活動の中かから生まれた企画だという。具体的には、普段からポータブル機器を楽しんでいる人が、自宅でも使い慣れたポータブル機器でハイエンドに音楽を聴きたいという要望に応えるべく開発されている。
基本的にはアナログLine入力、デジタル入力(同軸/光)、USB Type-Cを備えたUS...
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英QUAD、真空管式ヘッドホンアンプ「QUAD PA-One」を発表。高インピーダンスヘッドホンでも使える対応力を持つ
ハイファイシステムのプリアンプとしても使える
英QUADより、ヘッドホンプリアンプ「QUAD PA-One」が発売された。発売は10月27日、価格は¥298,000(税別)となる。
PA-Oneは、真空管を搭載したアナログ・デジタルの両コンテンツの再生に使いやすいヘッドホンプリアンプ。クラシックなQUADスタイリングを採用し、見た目にも楽しめる一台。
往年の名機を参考にして、慎重に選択されたハイファイ増幅バルブを搭載し、高インピーダンスのヘッドホンにも対応するほか、ハイファイシステムのプリアンプとしても使えるスペックを持つという。
フロントパネルは大きなボリュームとバランスコントロールを...
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コンパクトに自宅でも、外出先でもヘッドホンをいい音で楽しむ。ベイヤーダイナミックのDAC/ヘッドホンアンプ「Impacto universal」
ベイヤーダイナミック製のDAC/ヘッドホンアンプ「Impacto universal」(インパクトユニバーサル)が9月上旬に発売される。想定市場価格は5万円前後(税別)だ。
Impacto universalは、手持ちの音楽再生デバイスを手軽にハイレゾ再生機に変身させる、コンパクトかつ軽量なDAC/ヘッドホンアンプとなる。本体サイズは、W35×H65×D16mm/37g(バッテリーパック装着時)。
対応サンプリング周波数/ビットレートは最大384kHz/32ビットのPCMと、DSD 5.6MHzまで、搭載されたDACチップはESSの「SABRE9018Q2C SABRE32 Refere...
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【麻倉怜士のIFAリポート 2018】その09 超・超・超弩級デジタルオーディオプレーヤー兼ヘッドホンアンプ「DMP-Z1」は、ソニー・オーディオの牽引車だ
ソニーがIFAで発表したデジタルオーディオプレーヤー兼ヘッドホンアンプ「DMP-Z1」には、これまで体験したことのない音の凄みがある。
初めに、私のインプレッションから述べよう。きわめて微細なディテイルまで音の情報量が豊富だ。特筆すべきは低域から高域まで速度が揃っていること。一般に低域は遅れがちになるが、それが中高域と同じハイスピードで進行することは、驚異だ。
その結果、音の鮮明度がひじょうに高く、内声部までクリアーに見渡せる。ヘッドホンながら音場の広さと共に、細部の音像まで凝縮感を持ち、音の生命力、エネルギー感につながっている。音の粒が躍動し、まさに迸るような音楽的生命感が味わえる。
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FX-AUDIOのハイレゾ対応D/Aコンバーター&ヘッドホンアンプ スタンダードモデル「DAC-X5J+」は、¥5,980で発売中
ノースフラットジャパンから、FX-AUDIO-ブランドのD/Aコンバーター&ヘッドホンアンプ「DAC-X5J+」がリリースされた。定価¥5,980(税込)で、同社オンラインストアで販売されている。
DAC-X5J+は、3系統のデジタル入力(USB Type-B、同軸、光)を搭載。USB-B端子からは最大96kHz/24ビット、光・同軸デジタル入力は最大192kHz/24ビットのハイレゾ信号に対応する。なお各入力はUSB端子→光/同軸(光と同軸は排他利用のため、同時入力不可)の順番で優先される。
DACチップには旭化成エレクトロニクス製の「AKM4388A」を、USBデジタルオーディオイン...
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【レビュー】アステル&ケルンの小型アンプ「ACRO L1000」で本格デスクトップオーディオのススメ。ヘッドホンもスピーカーもこれ1台で楽しめる
ニュートラルな音調で分解能の高さも感じられる
コンパクトながらボリュウムノブを大きくあしらった外観が、製品としての意図をはっきり表している。アステル&ケルンの「ACRO L1000」は、デスクトップ使用に特化した小型アンプだ。DACチップは同社のハイレゾプレーヤー、AK380(生産完了)と同じく旭化成エレクトロニクス「AK4490」のデュアル配置で、4系統のヘッドフォン出力のほかスピーカー端子も装備している。
AKシリーズなどのポータブル機でハイレゾファイルを楽しんでいるけれど、そろそろ据置きヘッドフォンアンプが欲しい。できればスピーカーも鳴らしたい。そんな人にうってつけのモデルである。...
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【レビュー】ティアック「UD-505」はBulk Pet転送も可能な最先端のコンパクトDAC。しっかりとした輪郭表現で音はグイグイと前に出る
「UD-505」はDSD 22.6MHz、PCM 768kHz/32bitに対応する超ハイスペック機
長い間、本格的なオーディオ機器の寸法といえば「430mm幅」が基本だった。その常識を打ち破って高いセールスを叩き出したのが、2012年に発表のティアック「Reference501」シリーズだ。コンパクトな筐体に高い再生能力を宿した同シリーズのコンポーネントは、変化の速いデジタルファイル再生のスタイルに呼応するように進化を続けていた。
ここで紹介するのはシリーズ最新鋭モデル「UD-505」。本機は評価の高かったUSB DAC/ヘッドホンアンプの「UD-503」の基本設計をベースに、スペック...
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【レビュー】RME初のコンシューマー向けUSB DAC「ADI-2 DAC」を聴く。偏りのないフラットサウンドかつ微小信号の再現力に長ける
プロ向けの「ADI-2 Pro」をコンシューマー向けにリファインしたモデル
本機は、好評のプロ機AD/DAコンバーターの「ADI-2 Pro」を家庭用にモディファイしたバリエーションといえる存在。基本性能や機能はADI2Proに準じたものだが、近年のヘッドホン/イヤホン市場の隆盛を受け、ヘッドホンリスニングに関わる機能を強化しているのが特徴だ。
具体的には、イン・イヤー・モニター(IEM)で良好なパフォーマンスが得られるよう、低インピーダンスに最適化された3.5mmのヘッドホン・ミニジャックを装備した(ADI2Proでは、バランス接続に対応した標準ジャックを2基装備)。こうした仕様は、R...
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AKG、純A級動作のヘッドホンアンプ「K1500」を7月27日に発売。600Ωのハイインピーダンスモデルにも対応する
ヘッドホンアンプ「K1500」、3.5mm、6.3mmプラグを搭載
オーストリアのオーディオブランドAKG(アーカーゲー)から、A級動作のヘッドホンアンプ「K1500」が7月27日に発売される。価格はオープンで、同社公式通販サイト価格は¥59,880(税別)。
K1500は、デスクトップで使えるコンパクトなヘッドホンアンプで、純A級動作により全高調波歪率は0.002%未満という低歪を実現した製品。
イヤホン/ヘッドホンは、16Ωから600Ωまでの幅広いインピーダンス製品に対応し、同社プロフェッショナル用途のハイインピーダンス品も、十全に駆動することができるという。
接続端子は、アナログ音...
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MYTEKの最新DAC「Brooklyn DAC+」を速攻レビュー。モニター的な精細さと血の通った力強さを併せ持った逸品だ
米MYTEK Digital(マイテック・デジタル、以下MYTEK)が開発するプリ&ヘッドホンアンプ内蔵USB DAC「Brooklyn DAC」がグレードアップし「Brooklyn DAC+」(想定市場価格¥270,000前後)として6月下旬より発売される。いち早く聴く機会を得たのだが、外観や入出力端子といった基本仕様はそのままに、音質面において確実に進化を遂げていた。有機的でアナログライクな音質は、音源がデジタルソースであることを暫時忘れさせてくれたのだ。早速、詳細をお伝えしよう。
MYTEKはプロ用機器からスタートした硬派なブランド
MYTEKはニューヨークに本拠を置くプロ用レコー...
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Astell&Kern「ACRO L1000」はデスクトップオーディオの楽しみを凝縮した複合アンプだ。ヘッドホンで、イヤホンで、スピーカーで聴きまくれ!
Astell&Kern(アステル&ケルン)の「ACRO L1000」は、デスクトップ・リスニングに特化したUSB DAC/ヘッドホンアンプ/プリメインアンプの複合モデル。たとえば同社AKシリーズなどのDAPを使ってポータブルオーディオを楽しんでいる人が、そろそろ自室に据置きのオーディオシステムを用意したいと思った時、最初のとっかかりになってくれそうな1台である。
まず特徴的なのはその外観だ。デスクトップで使われることを考え抜いたデザインとサイズ感。もっとコンパクトなモデルはたくさんあるし、天面にボリュウムホイールがあしらわれたデザインもこれが初めてというわけではないが、ほどよい存在感と理...