執筆陣
エリプソンのスピーカーシステム「Horus 6B」「Horus 11F」。価格を超えた大きな価値を追求。重く厚みのある音に魅了された【ハイコスパをねらえ!一点突破のグレードアップ術】
オーディオメーカーとして、60年以上の輝かしい歴史を誇る仏エリプソン。同社が手がけてきたスピーカーシステムの最大の特徴は、独創的なデザインと、高い技術に裏付けされた確かなサウンドにある。
長い歴史の中で、ひときわ存在感を放つのが、1953年にお披露目されたドライバー内蔵の球体スピーカーBS50だ。効率的かつ審美的なフォルムで、上部にはサウンドリフレクターを配置。金属製の細い三脚で支えられ、あたかも宙に浮いているかのようなシルエットが特徴的だ。
このカタチはエンクロージャー内での干渉を抑えるひとつの回答だったわけだが、エリプソンではこの技術をさらに発展させ、スピーカー(箱)自体が発生するノ...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2021】サラウンドシステム部門
昨年から本部門では「なんらかの方法でサラウンドを再生する」コンポーネント/システムを対象としている。ベストワンに見事輝いたのはイクリプスのTD307THMK3。スピーカー部門Iで同点ベストワンに輝いた新型小型機を5.1chパッケージにした新製品だ。以下、ビクターのワイヤレスヘッドホン、エラックの5.1chパッケージシステムが続く
第1位:イクリプス TD307THMK3
¥225,000(セット)+税
入力された信号をあるがままに再現できるスピーカーを目指した、イクリプス最新モデルTD307MK3による5.1chパッケージ。エッグシェル(卵殻)コンストラクションを踏襲しつつ、ドライバー、...
執筆陣
【HiVi冬のベストバイ2020】スピーカー部門(1)〈ペア10万円未満〉
価格的にもっとも広範囲で、かつ細分化された製品を取り扱うことになるスピーカー部門。ペア10万円未満から200万円以上のモデルがそれぞれの価格帯で推薦される。それほど動きの激しい分野ではないものの、モニターオーディオやソナス・ファベールなど定番製品の新モデルが登場。早速上位にランクインしている
第1位:エラックDBR62
¥80,000(ペア)+税
エラックのエントリーライン、Debutシリーズの上位モデル。シルクドームトゥイーターと、アラミドファイバーコーンのウーファーによる2ウェイシステムで、扁平なスリット状のバスレフポートが特徴的だ。家具調のウォルナット模様のエンクロージャーはなかな...
執筆陣
【HiVi冬のベストバイ2020】サラウンドシステム部門
今年からは「なんらかの方法でサラウンドを再生する」コンポーネントをこのサラウンドシステム部門の対象としている。一体だけでサラウンド効果を得られるサウンドバーのほか、5.1chのホームシアターセットがこれにあたるが、ベストワンを獲得したのはサラウンドを再生できるヘッドホンXP-EXT1
第1位:ビクターXP-EXT1
オープン価格(実勢価格10万円前後)
「エクソフィールド」と呼ぶビクター独自の音場処理技術を応用し、ドルビーアトモスやDTS:Xなどのオブジェクトオーディオに対応した、ワイヤレスヘッドホン。ヘッドホンを装着しての測定を必要とするが、誰でも簡単に行なえるようになったことで一気に...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2020】スピーカー部門(1)(ペア10万円未満)
第1位:エラック Debut B5.2
¥55,000(ペア)+税
スピーカー部門Iは激戦価格帯ゆえに甲乙つけがたい魅力機が乱立する。何とも華やかで頼もしいエントリーゾーンだ。ベストワンに推した本機、やはり魅力はその音。小型だがしっかりしたファンデーションと濃いめの中高域による、スムースレスポンスの描写タッチが好ましい。意匠的には後壁を気にすることなく設置できるバスレフポートの前面配置が特徴的。ボトム再生へのこだわりを想う。音も使い勝手もプライスも、三拍子揃ったおススメの一品だ。(亀山)
メーカーサイトへ >
関連記事を見る >
第2位:KEF Q350
¥68,000(ペア)+税
KE...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2020】サラウンドシステム部門
第1位:エラックCINEMA 30
¥295,000(セット)+税
アルミ押し出し成型されたエンクロージャーに独自開発の同軸ユニットを組み込んだ人気スピーカー、BS302を5本に、BASHテクノロジー装備のサブウーファー、SUB2030を加えた5.1chシステム。スムーズな空間の拡がりといい、明確な定位といい、まさしく300ラインの血統を感じさせるサウンドで、各チャンネル間のつながりは完璧。雑味のない、生きのいいサウンドは健在で、期待値を大きく超えたクォリティ感である。(藤原)
メーカーサイトへ>
関連記事を見る>
第2位:シャープ 8A-C31AX1
オープン価格(実勢価格10万円前後...
執筆陣
【HiVi冬のベストバイ2019】マルチチャンネルスピーカー部門
エラックCINEMA 30とイクリプスのTD307THMK2というマイクロスピーカー5本とサブウーファーを組み合わせたパッケージが連続でベストワンおよび第2位を獲得。いずれも単品販売されているスピーカーを5本組み合わせているので、ドルビーアトモスやDTS:Xなどのイマーシブサウンドにも拡張対応しやすい
第1位:エラック CINEMA 30
¥295,000(セット)+税
アルミ押し出し成型されたエンクロージャーに独自開発の同軸ユニットを組み込んだ人気スピーカー、BS302を5本に、BASHテクノロジー装備のサブウーファー、SUB2030を加えた...
執筆陣
【HiVi冬のベストバイ2019】スピーカー部門(1)〈ペア10万円未満〉
もっとも広範囲な製品を取り扱うのがスピーカー部門。ペア10万円未満から200万円以上、場合によってはペア1000万円を超える製品がランクインしている。シンプルな小型2ウェイから、大型フロアースピーカーまで、実にバラエティに富んでいる。各部門 のベストワンは、エラック、クリプトン、ソナス・ファベールの3強が独占した格好だ
第1位:エラック Debut B5.2
¥55,000(ペア)+税
スピーカー部門(1)は激戦価格帯ゆえに甲乙つけがたい魅力機が乱立する。何とも華やかで頼もしいエントリーゾーンだ。ベストワンに推した本機、やはり魅力はその音。小...
執筆陣
フランスの老舗ブランド/エリプソンによる新型スピーカー「Prestige Facet 24F」
エリプソンのプレステージ・ファセット24Fは背の高いフロアスタンディング機で、設置面積は意外に小さい。まとまりの良い音を聴かせてくれたスピーカーだが、ペアで30万円という入手のしやすいプライスタグに驚いた。
エリプソン 「Prestige Facet 24F」¥300,000[ペア] (税別)
●型式:3.5ウェイ4スピーカー・バスレフ型
●使用ユニット:ウーファー・21cmコーン型×2、ミッドレンジ・17cmコーン型、
トゥイーター・2.5cmドーム型
●インピーダンス:6Ω●感度:93dB/W/m
●クロスオーバー周波数:350Hz、600Hz、3.8kHz
●寸法/重量:W245×...
執筆陣
【HiVi夏のベストバイ2019】スピーカー部門(1)〈ペア10万円未満〉
ペア10万円未満のエントリーから200万円以上のハイエンドまで、もっとも幅広い価格帯の製品をランキングするのが、スピーカー部門。各部門とも多種多様な製品が顔を揃え、定番スピーカーから、ニューモデルまでバラエティに富んだ結果となった。結果を俯瞰してみるとエラック、クリプトン、ソナス・ファベール、ピエガなどのおなじみの定番ブランドの強さが際立っている
第1位:セルサス・サウンド SP-One/P
¥52,000(ペア)+税
カーボンファイバー製ウーファーと、ソフトドーム型トゥイーターの組合せによる2ウェイ。私が関心を抱いているのはエンクロージャー構造で、高密度の竹材を積層構造とした2重空洞に...